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第4話 港へ②

拙作ですが、楽しんでください、誤字脱字矛盾があったらすみません

そして間をおいた後、父は誇らしげに言った。


「あの船はアストリア王国連邦籍で、

実はあの船に使われているエンジンは俺が最近開発した、

今までで最高の魔導回路を積んでいるんだぞ、

そしてあの国は下手すりゃ、うちのアルヴィア帝国よりも金を出してくれる。

最高のパトロンだぜ。」


私は父に聞いた


「じゃあ、あの少女はアストリア人なの?」


彼は笑いながらこう言った


「ニコと意外なところで会う機会があるかもしれないな。」


父と話していると、私は船の方から視線を感じた気がする。


異国情緒漂う港を見ていると、

様々な言語、物品、香りが五感から飛び込んでくる。


通りには屋台が溢れていた。


前世でいう大規模なお祭りのようだった。


炭火で焼かれる串肉。


香辛料をたっぷり使った平たいパン。


甘い果実を煮詰めた焼き菓子。


見たこともない料理が次々と私の前を通り過ぎていく。


眺めていると


「何か食べてみるか?」


父が笑いながら財布を取り出した。


私は少し考えた後、パエリアっぽいご飯がほしいと思ったので、


「あれ食べたい」


と言った。


すると屋台のおっちゃんが反応した。


「坊っちゃん、どれぐらい欲しい。」


すると父が返答した。


「では2箱で」


「あんた、南部の顔をしているな。」


「……故郷はもう無くなっちまったよな。」


「それなら120ソルだ、

けれども坊っちゃんいるし、

あんちゃん南部の血を引いているだろ、革命の内乱で亡命した貴族だろ、

ひどいよな、革命政府は貴族の四男すらも弾圧するし、同じ革命の同志すらも追放する。

おかげで王政に戻ったけどな。」


すると父は聞いたことがない言語を話しだした。


父と屋台のおっちゃんが話すこと2分、パエリアらしき物ができた。


まず、食べる前に父に聞いた


「パパってあのおっちゃんと同じなの?」


父は答えた


「俺の父はあいつと同じところで生まれた、それ以上はまだお前には言えない。」


父は何かを思い出しながら話しているようで、

気になるところが多々あるがこれは父の傷かもしれないので

触れないことにした


そして食べてみると

それは完全に前世のパエリアだった。

しかしコメはパサパサしていて、前世が日本人の自分としては満足がいかなかった。

けれどもやっぱりとても美味しいので父に感謝しておかなければならない気がしたので

一応言おうと思った。


「お父さん、とっても美味しいよ。ありがとう。

で、で、で、でももうちょい米がもっちりしていたらいい気がする」


一応、フィードバックしておいた、。


すると父が


「もっちりしたらいいか、俺的にはパサパサのこれが好きだけどな、

もっちりしたものなら東の最果ての国々で作られていた気がするな

良く覚えていないけど。」


と言ってきた。


私はなにか大切なものを忘れてしまっていたことに気づいてしまった。

そう、今まで転生してから、ジャポニカ米、しいては、米自体を食べたことがなかったのだ。


そこで私は一つ非常にいい商機に気づいてしまった。

ジャポニカ米で一儲けしよう。

しかしはしゃぎすぎたせいか

体が全然動かなくなってきた。

睡魔が襲ってくる。

気持ちよくなってきた。

そして母の膝は、港の喧騒とは正反対に穏やかだった。


遠くで船の汽笛が鳴る。


潮風に揺られながら、私は静かに眠りへ落ちていった。

ぜひ、評価、コメント、誤字脱字、矛盾などがあればぜひお願いします。

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