↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《改良版》追放された男、最狂にて~追放された男はただの無双を繰り返すチート野郎じゃなくて人類の鍵だった!?の巻~  作者: 新仁友成
悩める案内人

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/26

減配虎吸《ヘパイトス》



「あらアル君、今日は?」



「今日は素材を売りに来ました。」



「最近はその娘達と冒険に行ってるのね?」



「えぇ、ちょっとした縁で仲良くなったので。2人共、こちらのお姉さんはルシェラさん、頼れる受付のお姉さんだよ。」



「こんにちは、リリアです。よろしくお願いします。」

「こんにちは…リジェロです…」



「2人共、よろしくね。これからは何かあったら私に言いなさいね。」




 ◇◇◇◇◇◇◇◇



「そこそこになったね?低層とは言え、フロアボスの素材ともなると高いんだね。」



「でも、良いの?全部、私達が貰っても?」



「あぁ、構わないよ。何があるかわからないけら、少しでも貯金しなよ(笑)」



「ならさ、このお金でお昼を食べるのはどう?」



「あのさ、その事なんだけど、テイクアウトで良い?ちょっと早めにリジェロの武器を完成させたいし。」



「うん、良いよ。」

「うん…」



「じゃあビッグバーガーとワイルドチキンの2刀流でどう?俺はワイルドチキンで買ってくるから2人はビッグバーガーで買い出し頼んで良い?」



「わかった、アルは何にする?」



「俺はフィレオバーガーのセットで、飲み物はコーラで。」



「わかった♪後は、ストロベリーシェイクもでしょ?」



「う、うん…」

 シェイクは貴方の食べ終わりを待つ為に飲んでただけですけどね…




 ◇◇◇◇◇◇◇◇



 俺達3人は買い出しを終えてリリア、リジェロが泊まってる2人部屋で買ってきた物を並べていた。

 リリアがどれだけチキンを食べるか、わからなかったから取り敢えず、30分近く待って300ピースを買って帰って来た。



「じゃあ頂きまーす♪量が量だけに、注文するのに時間がかかっちゃった。」

「頂きます…」



「頂きます。まぁこれだけ注文すれば時間はかかるよね…むしろ早い方じゃね?まだ、収納バッグにあるんでしょ?」



「勿論♪」



 そこから、いつも通りセットを食べ終えたら、リリアが収納バッグからストロベリーシェイクを取り出してくれて、飲みながら俺は魔法銃の改造をしていた。



「やっぱり、アルは何でも出来るんだね~。武器を作るって聞いた時は本当にビックリしたけど、その姿を見てたら本当に出来るんだって思い始めたよ。」



「今さらかよ(笑)でも、武器を作れる様になるとさ、本当に自分に合う物が作れるんだよ。そうするとさ、ダンジョンでの生存率も上がると思わない?」



「思う…」



「思うけど、普通は出来ないんだよ。だから、アルは凄いんだよ、それに何度も言うけどダンジョンでのバフとかさ、本当に痺れるよ!!!」



「ハハハ痺れてたら、そんなに食べれないと思うけど?」



「ブー。アルの意地悪。」

(・ε・` )



「ごめん、ごめん。冗談だから、」



「それは何をしてるの…?」



「これは、銃に俺が錬金術で作った物を埋め込む場所を作ってるんだよ。」



「鍛治…じゃないの…?普通は…溶接だよ…?」



「それはそうなんだけど、あくまで溶接は武器の型を作る時の工程なんだよ。俺が今やってるのは型が完成した武器を強くする為の工程だから。この接続《ラベル》って魔法を使いながらやる事が肝なんだよ。これで、銃の方は完成かな?」



