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寿命が定まったやつがその寿命を延ばすために何をするのか……男人魚たちはなんとかかんとかその有り余るほどのエネルギーを使って使って使いまくろうってことで絶えずリファーちゃんゃミレナパウスさんに攻撃を続けた。でもそれでは通用しない。
だから奴らも考えたんだろう。それに無駄に多くなりすぎて、この場所ではそろそろ移動もままならなくなりそう。だからだとおもう。
ばごっ!!
そんな風になんか近くの奴を男人魚が殴った。そしてそれに触発されて、それは電波していく。
「んん?」
「んんーんんー!!」
何をやりだしたのか、ミレナパウスさんもリファーちゃんもわかってない。私もわかんないよ。確かにかなりぎゅうぎゅうになってきてたし、周囲の同胞が邪魔なのはわかる。でもさ……殴る? 暴力しかないのか? いや、奴らには暴力しかなかったわ。だって奴らには頭部はあっても、そこに顔はない。鼻も口もないからね。
コミュニケーションがね。とれない。けど同じ生まれだし、なにかつながり? があってもおかしくないけど。彼ら男人魚にしかないチャンネルとかさ……あるかもしれない。さすがにそういうのはG-01でも傍受はできない。だから実はとてもおしゃべりだったとかあるかもしれない。
まあだからってこっちにはなんの関係もないんだけど。それにそれでもいきなり乱闘を始めるのは……ね。そんなことを思いつつ引いてると、ある程度一方的にボコられてた方がなんか吸収されていった。拳が貫通して、その腕に取り込まれるように、吸い込まれていった。そしてさらに別の男人魚を……取り込んだらさらに別の……という感じでそいつは男人魚を取り込んでいって大きく、そしていびつになっていった。
きっと二つの腕だけじゃ、効率が悪いと感じたんだろう。頭が一つ、尾は一つ、だけど、腕はその体に大量に……そんな風にいびつな化け物……それが出来上がってた。それはほかのところでも同じような存在ができてる。
それで少しこのこの空間に余裕ができる。でも……黒い何かは今も生んでるからね。すぐにまた補充されるだろう。そうなったら、この合体した男人魚が取り込むか、あふれる……今度は次々とこの化け物が増えることになるだろう。
「んんんー!!」
素早く動くのはリファーちゃんだ。人魚の女王様の肩にしがみつく彼女。その手は……なにやらうまくみえない状態になってる。そこだけ蜃気楼が起きてるような……そんな感じ。そんな手をすれ違いざま、リファーちゃんは降りぬいた。




