表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/8

第6話 文字を学ぶ

拙作ですが、楽しんでください、誤字脱字矛盾があったらすみません

どうやら、母は朝ごはんを食べた後、すぐに勉強を開始するらしい。


そして今、私は母の前で座っている。


(……少しくらい三歳らしく振る舞うか。)


母が笑顔でテキストと鉛筆を渡してくる。


遠くから、父が見守っている。


(……あ、これ母が実権取り戻したパターンだ。頑張れ、サンドロ。)


ページを開くとそこには見慣れたアルファベットがあった。


まあ最初だし、汚く書くのが正解だろう。


そして、私は鉛筆を滑らすようにテキストを進めていく。


案外、今まで鉛筆を触ったことがないため、


昔みたいに速くかけない。


そして気づいたことがある。


発音とスペルが不一致なのである。


これは長い戦いになりそうだ。


そう思いながらさらに鉛筆を動かしていると


母が声をかけてきた。


「ニコ、大丈夫?そんなに急がなくても、本は逃げませんよ。

 

 ところでお茶はほしいですか?」


「いいえ、全然無理していないよ、お母さん、それと紅茶をおねがい。」


と笑顔で返してやった。


そして書くこと2時間


すべて書き終わってしまった。


そして昼ごはんの時間がちょうど来た。


そして全て書き終わったことを伝えると、母は沈黙し、父は声を出して喜んだ。


(……これ、私、代理戦争のネタになっていたのか)


どうやら父と母が話しているようだ


父は大喜びして


「やっぱり俺の息子だ!」

「今すぐ図書室を開放してやる!」


と主張し


母は慎重で


「まだ三歳です。」

「できるからといって急がせる必要はありません。」


と主張している。


どうやら我が家では教育論争が勃発したらしい。


革新vs保守  っぽい感じだ


ここは、父に肩入れしよう


「ママ、本読みたい」


母が少し経って言う


母は小さくため息をついた。


「……少し、お父様と話してきます。」


そう言うと、父の袖を引き、隣の部屋へ消えていく。


扉が閉まると、くぐもった声だけが時折聞こえてきた。


(……さて、俺の運命会議が始まったな。)


どうやら母は父に密室面談するらしい。


頼む若きサンドロ、生きろ


そしてエレ、「我々抜きで、我々について」はひどいぞ。


そして、そのときはこの会議がどう動くなど知る由もなかった。




「我々抜きで、我々について」 っていうのはチェコ・スロバキアが宥和政策のせいでイギリス・フランスの代表から割譲の決定を告げられた際、激しい絶望とともに言った言葉らしいですよ。



ぜひ、評価、コメント、誤字脱字、矛盾などがあればぜひお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