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「よし、分解!」


 私はそう言ってドローンのそこそこの数をバキャ––と分解させた。私の号令一つでそこそこいたしドローンがドローンの形を保ってない部品となった。現地の素材も使うけど、今回は流石にはいつも使ってる技術レベルのものが必要だ。なにせリファーちゃんの転送してるエネルギー、それを更に転送しないといけない。しかも次元と空間を超えない行けないんだよ? 世界だって超える。それには流石にね。現地の素材だけでは難しい。

 けどその転送装置をここに持ってくることもできない。なにせここは亀の甲羅の世界。そして外の世界とは隔絶してる。ドローンは送り込める様になったけど、流石に転送装置となると……ね。しかもそれは想定してなかったし? いろいろなドローンのパターンを送り込むために解析とかやってた。だからそれをいきなり転送装置の方に切り替える……というのはなかなか難しいのだよ。

 そういうわけで、ずっと送り込んでて、更にはちゃんとした母船の方で作り出してるドローンというのはちょうどよかった。しかもこいつらは工場生産で常に作り出してるプレーンなドローンである。いくらでも代わりはある。

 なのでいくらかのドローン分解して、それらを材料にすることはとても合理的なのだよ。私は現場にいるドローンたちを集団的に運用するために一斉に制御権をとる。いつもは基本的に自立させてるからね。

 けどここは私がやる。そしてドローンに転送装置の設計図をインストールする。細分化したそれを分解したドローンの素材を使って形作っていく。一斉にドローン達の機能を使って分解製造、鋳造・精錬……特殊な磁場が周囲に展開してる。ドローンたちによって作られてその中で様々な工程が進む。分解されたドローンの残骸をそのまま使って設計図の転送装置を作り上げるなんてのは無理だ。

 だって形全く違うし? そうなると色々と変化させないといけない。だからそれをやるためにこの磁場を形成し、そしてそれによって私が好んで使ってる素材、それが反応をする。普段はそれこそ鉄というか? それに近しい強度を保ってくれてるが、特殊な磁場に反応して、その素材は柔軟性を持つのだ。

 G-01がエネルギーを使って色々なものを瞬時に作り出せるのだってこういう素材があってこそである。不定形の水流のようになってるドローンの残骸。それを集めて、次第にくみ上げることでそれは形へとなってく。

 そして造られたのは人魚が大きなツボを肩に背負ってるような……そんな見た目のオブジェだった。ちょっとこの世界に合わせてみました。

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