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「これって、時間をかせげれば奴ら瓦解する?」
私が見つけた男人魚達の崩壊。どうやらそれを止めるすべを奴らはもってない。そもそもがあの扉の穴から常に大量のエネルギーがでてるんだ。それが止まるかどうかしないと奴らにはつねに過剰のエネルギーが供給され続けることになる。
てかエネルギーに耐えられずに崩壊するのなら、そもそもが相手にする必要だってないんじゃない? だってミレナパウスさんやリファーちゃんがなにもしなくったって男人魚は自然と崩壊するんだ。奴らの命は短くて儚い。それがわかった。
ならば奴らを無視して……って出来ないから問題なんだけどね。それが出来たらやってるよね。なにせあの狭い……実際は狭いわけないが、黒いなにかが男人魚をボンボンと生むせいで実質あの空間は狭くなってる。密度ってやつがね……ヤバいのだ。確かに男人魚は短時間で崩壊する。
その生がなんだったのか? という感じでね。彼等の一生はとてつもなく短い。どうやら一体が十分前後? そのくらいしか活動できないみたいだ。まあでも戦闘で十分は充分に長いともいえる。それに黒いなにかはポンポンと生んでるわけだしね。数が減ったように見えなくて、増えてるのはそれでも供給するスピードのほうが多いからだ。それに奴らはなんとか力をいっぱい使ってエネルギーを体から発散することで延命を狙ってる。
いや、実際は延命を狙ってるのかはわかんないよ。けど奴らってそもそもが攻撃に飛び込んでいってる感じもあるんだよね。仲間を守ってる? とか思ったけど、そうじゃないのかもしれない。
だって奴らは体の修復にだってエネルギーを使う。ダメージを修復するってのはかなりのエネルギーを要するものだ。下手な攻撃なんかよりも回復ってのは複雑でそれだけ複雑な事を無理やり行うとなると、当然多大なエネルギーを消費するものだ。
「普通なら効率を求めるのに、それを奴らしてないもんね」
奴らは豊満なエネルギーがある。そして奴らはその豊満なエネルギーによって寿命が削られてる。だからこそ、湧いてでてくるエネルギーを節約なんてするわけない。寧ろどうやって大量に消費しようってしてる感じ。そこで回復だ。ただ攻撃をするよりも多大なエネルギーを使える。
重傷なら重傷なほどにいい。そして傷に大量のエネルギーを突っ込む。効率? なんだそれ!? で突っ込む。それで無理やり直せるのだ。普通は出来ないよ? いくら世界の内側にいた頃よりもミレナパウスさんの魔力が膨大に増えた今でも、ミレナパウスさんはつねに効率って奴を意識して魔法を駆使してる。
それはいくら膨大になろうと無限――ではないからだ。でも……奴らは違う。実際無限……かはわかんないが、奴らは、自重なんて言葉なんてしらねえ! って感じでエネルギーを使いまくってるんだ。