「わかった…勉強になる…ありがとう。」



「リジェロ、折角だからこれを銃のここに埋めてみな?」



「うん…」


 リジェロが宝玉を銃に埋め込んだ瞬間、目映い光が3人を包み込んだ。



「眩しい…」

「何?今の?」



「ちょっと今回は銃と俺が錬金術で作った宝玉の相性が良かったのかな?こんな眩しいのは初めてだから、俺もわからんわ(笑)」



「これで…完成…?」



「うん、完成。コイツの名は減配虎吸《ヘパイトス》。この世の万物全てを貫通出来る。正にこれ以上無い魔法銃だよ。」



「万物…貫通…」



「えっ!?それ凄くない?」



「凄いよ。だからずっと言ってたでしょ?改造した魔法銃が完成したらリジェロはさらに火力が上がるって。」



「いや、言ってたけどさ…現実が想像の斜め上をいったからさ。」



「凄い…凄いよ…アル…本当にありがとう…」



「じゃあ今使ってる武器を渡して、そっちの武器も改造するからさ。」



「うん…」



「それで、明日は40Fを一緒に攻略して、2人だけで36Fから攻略してみよう。一応、俺も居るけど本当に危なくならない限りは手は出さないから。」



「わかった!!よしっ頑張るぞ!!!」

「私も…頑張る…」



「後はその減配虎吸《ヘパイトス》は新たな属性と言うか、叡智を詰め込んどいたからそれも楽しみにしとくと良いよ。」



「うん…わかった…」



「それで、夜はどうする?このまま解散でも良いけど、夜は何処かに食べに行く?」



「えっ!?良いの?」



「だってお昼は素材を売ったお金でしょ?俺が奢った訳じゃないからさ。バイキングにする?」



「私…お腹いっぱい…」



「それは俺もだけど、なるべく早くにリリアの魔力量をSランク冒険者の魔力量と比べて最低限、同等にしたいんだよな~。でも、リリアは魔法を練る速度は普通より速いから魔力量を増やしただけで充分な気がしてたりもする。」



「へへへ、昔から魔法を放つのは得意だったんだ!!それにリジェロ、今はお腹いっぱいかもしれないけど、夜になれば変わるよ。ねぇアル?」



「何?」



「あのさ、バイキングはバイキングなんだけど、新しく出来たしゃぶしゃぶ食べ放題にしない?」



「新しく出来た?良くわからないけど、リジェロが良いならそこで良いよ。」



「私は…大丈夫…」




 ◇◇◇◇◇◇◇◇



 あの後はしっかりとしゃぶしゃぶ食べ放題を3人で食べに行ってお腹はいつも通りパンパンになった。

 俺とリジェロは開始20分足らずで、ギブアップしたけど幸いにも、アイスを始めとしたデザートが合ったから口直しの意味を込めてリジェロと2人で食べてた。


 そこから翌日、俺達は40Fを攻略しようとしていた。



 40F フロアボス 黒虎

 白い顔面に赤色の眼球。顔面とは対照的に全身が黒い体に漆黒の模様が体から浮き彫りになってる黒×黒の見た目。



 色合い的に好きなボスだな。

 この黒と黒のコントラストは敵ながらアアッパレであり、可能ならコイツを従いとさえ思えるな。


 色合い的に土属性だろうな。



「身体強化《フィジカルアップ》」

「オリジナル身体強化《アジリティアップ》」

「魔力強化《マジックアップ》」

「オリジナル魔力強化《マジカルアップ》」

「自動瞬間火力向上《オートインパクトアップ》」



「2人共、水属性で頼むよ。」



「わかった!!ウォータージャベリン!!!」

「水属性…装填…発射…」



 ドンッ!!



「まだ終わってないよ!!もう一発ずつ頼むよ。」



「ウォータージャベリン!!」

「水属性…装填…発射…」



 ドンッ!!



 横たわる黒虎。

 ロムのコメント

 ・40攻略おめ♪

 ・オメ♪オメ♪

 ・祝40♪



「よし、魔石を回収して36Fに行こうか。」



「よしっ!!いっぱい魔法を放つぞ!!!」

「頑張る…」



 36F フロアボス 青兎



「2人共、落ち着いてね。」



「うん、魔力強化《マジックアップ》。リジェロ行ける?」



「うん…大丈夫…」



「サンダーボルト!!!」

「雷属性…装填…発射…」



 ドンッ!!



「リジェロはそのまま、魔法を放ってて私がサポートしながら攻撃するから。」



「うん…わかった…雷属性…装填…発射…」



「これで止まれ!!連鎖施錠《チェーンロック》!!」


 パリンッ!

 リリアが放った連鎖施錠《チェーンロック》を青兎は弾き突進してきた。



「私が敵を引き付けるから、リジェロは攻撃頼むね。身体強化《フィジカルアップ》」



「わかった…雷属性…装填…発射…」



 2人のパーティーとしての欠点はこれだな。

 要はディフェンダーが居ないから一撃で倒せなかった時に魔物の攻撃をどう捌くのか?攻撃面での連携は流石だけど、守備面が脆いな。


 リリアが前衛職の役割を担うか?それはあまりにもリリアの負担が大きくなる。ディフェンダーとして敵の注意を引き受けながら、攻撃してリジェロのサポートまでは流石にキツいな…



