表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/536

5-10.櫓櫂の及ぶ限り

銃装備用ゴーレム6体と盾装備&銃装備補佐用ゴーレム12体と25mm機銃6丁を出す。

弾薬包筐もすべて出しておく。

こんなことなら20mmバルカン砲のVADS温存しとくんだったな。

バルカン砲の方が時間当たりの発射弾数が十倍以上なので効果的だったはずた。

まあ仕方がないか。


デーモンがこちらに突撃してきた。

この数では引き付けて撃つという訳にはいかん。


「射撃開始」


ゴーレムが全方位に射撃を開始した。

これが効かないと全力で逃げないといけないが・・・

どうやら効くことは効くようだ。

ただ頭や胸をうまいこと吹き飛ばさないと倒すことは出ないようだ・・・

もんさんほどの回復力はない。

違うか。

セイクリッドライトが効いているのだな。私も魔法で攻撃するか。


無詠唱 (マジックアロー)(ファイヤーアロー)(エアーアロー)(ストーンアロー)(ウォーターアロー)(ライトニングアロー)(セイクリッドアロー)(エクスプロージョンアロー)(ディメンションアロー)

魔法発動< マジックアロー><ファイヤーアロー><エアーアロー><ストーンアロー><ウォーターアロー><ライトニングアロー><セイクリッドアロー><エクスプロージョンアロー><ディメンションアロー>


200以上の魔法の矢が飛んでいく。

しまったな。魔法には強いのだったな・・・

あれ・・・思いのほか効いている。

もしかしてセイクリッドライトで弱っているのか。

いかん。一部のデーモンが魔法を詠唱しだした。

少し遠いが25mm機銃を打ち込むか・・・

それは悪手だ。

もしディメンションカウンターを使われたらまずい。

となると。


無詠唱 (ストーンバレット)*10

魔法発動<ストーンバレット>*10


カウンターしなかった。ということは。


「私が魔法を打ち込んだスぺルキャスターに射撃集中」


機銃の攻撃を集中すると倒せるが・・・

接近中の敵に対する攻撃が中断してしまう。それもまずい。

詠唱した敵にストーンバレットを打ち込み25mm機銃を打ち込んで敵の魔法の詠唱を潰していく。

運がいいとそのまま倒せるようだ。

接近してきたデーモンが元リビングアーマーゴーレム4体と魔鉄ゴーレム12体と会敵し戦闘が始まった。

スーパーやばし。

25mm機銃は接近して来ている敵に使って魔法を使う敵は私が対処するしかない。

詠唱した敵にストーンバレットを叩き込みカウンターが無いのを確認してからライトニングオーブを打ち込む。

これで詠唱は妨害できるが・・・

というかディメンションカウンターを使わないな連中。

これはいったん撤退したほうがいいのか。


まてまて・・・何故こいつらはこんなに多量にいる?

群れる習性があるのか・・・裏領主ことラルスさんも部下がいるからそうなのか。

ん?・・・そういえばやつはもんさんを使役していたな。

となるとこの集団は奴の部下か。

そうだとするとここは奴らの本陣なのか?

だとすると辻褄はあうな。

ここのどこかにやつがいるのか?

地図情報で見てみるにそれらしき団体はいくつかいるんだが確かめる方法は・・・

どうやら普通のデーモンはディメンションカウンターを使わないようだ。

ストーンバレットでカウンターするやつを探していくしかないのか。

ただここを離れると・・・

魔法が私に来ればいいがゴーレムに打ち込まれるとヤバイ。

特に雷系だと全滅しかねない。

もっとゴーレム連れてくればよかった。

アイアンゴーレムを100体拠点に配置したのはミスだったか・・・

だが私の見てない所でいろいろ捕まえているらしいからな。


!ゴーレムまだいるじゃない!


ミスリルゴーレムをアイテムボックスから出しそのまま前進させる。

四本の各腕に大剣を持ちデーモンの2倍ほどの身長がある。

相手からしたら脅威だろうから普通なら放置はしないはず。

この隙にあやしそうなデーモンにストーンバレットを叩き込むがカウンターしないな・・・

こちらの意図に気付いたか?

うまいこと敵の攻撃はミスリルゴーレムに集まり始めた。

早く探さないと逆にミスリルゴーレムが持たない。

最後の怪しい集団にストーンバレットを叩き込む。

これが一番遠い集団なの最後になったがこれで探せないと・・・


いて!


カウンターしたようだ。

また装備変更を忘れていた。

全装備をオリハルコン装備に変更する。便利ですな。

動きを止めるためにライトニングオーブを打ち込む。

おや・・・なんか魔法の威力が落ちたような。

そうか!

オリハルコン装備は戦士の最高級装備だ。

魔法攻撃力の補正はほぼない。

水竜の革鎧と両手剣装備は魔法剣士として活動してくために魔法攻撃力も物理攻撃力もあるように作ってあった。

ということは大杖持つと魔法の攻撃力が上がるのか?

