26/118
閑話〜新米武術家見習いはじめての職質02
ヒクソンに(妄想の中で)勝った俺はリングでインタビューを受けていた。
「ええ!ずばり勝因は武器の差ですね!キリッ!」
「ヒクソンは素手でしたからね!棍を持っている俺は優里でしたよ!ペテルギウス!」
棍の練習も終えた俺たちは、車に棍を収納して徒手(素手)の練習をしていた。
するとどこからともなくやって来た懐中電灯人。
「すいません、ここら辺で木刀を振り回している若者が暴れていると通報があったのですが?見かけませんでしたか?」
「うん?木刀ですか?怖っ!僕たち2、3時間ここにいますがそんな危ない人見かけないですよ」
「おかしいな」と呟く警官みたいな姿の電灯人。
「昨日この公園で暴走族が集会をしていたので地域住人が気にされているんですよ!」
「マジっすか?許せないっすね!そんな奴らはこの俺が持つ風林火山(棍)でぶちのめしてやりますよ!ははは!」
「…貴方たちはこちらで何を?」
「僕たちは野良の武術家です!いつもは北の公園で棍をブルンブルン振り回しています!テヘっ」
「ああ!(全てまるっと)分かりました!ちょっとそこの車まで来てください!」
「はーい?あれ?86ですか?良いですね赤いランプのついた86パンダは珍しいですね」




