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崩れ去った日常

「おはようございます。アリアお嬢様」

そういい扉を開けると

「グレイス!とうとう登り切ったわよ!」

と、一番大きいクローゼットの〝上に〟立っているお嬢様を発見した

「お嬢様!?危ないので降りてください!!」

「え〜、分かったわよ、」

そういい、お嬢様が降りようとする

ツルッ

「お嬢様ァァァァァ!!!?」

足を滑らせ落下するお嬢様、

咄嗟に加速の魔法(クイックムーブ)で初動から全力ダッシュ、

スライディングの要領で滑り込み、

抱え込むようにキャッチ!

「セーーーフ!!!」

ハァ、とため息を吐くと、

「今日のデザート抜きで。」

「え〜!!?」

かくして、食堂に向かうと、指示通りデザートが無くなっており、

本当に没収したのかと涙目で訴えてくるアリアお嬢様。

申し訳ございません。

コレばかりは反省してもらわねばいけないのです。

今日は一日、第一皇女のシアお嬢様と、

第三皇女のクリスお嬢様との、週一のお茶会、

今日もメイドと執事一同、冷や汗が止まりません、

さぁ、絶対になにかやらかすであろうお嬢様たち。

いや、今日こそ何も起こらないでくれ…

そう思いながらお嬢様たちを眺める。

「シアお姉様、このクッキーはとても美味しいですよ。」

「あら、本当、アリアが美味しいと言ったお菓子はどれも美味しいわね。」

おしとやかに笑うお嬢様たちをみて、

安心していると、

「いえ、、刺激が足りません、このような平和な日には花が必要です!」

そういい手を上に掲げる、

途端、雲が灰色に染まり、ビリビリとし始める

「そういえば、クリスお嬢様は陽の風と土が適正でしたね。

たしかこの組み合わせで起こせる魔法と言えば…

〘雷魔法〙ですね!」

・・・

ゴロゴロゴロ、、

今日もやらかしてくれましたね、クリスお嬢様。

「電撃よ!空を舞え!天を走れ!地を砕く雷鳴轟け!〘ライトニング・バースト〙ォォ!!!」

ズドッゴォォォォン!!!

「はぁ、、、なんでこんなことに、、、」


〜〜〜

場面は移り、スーツを着た男が2枚の紙を見比べていた。

「う〜ん。」

「どうしたの?わからないところあった?」

同じくスーツの女性が親身に話しかけた。

男は驚くと、

「あ、いえ、、急に衛星から写真が来なくなりまして、、」

「あら、、なにかあったのかしら、、」

女性は、その写真を持って、慌てて上司の元へ走ると、こういう。

「〝鈴木局長〟今よろしいでしょうか?」

〜〜〜


「ふぅ、、今日も月が綺麗ですね、、」

満月はやはり綺麗だ、、

「月を見ながら食べる甘いものは良いものですね。」

そう思いながら月を眺める。

ふと、違和感を感じた、

(あれ?今日は満月でしたっけ?)

月の流れからして今晩は新月のはずですが、、?


その時だった。


キュン!バキィィィン!!!

魔導皇国の大規模防御結界に、何かが衝突した。

「!?」

目を凝らすと、満月だと思っていたものは、巨大な魔法陣だった。

「な!?」

アレは、、天使族の空対地神聖浄化攻撃魔法、、

「〘天撃〙か!?」

天使族らしき光の点は、面白そうにくるくる回ると、

ヒュンと姿を消した。



昨晩、堕天使族による攻撃を受けたクロニクル魔導皇国

翌朝の記事を広げると、

やはりというか、堕天使族による先制攻撃に関する記事が

一面を飾っていた。

この件に関して、聖皇国は信仰対象である天使族を殺している堕天使族に対する、

敵対的なコメントが寄せられており、

各地でも、堕天使族に対する報復を呼びかける声が相次いでいた。


「本日は、昨晩のことに警戒し、室内での待機を皇帝陛下より仰せつかっております、

皇帝陛下は、魔道具による魔族国含めた各国との会談を行っております。」

アリアお嬢様は、昨晩のことがよほど怖かったらしく、

私が部屋から出ることを認めてくださらなかった。

「グレイス、、この国はどうなるのでしょうか、、」

いつもの活力が無くなり、ベットの上に座り込んでいらっしゃるアリアお嬢様のお姿は

とてもお労しい、

「お嬢様、書物室から本を持ってこさせました、せっかくですから、

読まれてはいかがでしょう。」

アリアお嬢様は少し悩むと、

「、、うん、ありがと。」

そういい、アリアお嬢様が本を開いた

その時、

コンコンコン

「グレイスさん、今良いですか?」

と、メイドが入ってくる

彼女はリリー、アリアお嬢様の専属メイドです。

「どうしました?」

「えっと、、なんでも、水平線から〝妙な船〟がかなりの速度で近づいて来ているそうです。

何でも、見たことのない国旗が掲げられていると、、」

「見たことのない国旗、、どのような、、?」

リリーは頭をうーんと考えるようにすると、

「えっと、〝白をベースにした赤い丸の描かれた国旗です。〟」

その話を聞いたアリアお嬢様がベットから驚いたように飛び降りる。

「え、、?え、、!?本当に!!?」

そうリリーに言い寄る

「え!?あ、はい、、そのような国旗だと、衛兵さん達が言ってました。」

すると、おどおどしたように、最後の確認だと言うように聞く。

「ひょっとして、、

〝太陽を模した国旗〟では!?」

それを聞き、ピンと来た

(確かに、、天より厄災舞い降りる時、

遥か東の海より、太陽の登る国が、長い海を渡りやってくる、、

そんな予言をモチーフに作られた話、

科学技術を持つ大国が海に出現し、敵を倒す物語、、

まさか、そんな冗談を、、)

「は、はい、、確かに、、言われてみれば、、

〝太陽を模した国旗〟と言われれば、、そう見えます、、」

それを聞いたお嬢様は、ぱっと顔を明るくすると

「グレイス!!行くわよ!!海辺に行くわよ!!」

「ですがお嬢様、、今部屋からの外出を許すわけには、、」

「いいから!行くわよ!」

えぇ、、

仕方なく追いかける、

すぐそこの海辺に走るお嬢様、

部屋から見えるのに、

「近くで見てみたい」

と、話を聞いてくれません。

「お嬢様!!」

なんとか追いつく、

衛兵達が武器を取り、水平線を見つめ、警戒する。

しかし、お嬢様は

「皆さん、一旦武器を収めてください、

相手の出方次第では仕方ありませんが、一応、相手を見るまで、待ってみましょう。」

そう言われた衛兵は、しばらく相談すると、やむなく武器を収めた

船がどんどんと近づき、間もなく海岸というところで停止し、小舟が降りてきた。

衛兵たちが警戒する

当然私もお嬢様のそばに控え、いつでも戦えるよう、体勢を整えていた

小舟からは、妙な服装の男たちが降りてきた、

男達は、恐る恐る、と言ったように口を開き、

「縺薙s縺ォ縺。縺ッ縲∫ァ?#縺ッ譌・譛ャ縺九i譚・縺滓律譛ャ莠コ縺ァ縺」

「、、、はい?」

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まさかの日の丸国!?何したのか気になりすぎる、、
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