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010⚫️なんだ、これ?!
さあ、今日も教えてもらうぞ!
「ねえ、副長。もし、思い切りサンドバッグにパンチやキックを打ったら、どうなるんですか?」
「ああ、そこは気になりますよね。わたしも我が師に見せてもらったことがありましたなあ。」
へぇえ。みんな同じことを考えるんだなあ。
「一度、僕にも見せてもらえませんか?」
「いいですよ。我が師には、遠く及びませんがな。」
副長はそう言って、サンドバッグの前に立った。
一閃。鋭い蹴り・・・目視するのが、やっと・・・。
・・・ん?サンドバッグ、小揺るぎもしない。蹴り損ねた?
近づいて見る。あ・・・そこだけ、凹んでる!
「うん、これぐらいですね、わたしでは。」
「副長、ど・・どうなってるんですか?」
「そうですな。では、軽く受けてみますかな?もちろん、防具をつけて。」
「ありがとうございました!また、お願いします!」
今日の練習はここまで、と。副長にお礼を言って、自室に帰る。
うん、確かに強いキックだった。
・・・だけど、思ったほどじゃあなかったよなあ?
シャワーを浴びて、食事を摂る。
あれ?背中がスースーするぞ?
ちょうど副長の蹴りがあたったお腹の反対側・・・
うっ!痛い!!
吐きそう!なんだ、これ?!
衝撃が突き抜けたことをルドルフが知覚するためには
時間がかかったのである。




