表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1716/1731

258

 寿命が定まったやつがその寿命を延ばすために何をするのか……男人魚たちはなんとかかんとかその有り余るほどのエネルギーを使って使って使いまくろうってことで絶えずリファーちゃんゃミレナパウスさんに攻撃を続けた。でもそれでは通用しない。

 だから奴らも考えたんだろう。それに無駄に多くなりすぎて、この場所ではそろそろ移動もままならなくなりそう。だからだとおもう。


ばごっ!!


 そんな風になんか近くの奴を男人魚が殴った。そしてそれに触発されて、それは電波していく。

 

「んん?」

「んんーんんー!!」


 何をやりだしたのか、ミレナパウスさんもリファーちゃんもわかってない。私もわかんないよ。確かにかなりぎゅうぎゅうになってきてたし、周囲の同胞が邪魔なのはわかる。でもさ……殴る? 暴力しかないのか? いや、奴らには暴力しかなかったわ。だって奴らには頭部はあっても、そこに顔はない。鼻も口もないからね。

 コミュニケーションがね。とれない。けど同じ生まれだし、なにかつながり? があってもおかしくないけど。彼ら男人魚にしかないチャンネルとかさ……あるかもしれない。さすがにそういうのはG-01でも傍受はできない。だから実はとてもおしゃべりだったとかあるかもしれない。 

 まあだからってこっちにはなんの関係もないんだけど。それにそれでもいきなり乱闘を始めるのは……ね。そんなことを思いつつ引いてると、ある程度一方的にボコられてた方がなんか吸収されていった。拳が貫通して、その腕に取り込まれるように、吸い込まれていった。そしてさらに別の男人魚を……取り込んだらさらに別の……という感じでそいつは男人魚を取り込んでいって大きく、そしていびつになっていった。

 きっと二つの腕だけじゃ、効率が悪いと感じたんだろう。頭が一つ、尾は一つ、だけど、腕はその体に大量に……そんな風にいびつな化け物……それが出来上がってた。それはほかのところでも同じような存在ができてる。


 それで少しこのこの空間に余裕ができる。でも……黒い何かは今も生んでるからね。すぐにまた補充されるだろう。そうなったら、この合体した男人魚が取り込むか、あふれる……今度は次々とこの化け物が増えることになるだろう。


「んんんー!!」


 素早く動くのはリファーちゃんだ。人魚の女王様の肩にしがみつく彼女。その手は……なにやらうまくみえない状態になってる。そこだけ蜃気楼が起きてるような……そんな感じ。そんな手をすれ違いざま、リファーちゃんは降りぬいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