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《改良版》追放された男、最狂にて~追放された男はただの無双を繰り返すチート野郎じゃなくて人類の鍵だった!?の巻~  作者: 新仁友成
悩める案内人

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3人での共闘③



 あの後、俺は2人と一緒にビッグバーガーでお昼を食べ終え宿の自室に帰って来た。お昼時だから店員さん達も慌ただしくしてたけど、みんなテイクアウトで持ち帰りだからか、席には普通に座れた。

 ラッキーではあるけど、そこからリリアの修行という名の大食い大会が開催されて俺とリジェロはまたまた、ポテトの口を口直し兼絞めと言わんばかりのシェイクで甘くした。

 本当にこれが結構、苦痛なんだよな…

 クロムの時もそうだけど、お金を渡すから1人で食べてて欲しいわ、マジで。

 でも、こないだの冒険者みたいな奴らから絡まれても嫌だから仕方なく付き合ってるけど…

 早く、解決策を見つけないと、俺の貴重な時間が無くなる。



 魔法銃の改造は簡単だな。要は攻撃力重視にすれば良いだけだから。そこに命中も何も考えないでいいなら、楽チン♪楽チン♪。


 後は、俺やクロムの武器みたいに呪具と魔導具としても改良すれば更に強くなる。

 だから、宝玉を埋め込む為の加工と埋め込んだ時にしっかりと呪具の呪いを緩和させる為に中で色々と繋げないとな…


 加工さえしてしまえば、こっちの物よ。

 何て言ったって俺は人類最先端の叡智の塊だからな。


 ただ、叡智を持ってしても今日には完成はしないけどね。リジェロが選んだ銃が高いからか、普通の銃だと柔らかい部分が固かったり、その逆だったりで加工するのが非常に面倒。



「フフフ良い感じじゃない?」



「何がよ、ターニア?」



「貴方の成長よ。私達、聖霊が興味を抱いているのは貴方の成長から来る選択出来る人生の幅よ。」



「ま~た、難しい事を言ってるよ。ぺルはどう思う?」



「確かに難しいですよね?私もアルさんが再びどういう選択をするのか、非常に興味があります。勘違いしないでくださいね?別に私達はアルさんにリセットをして欲しいとか、アルさんを危険な所に行かせたい訳ではありませんから。」



「どうだろうね?成長ね~。出来てたら良いんだけどね…まぁ目の前にある自分にとって大切な物を必死で守りたい…今はそんな気持ちが心のどっかから芽生えてきたよ。なんか変だよな(笑)」



「フフフ、良いじゃない♪変かどうかよりも、今のアルがその守りたい物に、全力で生きてるならそれが成長なんじゃない?案外、初めましてなんじゃない?誰の意思でもない、何の因果でもない自分から感情が芽生えて自発的に生きてるの?それが貴方にとっては大切な物よ。自分を今よりも好きになって愛したいなら、先ずは自分を知らないとね♪」




「自分を…知る…か…」



 ◇◇◇◇◇◇◇◇


 翌日、俺とリリア、リジェロの3人は38Fから再び攻略を開始した。



「トカゲ!?」



「トカゲ…だね…?」



「あれはコドモドラゴンって名前だった気がする。鱗の色を見て緑色なら風属性、黒色なら土属性だから気を付けて。」



「うん♪」

「うん…」



「黒色だから、土属性だな。なら、水属性で攻めよう。そんなに難しい魔物じゃないから、落ち着いて。」



「うん、私がやるよ!ウォータージャベリン!」


 スドォン!



「よしっ!!」



「ナイス、リリア。流石だな。」



「リリア…強い…でも、魔力量は大丈夫…?」



「うん、アルのおかけで毎日、いっぱい食べてるから、魔力量が増えてるのが量らなくてもわかるよ。本当にありがとうアル。」



「いえいえ♪その調子で後1週間、続けてリリアは様子を見よう。いくら、魔力量が増えても魔法の攻撃力、練る速度がダメなら今後、高層だと通用しないからね。」



「うん、わかった。」



「後は…これは2人で決めて欲しいけど、今後はリリアがバフ担当をやるのはどう?倍率が同じなら、魔力量が多い方が担当した方が良いよ。それにリジェロには俺が改造した魔法銃を渡すから火力は今までよりも遥かに高くて安定出来ると思うしさ。」



「わかった私はそれで大丈夫だけど、リジェロは?」



「うん…私も賛成…」



「なら、俺が抜けてからはその形でダンジョンに潜りな。リジェロの武器はもう少し待ってて、加工に時間がかかるからさ。」



「わかった…ありがとう…アル…」



「もう、ボス扉にたどり着いたね。やっぱりアルが居ると早いね。」



「そりぁど~も♪2人もその内、この早さで攻略出来ると思うよ。」



「なら、良いな♪」



「なりたい…」



 38F フロアボス 緑猿

 風属性を扱う全身は緑色の毛で覆われており、尻尾が根元から先端にかけて別れており、顔面は赤色の素早い猿。



「身体強化《フィジカルアップ》」

「オリジナル身体強化《アジリティアップ》」

「魔力強化《マジックアップ》」

「オリジナル魔力強化《マジカルアップ》」

「自動瞬間火力向上《オートインパクトアップ》」



 ウッキャァァァァァー。

 3人を認識し大声で威嚇する緑猿。



 チッ!見っかったか。

 まぁ、元より隠れても無いけどね。



 ダダッダダダッダダッダダッダダッダダッダッダ!

