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 リファーちゃんの拳が突き刺さって、アジュージャーが震える。勿論さっきまでのようにまるで内部にバイブレーションが仕込まれてるみたいな? そんな振動を繰り替えすような震え……ではない。

 その痛みで大きく体をねじれるように震わせてるのだ。でもそれが悪かったと言える。なにせリファーちゃんの力は時空間に干渉する力だ。

 時空間の力に防御力なんてのは意味をなさない。いくらアジュージャーがその身を強固な鱗で包もうとも……だ。だからこそリファーちゃんの細腕がなんの抵抗もなくアジュージャーの体に突き刺さった。でもそれだけなら、こんなことにはならなかっだろう。

 こんな……体が上下に分かれるような……さ。グロいことにはならなった筈だ。本当ならリファーちゃんもここまでする気はなかったとおもうし……


「あっ……」


 なんかそんな反応してるからね。そもそもがアジュージャーとリファーちゃんとではとても大きさが違うわけで……リファーちゃんの腕がささったとしても、それは私たちに植物のトゲが刺さるようなさ……本当ならそんなくらいのはずだった思う。

 確かにトゲが刺さったらいたい。じんじんするし、トゲを取るまでは気になる。でもだからってトゲが刺さったからって人間は上下に分かれたりしない。そんな事は絶対にないだろう。

 でも……人間よりも数十倍は大きいアジュージャーがその小さなトゲによってその体が分かれてしまった。ありえないことが起きた。

 まあどうやらまだアジュージャーは生きてるみたいだけど……流石にエネルギーが膨大なだけはある。体が真っ二つになったくらいでは死ぬことはないみたい。

 いや、このままだと死ぬだろうけどね。リファーちゃんは流石にここまでやる気はなかった。でも、その空間の切断……それが予想外に広がった? というか、空間は線というか面? いや繋がり? だからかな? アジュージャーが変に動かなければ、その攻撃は小さなトゲですんだはずだ。

 でもアジュージャーがその体をねじったせいで、リファーちゃんが刺しこんだ空間の亀裂。それの繋がりが予想外に範囲を広げた。ねじりが繋がりに影響を与えたって感じだね。

 それのせいで空間の連鎖崩壊? が起きて、結果がこのざまである。

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