第5話 3歳の誕生日 文字を学ぶ
拙作ですが、楽しんでください、誤字脱字矛盾があったらすみません
2歳の誕生日以降、
私の両親は定期的に港へ連れて行ってくれるようになった。
そして、それを通じてこのような情報を得た。
・私が住むアルヴィア帝国は、大陸から海を隔てた島国であること。
・そのため、物資や人の往来のほとんどを船に頼っていること。
・港は帝国の玄関口であり、貿易と海軍の拠点として最も重要な場所の一つであること。
・父の魔導エンジンは国内だけでなく、多くの外国船にも採用されていること。
・アルヴィア帝国は豊富な天然資源には恵まれていないため、貿易と工業によって繁栄してきたこと。
・帝国最強の海軍を有し、海を支配することで国の安全と繁栄を守っていること。
・港にはアストリア、カスティア、ヴォルグなど世界各国の船が集まること。
・国ごとに言葉や服装、食文化が大きく異なること。
・香辛料、鉱石、魔導結晶、織物など、多種多様な品が海を越えて運ばれてくること。
・商人だけでなく、外交官、学者、技術者なども港を訪れ、情報や技術を交換していること。
・港は物資だけでなく、文化・技術・思想までも運ぶ場所であること。
・世界は私が想像していたよりも、はるかに広く、多くの国が複雑につながっていること。
そして、今日は誕生日だ。
何があるだろうか?
子どもというのは、
誕生日というだけで何か特別なことが起きると期待してしまうらしい。
……いや、前世の俺もそうだったか。
コンコン。
軽いノックの後、扉がゆっくりと開く。
「ニコ、朝ごはんができたから起きて」
優しい母の声に、私はゆっくりと身を起こした。
母に連れられて私は台所に向かう。
今日の朝ごはんは、いつも通り、
焼きたてのパンにバーターをつけたものと、ソーセージとミルクだった。
食べていると、母親が声をかけてきた。
「ニコ、もうあなたは3才です、もうすぐ文字を覚えなければなりません。
それは非常に難しく、退屈な事かもしれませんが頑張ってください。」
父は母が話している時、ずっと目配せをしていた。
その時、私は察した、
おいサンドロ、お前、こんな美人を、無理やり脅して、言わせるなんてひどい。
とは思ったものの、文字を覚えられるならばちょうどいい
これでやっと本が読める理由ができる。
なので私は嬉々としてこう答えた。
「お母様、ありがとうございます。
しかし、サンドロ、こんな美人に無理やり言わせるのなんて、ひどいぞ。」
はっはっは、言ってやったぜ、我ながらいい発言と思うぜ。
最近全然お盛んじゃないしな。
しかし現実はそこまで単純じゃなかった。凍りついてしまった。
母が顔を赤くしながら言った
「あーなーた、いつそんな言葉覚えさせたの?」
父が答える
「俺は、しらないぞ、ピーターが言ったんじゃねーの。」
そうして、父と母の怒涛のラリーが始まって、
私が入れそうなところはなかった。
お盛んだ、お盛んだ。
けれども、一応、文字の学習を盛んのせいでパーになったら嫌だから釘を刺すか
「お盛んなのはいいことですが、文字を教えてくださいね。」
父と母は顔を見合わせると、同時に吹き出した。
「……まずは文字からだな。」
そして私の文字の学習は確定したのであった。
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