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 私はこのコクピットで目覚めてこの方、ここからでたことがない。この場所から……というか、この水槽のようなものから一歩だって私は出れない。でも空間転移なら……いや、そのさらに上の時空間転移なら望みはあると思う。

 まあでもそれが出来るのか? は怪しくはあるよ。実際ただ転移するってわけなら、出来そうではある。でもそれをしていいのかどうか……は別問題っていうか? だって私とG-01って互いに補完し合ってる関係だ。どっちがどっちにおんぶに抱っこなのかと最初は思ってた。

 それこそ私はG-01という機械によって生きさせられてるんじゃないかってさ。だって考え見て欲しい。私は食事はしないし、排出物だって最低限だ。そしてそれも別にぼとぼととこの水槽におとしてるわけじゃない。

 なんかちょっと催した時はなんか勝手に吸い取られるっていうか? わかんないけど実際の所、私はこの体になって排出ってしたことないんだよね。それに体だってなにかずっと綺麗なまま。

 髪とかも普通は生きてるだけで体って汚くなっていくものじゃないだろうか? 垢とかがでてくるじゃん。それに髪だって洗わなかったらそのうちゴワゴワとしてきて長いとそれらが絡まってとんでもないことになる……筈である。

 でも私の体はずっと綺麗だ。舐めてみてもしょっぱいとかない。寧ろなんか甘い。髪だってずっとサラサラだ。まあ実際体は時々めっちゃ細かなシャワーというか? 霧? みたいなのが体に吹きかけられるからね。それで綺麗にしてるんだと思う。でもアワアワにされるとかはない。

 数十秒霧に包まれたそれで終わり。数秒後には水気もなくさっぱりするっていうね。タオルで拭くとか、風を吹きかけてかわすとかそんなのは一切ない。まあつまりは私の生命維持はG-01に依存してるってことだよ。だって普通の生命がする代謝とかだってG-01に依存してるからね。

 それだけ見たら私がただだだG-01によって生かされてるって感じるだろう。でもG-01も私という存在が必要みたいなんだよね。一体何を私がG-01に与えてるのか? 実際ほとんどないけど、G-01は私がここにいるから動くことが出来る。

 私はG-01を起動させる鍵であり、そして私の脳は……


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