第15話 フィオナ・ロバーツ
拙作ですが、楽しんでください、誤字脱字矛盾があったらすみません
私の名前は、フィオナ・ロバーツ 22歳
お仕事は、アルヴィア帝国内務省警察部警備科対内総務部で働くことである。
簡単に言うと国内でスパイをしているのである。
と言っても、対外部が華形で、
対内部は本来、貴族や大商人の暗殺という汚い仕事しかなかったらしい。
いや、最近は暗殺すらも仕事ではなくなった、
むしろ警備科警備部の監視組織に近いかもしれない
そして今は受験生の護衛をしている。
(なんでこうなってしまったんだ?)
よし、ここで私が解説を入れようか。
まず、彼女の生まれはただの一般市民、いわゆる労働者階級だった。
しかし、小学校でその才能が開花し、立派な優等生となった。
先生に進められるがまま、国立コーマリア中学軍事コースへと進学した。
というのも、
軍人になると生活が保証されるし、
内部でモテる、
というのが理由だったらしい。
しかし、彼女は貴族軍人と話が合わず、孤立してしまった。
そして、自慢の順位で、国際コースに編入することに成功した。
だが、高校、大学とたっても、立派な優等生の性質は変わらず、
すべてが少しずつ優れている人となってしまった。
大学を卒業し、結局、就職したのは軍じゃない軍人の組織となったのだ。
そして彼女は今日も、出会いのない、ホワイトな仕事をしている。
(えっと、この子は、6歳のニコラス・ヴァレンティンくん、護衛対象兼、監視対象か)
ニコラスが話しかけてくる
「私の名前はニコラスです。 フィオナ姉さん、お願いします。」
(礼儀があるな、腹黒ジジイの孫とは思えないな。)
「こちらこそよろしく。」
「フィオナ姉さん、ラウンジでお菓子を食べたい」
(そんな光り輝く目で見ないで、私まだ未経験で腐っぽくなっているから)
「ゴッホん、もちろん案内するわよ、食べすぎないようにね」
そうして私は、ニコラスをラウンジへ案内した。
そこには、めんどくさい仕事場にある、めんどくさいブツがあった。
そして彼はそれらを光り輝く目で見つめている。
(そんなものなんか、ただの権力闘争の道具でしかないのに)
すると彼が聞いてきた。
「フィオナ姉さん、これって何か、特別な効用ってあるの?」
(私も最初はそんな感じだったな)
「実は、魔力が含まれているんですよ、私も初めて食べた時、驚きました。」
思わず、今の自分が哀れで、笑ってしまった。
けれども彼は深い質問をしてきた。
「けど、今日は魔法を一切使っていないけど」
(けれど彼には求める力が目に宿っているな)
「ううん、細かく解説すると難しいけど、
簡単に言うと、実はずっと魔力を消費していて、
その消費する内部の魔力を減らす効果がある、
と思ってもらったらいいと思うよ」
(興味を持つってやっぱり、一番大切だな。)
「ちなみに原材料は何なの?」
(歴史は学んでも、やっぱり今にいかせていないな、
自分の勉強はなんだったんだろうか)
「う〜ん、魔力を含ませているというのは確実なんだけど
魔力を何から抽出しているのかはわからないね。
今は、魔草や魔鉱石あたりが安いからメジャーだけど
高いものは魔物の魔石、
最高級のものは人が出した魔力でつくられているらるらしいよ。
けれど昔は、技術がなかったから、すべて人の魔力によって作られていたっぽいよ。」
そして次の瞬間彼が言ったことは、彼女に衝撃を走らせた。
「首都には様々な叡智があるのですね。
可憐なお嬢様よ
どうか、その叡智をこの若造に授けていただけませんか。」
そして、彼女は、ある決心をした、
それは、彼の側近になるのではなく、
彼の妻になるのでもなく、
誰もが考えないような想定外のことだった。
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