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「ありがと女王様」

「それはこっちのセリフじゃよ。最初は悪党とおもっんじゃがな」

「あははは、そんなこともあったねー」

 

 なんか遠い日のことのようにリファーちゃんと人魚の女王様は言ってるが、そんな遠い日のことじゃない。寧ろ数時間前くらいのことだ。

 まあ色々とあって共闘する事になったわけだけど、おかげで互いのわだかまり? というか疑いは晴れたみたい。まあ協力し合ったもんね。その中で、人魚の女王様も「あれ? こいつら別に敵対してるわけじゃないのか?」――とか思ったんだろう。でも実際……実際ははっきり言ってこっちは目的を果たしてるし、彼等の貴重なエネルギー? を私は既にもらってる。

 これってきっと人魚の女王様は気づいてないよね? 気づいてないと思う。だって見た目……そう見た目扉に変化はないからね。

 そもそも泉の町で投獄されたのも誤解みたいなものだったわけだけど、なんか成り行き? で目的を果たしてしまった。私たちはこの世界にサンクチュアリを求めてやってきた。

 まあまだサンクチュアリ事態を手にれたわけじゃない。そして泉の町で投獄されたのはこの街の宝とか、目の前の人魚の女王様を狙うかもしれない……とかだったはず。

 

 まあメインは今や白くなってる黒かったなにか……を攻撃したから……ではあった。いやいや、元からこんな風に、こんな風に神々しいと言える姿なら、きっとリファーちゃんもミレナパウスさんも手を出さなかったと思う。でも最初に襲ってきたのがアジュージャーでその次にやってきたのが全身真っ黒な靄というか? 墨に包まれたなにか、だったんだよ?

 それは攻撃するよね。最初から今の姿ならリファーちゃんだって空気読んだよ。


 まあそれは今はいいけど……


「それで考えたんじゃが、お主達なら、もしかしてこの扉をちゃんと開く事ができるんではないのか?」


 戦いを経て、私たちは……というかリファーちゃんやミレナパウスさんと和解できた。だからこそ、人魚の女王様の提案。それはとても嬉しいことだ。けどその時、なんの考えもなくリファーちゃんがこういった。


「もちろん! だってジーゼ様は凄いから! 今だってあの扉の穴からでてたエネルギーをずっと取り込んでるよ!」

「ん?」


 リファーちゃーーーん! それは言っちゃまずくないかな?


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