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 合体してた男人魚達。それらをやり過ごして黒いなにかへと迫ったリファーちゃんと人魚の女王様。今や穴から溢れてきてるエネルギーを大量に取り込んで取り込んで……そして限界を超えてる黒いなにか。

 その限界を伸ばすためにも奴はぽんぽんと卵を生んでそこから男人魚が生まれてる。そして黒いなにかは直接的に穴からエネルギーを取り込んでる訳で、その周囲は当然だけど、一番濃いエネルギー空間というか? 濃度が高い。男人魚から溢れてるエネルギーでもミレナパウスさんやリファーちゃんの攻撃は減衰させられてた。それよりも黒いなにかの周囲は濃度が高い。そうなると、リファーちゃんの攻撃……それは……とかおもったけど、後続から追いかけてきてる男人魚達の攻撃を自身とそいつ等の間の空間をねじる事で断絶させたリファーちゃん。

 でも流石に黒いなにかをどうにかするには黒い何かに直接叩き込むだろう。事実、リファーちゃんはなるべく人魚の女王様に近づいてモらって、それから更に近づく為に人魚の女王様によってリファーちゃんはその体を投げられてた。

 それによってリファーちゃんはより黒い何かに近づいてその黒い何かにその細腕を差し込む。直接の直接……そう、リファーちゃんはゼロ距離で攻撃を叩き込もうとしてる。


 確かにあれなら……あれなら効く? わかんないけど……


「んんんんんんーーーー!!」


 差し込んだ瞬間に、リファーちゃんの力が膨れ上がったのを私は観測した。その力を思いっきり発動した……筈だ。膨れ上がったリファーちゃんの力。いつもならリファーちゃんは一瞬でその力を使う。なにせ時空間を自由にリファーちゃんはあやつる。

 そして大抵の存在が時空間には干渉できない。だからこそ、リファーちゃんの力はリファーちゃんの独壇場だった。ミレナパウスさんの魔法は原理は違ったとしても、「魔法」としてはいろいろな世界で見られる。

 だからミレナパウスさんの独壇場とはならない。魔法の仕組み? は違ったとしても、その世界で確立された魔法とかあったりするからね。でも時空間となるとそうもいかない。大抵の世界ではそこまで進んでないからだ。

 それだけ時空間への干渉というのは難しい。だからこそ、どこも対策なんてしてない。ここの黒い何かとか男人魚だって別に意図的に時空間対策をしてるわけじゃない。たまたまだ。

 たまたま、自身にそぐわない、その身以上のエネルギーを得たからこそ、それが予想外にリファーちゃんの時空間の力を妨害してる。けどそれも直接リファーちゃんが時間をかけて使うとなったら……丁寧に発動するとなったら……防ぎようは……ない!!


 そう、次の瞬間黒いなにかがそこから消えた。

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