言われればそうだが試してなかったな。

防御力を下げるのは避けたいので肉弾戦でいくか。

ゴーレムたちよ。ここはまかした。


「気功術」

武技発動<気功術>

「真気功術」

武技発動<真気功術>


まずカウンター潰しでストーンバレット。


無詠唱 (ストーンバレット)*10

魔法発動<ストーンバレット>*10

「縮地」

武技発動<縮地>

「吶喊」

武技発動<吶喊>


カウンターしたやつが居る所に縮地で跳んでオリハルコンの両手剣をぶち差す。

腕で受けたがそのまま切り落とす。

回りにいるデーモンが一斉に襲いかかってきた。

こいつかここの群れのリーダーで合ってそうだな。

シールドがどんどん破壊されていく。


武技発動<スマッシュ>

武技発動<パワースマッシュ>

武技発動<スマッシュ>

武技発動<パワースマッシュ>


一撃で倒し切れない。

そういえば危ない武闘技能を喰らったな昨日。試してみるか。


「牙刺斬」

武技発動<牙刺斬>


出来るもんだ。

片手で斜めに構えて刺した後に斬るのか。昨日はたまたま盾で止まったということだな。

片手剣の技能だが一撃で倒せる。

零式を左手に装備し両手で<牙刺斬>を発動。

左手だけしか発動しない。連続では使えないのか。

回りにいるデーモンたちから魔法で攻撃を受けシールドが破壊された。


<エクスプロージョンジャベリン>

<ファイヤージャベリン>

<ウォータージャベリン>

<エアージャベリン>

<ストーンジャベリン>

<ライトニングジャベリン>

<アイスジャベリン>

<マジックジャベリン>


おおおお!そうだった。ここには魔法を仕入れに来たのだった。


「そうだ!それだ!どんどん来い!」


思わず叫んだが・・・だがこのままではいかん。


無詠唱 (シールド)*10

魔法発動<シールド>*10


まず取り巻きのデーモンの数を減らそう。ターゲット以外はいらないだろう。


無詠唱 (ディメンションソード)*10

魔法発動<ディメンションソード>*4


4つしか使えないが首を狙えば倒せるな。

スマッシュ、パワースマッシュ、牙刺斬、ディメンションソードを連発して取り巻きを全滅させた。

ターゲットは・・・何故か殴りかかった来た。なんでやねん。


「牙刺斬」

武技発動<牙刺斬>


殴りかかってきた腕を切り飛ばす。


「どうした爺!魔法で来い!魔法だ!」

「バカな!お前は殺したはずだ!」


いまさら?

鈍いのー・・・格好が違うから分からないのか。

いや。ここ洞窟の来た時は前会った時と同じ装備だったはずだな。やっぱり鈍いんだな。

というか適当にディメンションカウンターを使うで探したが正解だったな。


また殴りかかった来た。おのれ・・・


「牙刺斬」

武技発動<牙刺斬>


同じように殴りかかってきた腕を切り飛ばした。

気が付け!殴り合いでは私には勝てないぞ。


「さあ!魔法だ!魔法を使え!ディメンションでまだ見せてないのがあるだろう!別になんでもいいぞ!ヘルファイヤでもサンシャインバーストでもムーンレイでも!早くしろ!切り刻まれる前にな」


こんだけ言っているのに奴は殴りかかってくる。

まあ切り落としても腕はまだ4本あるけどな・・・

よく考えたらサンシャインバーストとムーンレイはダンジョン内では無理か。

結局・・・奴は腕5本に脚1本と翼、尻尾を切り落とされて這い蹲っている。

何故に魔法を使わない。銃声は聞こえなくなった。

どうやら後ろもケリが着いているようだ。


!は!


もしかして魔法の詠唱する時間の問題なのか・・・

自分は無詠唱で他の動作を出来るから忘れていた。

もんさんを使っていた時は格闘をもんさんにやらしている間に詠唱していたということか。

かくなるうえは・・・


無詠唱 (アイスバースト)*10

魔法発動<アイスバースト>*4


やはり4つか。さて・・・急所は外しておいた。


これで死んだと勘違いすることにしよう。

クルーソーちゃんつい油断しちゃうからね。

思う存分後ろから魔法を打ち込みたまえ。


デーモンの魔石を回収しながらゴーレムたちの所に戻る。

素材は裏領主に渡すのでこのままでいいか。

弾丸も探すが・・・破片しかない。

そういえば20mmのときも薬莢は回収できたが弾丸はどうだったか。

ゴーレムたちに回収させたのでよく分からなかった。というか素材ごと回収したからな。

当った衝撃で壊れたということか・・・

ゴーレムの所にたどり着くとミスリルゴーレムがぼこぼこにされている。

あまりよく見ていなかったが敵の数が多かったためかやられっぱなしだった。

ダンジョンでの強さはなかったようだ。この差はなんだろうか?

私のゴーレム魔法のレベルなのか?

アイテムボックスに回収して錬金術の修復を開始する。

銃に関しては銃の先についている閃光覆が変形している。

銃身も相当な熱の様で陽炎のようになっている。

銃弾は1丁あたり弾薬包筐は2個程度しか使っていない。

連続発射したらこうなるのか?見てなかったので何とも言えん。

弾薬を見て謎が一つ解けた。弾頭に信管が付いている。

当たったら爆発すると。20mmも同じのようだ。

なので魔物を倒せたということか。口径がデカいからだけではなかった。

というかこの大きさで信管入れられるんだ。

銃と弾薬、空薬莢をアイテムボックスに回収する。

デーモンの魔石と弾薬のかけらと回収してまわる。

魔石と薬莢と弾丸の欠片の回収は終わった。

ん・・・何やってたんだっけ?大事なことがあったような・・・

おお・・・奴が魔法を使うのを待っているのだった。

詠唱長いな!

楽しみだな。

ゴーレムに命じてデーモンの死骸を真ん中に集める。

奴が詠唱終わるまでの時間稼ぎだ。

私たちに格闘を挑んできたデーモンの死骸は集め終わった。

長いな奴・・・

まさかな・・・地図に反応は・・・無い!


「縮地」

武技発動<縮地>


奴をボコッた場所に死骸は・・・無い!

野郎・・・逃げやがった!

ふざけやがって・・・地獄みせちゃる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