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リファーちゃんの数倍はデカいアジュ-ジャー。だからその質量が目の前に迫ってくる……となると、かなりの迫力があったはずだ。その証拠に人魚の女王様はかなりビビってた。まあなんか姿形も変わって凶悪になってるしね。
リファーちゃんたちよりもアジュ-ジャーの危険性というか? そういうのを人魚の女王様はわかってるだろう。だからこそ、より恐怖が具体的だったんだろう。リファーちゃんは負ける気なんてないからね。だからワクワクはしても、恐怖は感じないみたいだ。
強いやつにあったらきっとよりワクワクすることだろう。そんな子である。純粋なのだ。そしてそのリファーちゃんはこの強くなったように見えるアジュ-ジャーに対抗する気満々である。その細い腕を迫ってくるアジュ-ジャーに向ける。
流石に真正面から……はまずいような気がするけどね。でもリファーちゃんはそこら辺気にしてない。だって二人はかなりの大きさが違うからね。そうなると確かにリファーちゃんの腕がアジュ-ジャーの鱗を貫通して腕が刺さったとしても、その大きさの差で勢いでそのままリファーちゃんたちは吹き飛ばされると思う。
それこそ……一撃でアジュ-ジャーを葬り去れば違うだろうけどね。できるか? 普段のリファーちゃんなら……サンクチュアリのエネルギーの影響がないただの水中ならそれもできたと思う。でも今は……けどどうやらそんな事態ではなかったようだ。
「んんー!?」
リファーちゃんはその拳がアジュ-ジャーの体に突き刺さるものだと思ってた。でもその拳はアジュ-ジャーの体に触れた瞬間弾かれる。時空間を操ることが出来るリファーちゃんの拳は相手の耐久度、防御力……それらをまるっと無視出来るはずなのに……それなのに何故か弾かれたんだ。当人のリファーちゃんだけじゃなく、見守ってる私も流石に驚いた。
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
一撃必殺だったはずの拳を弾かれてしまったリファーちゃん。正面から迎え撃とうとしてたから逃げ場なんてなかった。でもそこは人魚の女王様が頑張った。女王様が出しちゃいけないような? そんな腹の底から出してるような声を出してアジュ-ジャーの体を旋回するようにして、なんとか紙一重のタイミイグでリファーちゃんを抱えて人魚の女王様が回避してくれたのだった。




