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私が作り出した転送装置は人魚がツボを担いだような? どっかで観たことありそうなやつだ。私の記憶がそんな物を作り出してしまったよ。実際必要なのはツボ部分だけだ。下の人魚の部分はいらない。正直に言えばね。
けどなんか壺だけじゃあね。いや、そもそもが人魚の部分を作らなかったら、転送装置がツボになることもなかったわけで……これは逆算的には人魚の部分があったからこそ、この素晴らしい造形になったといえるんじゃないだろうか?
とかなんとか考えつつも、私はその壺を稼働させる。まずは人魚の銅像の目がカッと輝く。嫌なんで? って思うかもしれなぽが、しかたない。そういう仕様なのだ。そしてそれから壺のキュッと絞った部分? そこが赤くリング上に光った。そして内部では様々な反応が起きる。それは世界を超える反応である。まあけど簡単じゃない。なにせこの亀の甲羅の背の世界は断絶してる。
だからこそドローンを送るのだって大変なわけで……それらの仕組みを超えて、ユグドラシルドライブに直接的にそこを接続しないといけない。でも大丈夫。データは既にある。それに空間転移とか、次元転移とかの参考資料は豊富にあるからね。
理論としては私の中には知識としてもとからあった。そうG-01である。G-01には色々な知識が元から入れられていたからね。知識としてどういう原理でそれがなされるのか? それは理解できないまでも知ることは出来た。
でも頭でわかっててもそれを実践できるかは違うよね? なんだってそうだ。頭で理解したとしても体はついていかないってのはよくあること。でも私にはお手本がいた。そうリファーちゃんである。リファーちゃんは息をするように空間転移を発動できる。それはもう芸術の域……きっと他に空間転移とか魔法が発達してる世界にとかにいったらリファーちゃんはおどろかれるんじゃないだろうか? と思えるほどにその御業はすごい。
リファーちゃんがあんなだし? それに本人もそれが当たり前ですごいことをしてるって思ってないから私たちの間では「ふーん」ってかんじだけどさ、実際アホみたいな神業だからねあれ。きっと世界が違えばリファーちゃんは国で保護されたりするべき立場になると思う。
まあけど今は私たちの仲間だからね。そんな特別扱いはしない。いくらだってその転移を使っていい。そして私はそんなリファーちゃんの神業を観つづける事で分析し、知識だけではわからない部分を保管することで理解まで出来たと思う。
それに今回は一方的な道路を作るだけでいい。そこまで難しいことじゃない。なのでちょっと自力で頑張ってみますかね。




