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炎の男  作者: 二川真
9/12

第9部 巨大ブタ

今日は小雨で、少し雨が降っている。

いつも通りの生活を送っていると、ニュースメールで巨大ブタが暴れているとの情報が

入った。

巨大ブタなら家畜にすればいいものだろうに。暴れて民衆は恐れをなしているようだ。


「俺の出番か・・・。」


俺は巨大ブタの巣に向かって、全て焼き尽くした。

丸焦げになったブタはどこをとってもおいしそうにこんがりと焼けた。


これで、しばらく飯に困らないな。

などと思いながら巨大ブタの処理を終えた。


あくる日、また巨大ブタが暴れているとの、ニュースが入って来た。

「奴らもしつこいね。」


 また奴らの巣に行き丸焼きブタを作り上げた。


 そうしてると、中華飯店の主人が、この豚を欲しがったので、やることにした。

「アイヤー、これは大きなブタあるね。助かるある。」


報奨金と、しばらく豚に関わる料理ならタダでいいという報酬を得て

巨大ブタ成敗に終止符を打った。


 人がそうなら豚には人権はないのは、何故だろうか。

人間は人間主観に基づいて、善悪を決める。

 

 こないだの犠牲者が出た件についても裁かなかったのも、結局は巨大化した生き物

が悪さすることの方が、重要だからだろう。


 何事にも犠牲は付き物だ。


 俺は前回、戦った、巨大ナメクジの巣に冥福を祈りに行き、この件について

終えた。


罪悪感は今はない。ただ少しの頭の中での引っ掛かりだけが頭をもたげている。


今はそんな感じだ。


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