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 アジュージャーの奴は動かなかった。いくらやっても何故かそこにどっしり構えて動きそうにない。こうなったら泉から続く道を利用することはできない。いくら頑張ってもドローンでは水中で水中特化型の魚の形してるアジュージャーに勝てるわけないしね。

 とりあえず別のアプローチの方に期待しよう。とりあえず今はリファーちゃんが外に転送してるエネルギーの方が問題だ。大量のエネルギーはまるで雪のように上空から地上へとふりそそいでる。

 綺麗だ。それはとてもきれいな光景だろう。なにも知らなかったら、その特殊な雪に向かって走り回ると思う。それにそれはエネルギーだからね。この世界を形作ってるエネルギーだ。多分だけど、それを取り込んだから元気になるとか、あるんじゃないだろうか? でもそれは少量取り込めば……だ。

 最初はきっと成長が促進されたり、元気になったりすると思う。けどずっとこの雪が振り続けるとそういう段階は次第に超えていくだろう。過剰なエネルギーは体のバランスを崩し、生態系だって破壊していくだろう。まあこの世界にはそんなに思い入れがあるわけじゃない。

 けど、だからって座して世界が壊れるさまを見たいわけでもない。だからどうにかする気はある。つまりはこのエネルギーを私が受け取ればいいのだ。ある程度既にでちゃってるが、まだまだこの程度は元気になる程度だから問題なんてない。

 とりあえず元気になる程度の内に、こっちに転送するようにしないと。


「けど、このままじゃあリファーちゃんが動けないよね?」


 それはまずいんでばないだろうか? あの黒い何かも一緒に飛ばしたといえ、きっともどってくる。それにまだ大量の男人魚がいるしね。動けないリファーちゃんをいまはミレナパウスさんとかが守ってる。人魚の女王様? 彼女は戦力にはならないから。男人魚はどうにかなる。

 ミレナパウスさんだけでね。でもあの黒い何か、それにアジュージャーとかが参戦したら、ミレナパウスさんだけでは厳しい。とりあえず私はドローンをリファーちゃんが出してるエネルギーの周囲に集める。この亀の甲羅の世界……そこに送り込めてて地上にいて遊ばせてた数をありったけあつめた。

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