 緑猿が3人目掛けて勢い良く、突進して来た。



「アルッ!見つかっちゃったよ!!どうする、こっちに突っ込んで来るよっ!!」



「丁度良い。アイツの動きを止めるから待ってて。連鎖施錠《チェーンロック》よし2人共、攻撃してくれ!!!」



「雷で良い?」



「良いよ、リリアは雷でリジェロは火で攻めよう。」



「うん、サンダーボルト!!」

「火属性…装填…発射…!!」



 ドンッ!!



 ウッキャァァァァァー。



「当たり所が悪かったんだ、でも後、一発くらいで落ちると思うからリリア頼むよ。連鎖施錠《チェーンロック》、動きは封じたから。」



「うん、サンダーボルト!!!」



 ドンッ!!

 横たわる緑猿。

 ロムのコメント

 ・38攻略おめ♪

 ・おめ♪

 ・オメ♪オメ♪



「ナイス、リリア。」



「アルが動きを止めてくれたからだよ。でも、アルの連鎖施錠《チェーンロック》って耐久力がすごいね?私が発動してたら、突進して来た時に弾かれるのが関の山だし…」



「そこは魔力をどれだけ高濃度で練れるかだからな~。経験としか言えないな。何回も何回もその魔法を唱えるしか無いよ。ダンジョンに潜り続ければ嫌でも俺みたいになるよ(笑)」



「そうだと、良いけどな♪」

「私も…アルみたいに…なりたい…」



「ありがとう。取り敢えず今日は39まで攻略して、帰りたいんだけど、2人はどう?もっと潜りたい?」



「私はそれで大丈夫。アルに任せる。」



「私も…」



 ◇◇◇◇◇◇◇◇


 ダンジョン 39F 道中。



「39のボスは何かな?」



「何だっけ?俺は忘れちったわ(笑)簡単なボスだと良いけどな~。」



「39は…確か…象だよ…氷属性の象…体が桃色の…」



「へぇー。象か、なら動きが鈍いのかな?火属性でバンバン攻撃してやるんだから。」



「おぉリリア良いね♪その意気だよ!ボスエリアに入って気付かれない内に魔法を放って止めを刺したいよな。より安全に1番安全に(笑)」



「アルが居るから…心強い…」



「それな♪アルのバフが凄いから、一緒に冒険して私達が強くなったって勘違いしちゃうな♪あー早くアルみたいに強い冒険者になりたいわ!!」



「私も…待ち遠しい…」



「着いたね、扉。それにしても、ピンクってどうなんだろうね?まぁお洒落ではあるけど、体の皮膚がピンクって…」



「私は嫌かな…魔物で言ったら赤とか黒がカッコいいから良いな♪」



「私は…黄色かな…?」



「まさかの女子からも不人気(笑)可愛そうだな、ここのボス(笑)」



 ダンジョン 39F フロアボス 桃象

 象と言うよりマンモスの見た目に近く、背中には亀の甲羅の様な物を背負ってる全身が桃色の象。

 何の因果かダンジョン内の魔物で第一属性が氷属性の場合は桃色になる。



「魔力強化《マジックアップ》」

「オリジナル魔力強化《マジカルアップ》」

「自動瞬間火力向上《オートインパクトアップ》」


「身体制限《フィジカルダウン》」

「オリジナル身体制限《アジリティダウン》」

「連鎖施錠《チェーンロック》」



「2人共、頼むっ!!!」



「うん、ファイアジャベリン!!!」

「火属性…装填…発射!」



 バンッ!!!

 ドンッ!!




 横たわる桃像。

 ロムのコメント

 ・一撃www

 ・39おめ♪

 ・このチャンネルは他よりも爽快感があるな♪



「じゃあ魔石だけ回収して後は、言ってた通りギルドの解体場に任せるので良い?」



「良いよ。じゃあさ帰ったら私達はギルドによって今までの素材を売ってくるね。アルが何でもお金を出してくれる様になって、私達も毎日、換金しなくて済むようになったんだよね。」



「なら、俺も付き合うよ。ギルドに行って、どこかでご飯食べようか?」



「賛成♪」

「賛成…♪」

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