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《改良版》追放された男、最狂にて~追放された男はただの無双を繰り返すチート野郎じゃなくて人類の鍵だった!?の巻~  作者: 新仁友成
悩める案内人

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20/21

闇属性


 王都ナムール城内、この国の第1王子であり次期国王のフランク・サンダースは今日も城内にある書庫で過去の文献を読み漁っていた。




 神の理を逸れた光、闇に変わり全てを覆い尽くす。か、やはりこれは属性の事を言ってるのでは無いだろうか?何かしらの方法で神の理を外れてしまった時に光属性は闇属性に変わるって事では?


 う~む。

 私が考えても答えは出ないから意味は無いが、非常に興味があるな。



「フランク兄さん、こちらにいましたか?」



「サミか、どうした?」



「父上が探されていましたよ?またここで…アルバスの手掛かりを?」



「父上が?なら直ぐに行くよ。アルバスの事か…まぁそれもあるが今は、この神の理を逸れた光、闇に変わり全てを覆い尽くす。って言葉を考えていたんだ。」



「何ですかそれは?」



「文献にある言葉なんだ、私は過去に光属性から闇属性変わった者が居るのでは無いか?そういう風に考察しているんだ。」



「闇属性…ですか?聞いた事ありませんね…」



「あぁ私もだ。まぁ闇属性を使用出来るからと言って何になるのかわからないからメリットまでは考察出来ないがな。」



「そうですよね。光属性から闇属性になるメリットか…私も思い浮かばないですね。」



「フフフまぁ全部、私の考察の範囲を出ない妄想みたいな話だよ。」





 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 回想シーン

 場所はダンジョン100F道中。


 これなら、どうだろう?

 やっとやっと1人で500Fまで攻略出来たんだ、その…ご褒美をください。

 お願いします。

 神様、みんなに会わせてください。

 お願いします。



「ハァァァァァァァ!!!」



 頭上に大きな魔法陣が展開され大きな門が現れた。



 アル…

 会いたいよ。

 お願いします。会わせてください。



 大きな門から王冠を被り紫色のコートを羽織った骸骨が現れた。



「誰だ?儂を呼んだのは?」



「貴方は…?」



「小僧…儂が誰であるか知らないのか?それにここは地上だろ?小僧が関わっていい筈が無い。去らばだ。」



「まっ待って!!アルに…アルベールって人に会わせて欲しいんだ!!!お願いします。」



「アルベールだと?そんな者など知らんわ。小僧…悪い事は言わん。儂らと関わるな。」



「お願い…お願いします。一目でいいんだ!!!会わせて欲しいんだ。」



「…」



「お願いします…お願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします。」



 少年は土下座の格好で何度も何度も額を地面に擦り付けていた。



「哀れな小僧だ…」



「お願いしますお願いします…お願いしますお願いしますお願いします…お願いします。」



「小僧、顔を上げよ。」



 くいっ。

 顔を上げる少年。



「そのアルベールと言う人間は死んだのだろう?なら、不可能だ。貴様がどれだけ頭を地に擦り付け様が不可能だ。全ては神の理だ。」



「そんな…」



「儂は冥界で王として君臨するハーデスだ。儂が不可能と言えば不可能だ。それよりも、どうやって冥門とパスを繋いだ?これは貴様の様な生きとし生ける者は繋げない筈だ。」



「ずっと!!!ずっと研究してたんだ。アルに…アルに会いたくて…」



「そうか…だが、残念だがその努力は報われない。死んだ者を生き返らす事は例え神から与えられた力の一部だとしても、不可能だ。」



「そんな…」



 ポタ



 ポタポタ



「そんな…」



 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ

 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ

 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ



「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」



 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ

 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ

 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ

 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ



「アル…会いたいよ…アル…」


 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ

 ポロポロポロポロポロポロポロポロポロポロ



「哀れだ…誠に哀れだな。」



「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」



「小僧、貴様の欲しい者は手にはいらないが、変わりに強大な力を貸してやろう。」



「うぅ…うぅうぅ……うぅ。」



「この仮面をやろう。これは儂の半身の様な物だ。貴様が自身の力不足を嘆いた時にこの仮面を着けろ。着ければ貴様の人格は歪み、光を失い闇に染まり自分が自分ではなくなるが、上手く活かす事が出来れば貴様は更に強くなるぞ。」



「うぅうぅうぅ…うぅ。」



「では、去らばだ。2度と儂を呼ぶなよ。」



 仮面か…

 もうアルに会えないなら何でもいいや。

 もう、疲れたよ。

 どうでもいい、どうでもいいよ。



 カチャ。

 仮面を着けた瞬間に黒い魔力が少年を包み込んだ。



「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」



 何か変なんだよ。

 アル助けて。

 僕はここに居る…から。

 お願い…まて助けて。

「僕は…俺…俺はここにいるんだよっ!!!」



 少年はこの日を境に光を失い、変わりに人類史上初となる闇に身を堕とした。まるで罪を犯し堕とされた天使の様に。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇


 仮面を着けた後、性格は歪んだ。これまでの一人称、僕から俺に変わり、性格はより攻撃的になった。


 二重人格では無い。

 ただ、人格が変わっただけ。

 そして前よりも性格に浮き沈みが激しくなっただけ。



 そして、とある日。



 少年の心が沈んだ時、仮面を着けてから初めて暴走をした。



「アル、アルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」



「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



 バゴォン!!!

 ドォーン!!!



 少年を中心に炎や雷、暴風が巻き起こり人類史にも稀に起きないであろう天災が起こり王都も被害が出たが、《《王都から離れた1つの小さな村は確実に滅びた。》》








 作者より

 この辺りで話の根幹は概ね発表出来たと思います。ここからはストックにも限りがあるのと読み返しながら新しい話を書いて行く予定なので、ゆっくり更新して行きます。

 登録と応援して頂いた方、これからも御自愛くださいませ。

 王道かどうかはわかりませんが、

 ファンタジー オブ ファンタジー作品として書いていきます。


 捕捉になります。

 闇属性が希少だよって話でした。

 後、設定か追放回の時に書いていたと思いますが、アルベールは火属性、水属性、風属性、雷属性などは現時点で使えない状態です。使ってる描写は無い筈です。これは闇属性に成った、闇に身を落とした事とは別件です。




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