 どうするか…



 ディフェンダーの役割が出来る前衛職を新たに増やすか?背中を任せる冒険者を1つの貼り紙やギルドの受付嬢経由で募集しなければいけないけど俺は反対だ。ダンジョン内で冒険者が冒険者を殺す事だって想定出来る訳だし、ましてや彼女達は女の子だし、こないだの男の冒険者達に絡まれた件もあるし…


 黄金はルシェラさんや、糞ジジイが目を光らせて精査してくれたから、冒険者としてもクランの人間としてもある程度の人間を迎えられた訳だしな。まぁ俺はそいつらに追放されたけどね(笑)普通に追放(笑)


 だから、パーティーなんて自然と人数構成が3人~5人になるし、なぜかわからないけど巷じゃおとぎ話なんて言われてる神話の伝説の勇者パーティーが5人だったから頑張って5人集めてパーティーを組む冒険者が一定数居る。勇者の加護とか言って必死に5人集めてる(笑)


 《《伝説の勇者パーティーは仕方がない、と言うかあの時はそうするしかなかった事情があっただけなのに…》》


 だから俺からしたら、大手のクランが第1部隊から第3部隊とか作ってパーティー編成をしてる意味がわからないんだよな~。普通に幾つもパーティーを作れるなら全員でダンジョンに行った方が生存率が上がる気がするけどな。



 どちらにしても、リリアのこれ以上の成長も新たな人材確保も現実的では無いけどな…



「連鎖施錠《チェーンロック》」

 パリンッ!

 リリアの魔法を弾く青兎。



 リリアが青兎の注意を引き付けながら拘束魔法を放つ青兎が弾く、リジェロが攻撃するを繰り返した時に青兎の動きが鈍くなり始める。


「連鎖施錠《チェーンロック》」



「よし!!止まった!リジェロ!一気に行くわよっ!!!」



「うん…雷属性…装填…発射…」



「サンダーボルト!!!」

「サンダージャベリン!!!」



 リリアの奴、同時発動かよ(笑)

 同時発動なんて今、出来る様になる訳がないから、さてはコイツ、今まで俺が居る事を良い事に楽してやがったな。俺が重ね掛けをして俺の倍率を肌で感じて省エネスタイルにしやがったな。


 この野郎、リリアには厳しくしないとダメだな。食って食って食わせてやるか!!


 いや、飯抜きの方が効く?

 でも、それだとリリアの成長速度に響くしな~。



「よし、まだまだ!サンダーボルト!!!」

「サンダージャベリン!!!」

「雷属性…装填…発射…」



 ドゴォンッ!



「連鎖施錠《チェーンロック》。ずっと攻撃してやるわ!!!」



「雷属性…装填…発射…」

「サンダーボルト!!!」

「サンダージャベリン!!!」



 横たわる青兎。

 ロムのコメント

 ・2人で36おめ♪

 ・オメオメ♪

 ・どんどん強くなってるwww

 ・アルベールのお陰だなw

 ・死神様www

 ・マジでありがとうアルベール!!

 ・それな2人をずっと応援して来た身からしたらアルベールは神様だわwww

 ・マジでそれ♪



 同じ様にリリアが囮になりながらサポートしつつ攻撃してリジェロの魔法銃の火力を活かす陣形で37Fも攻略した。


 当然だけど、俺が一切の手を貸さなくなってから討伐時間もかかるし、何より2人の疲弊が凄まじかった。それでも俺込みで40F攻略、2人で36と37を攻略して帰宅時間が15:00なら早い方だろ。


 俺はいつも元気なリリアが帰り道で一言も話さなかったので疲労困憊なんだろうと思い、少しでも回復させる為に帰って寝る様に促した。




 ◇◇◇◇◇◇◇◇



「アタラシイシトガタンジョウシタ。コレデワレワレノカワリニニンゲンヲホロボセル。」

{新しい使徒が誕生した。これで我々の代わりに人間を滅ぼせる。}



「ダガ、セントウムキデハナイゾ?ドウスルノダ?」

{だが、戦闘向きではないぞ?どうするのだ?}



「ニンゲンハ94Fガゲンカイダ。ソコニコノシトヲツカッテテンイサセル。」

{人間は94Fが限界だ。そこにこの使徒を使って転移させる。}



「ソレハ、イイカンガエダナ。ソレニコノシトハタンチノウリョクモアルカラ、マズハニンゲンガワノキョウシャカラシマツシテイコウ。」

{それは、良い考えだな。それにこの使徒は探知能力もあるから、先ずは人間側の強者から始末して行こう。}



「アァキボウヲクダイテヤル。」

{あぁ希望を砕いてやる。}


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。