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 そこそこの脳の領域、それを使って私はリファーちゃんが転送してるエネルギーと私のG-01のエンジンであるユグドラシルドライブをつなぐ道を構築する。

 こんなのはG-01の機能を使うのが簡単ではある。今やG-01のサポートAIだったアイは独立してしまってるけど、簡単な質問には答えたりそもそもしてくれるんだよね。

 それに私もずっと休まずにG-01のマニュアルを読みこんでるわけで、かなりもう読み込んでるからね。いろいろと知識は増えてるのだ。

 そして一度読んだ奴は私の優秀な、そう優秀な脳は忘れることはないし、簡単に引き出すこともできる。なんでも覚えてなんでも思い出せるっていうね。前世の事はうまく思い出せないけど、今覚えた事はどうやら忘れないようだ。やっぱり普通の人間じゃないってのが大きいのかもね。


 私はG-01の機能には頼らずに、自分で考えてこれまでの読んできたマニュアル、そして解析してきたリファーちゃん空間転移。時空間のそれも私は使う。だってロスってあまり出さない方がいいよね? 

 空間とか次元をつなげるってのは難しい。それはそうだよね? だって簡単ならだれもが利用するだろう。だって便利だし? 空間や次元を自由自在に操れるのなら、それこそ距離とか、それこそ世界の隔たりとかさ……そんなのがなくなるようなものである。

 でも世界はそうはなってない。世界は一つ一つ独立してる。だからそんな簡単に利用できることじゃない。でも私にはそれを利用できる条件がそろってる。知識もあって、それを使えるようにする材料だって作れるのだ。


 一番の問題はこの亀の甲羅の世界の空間を超えることが簡単じゃないってこと。でもそこはごまかすことにした。すでに私はプレーンなドローンならこの世界に投入できる。けどそれには二つの世界の隔たりを超えないといけない。

 それは本船からこの亀がいる世界が一つ。それからこの亀がいる世界から亀の甲羅の世界へがもう一つだ。簡単に言うと二つの世界を超える道が必要になるって事。けどそれだけじゃ困る。

 私じゃなくリファーちゃんがね。だから工夫が必要だろう。それをやらなといけない。

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