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生きる為の

 祝50話!!


 ……の投稿が遅れた作者って。

 ……まずいな。


 囲んでいる魔物は、合わせてだいたい20体くらいか?種類としてはゴブリンやコボルトらしき犬だけだが、この数の中、先生を守りながら戦うのは少々難しい。


 だが、ここで漸く俺の実力を先生に示す事ができるんだ。ある意味これはチャンスとも言える。


「先生、一応聞きますけど本当に戦闘力無いんですよね? 」


「い、一応自衛用の魔法は使えますが数発しか撃てないですし、致命傷も与えられないのですよ……」


「十分です!それを使って暫く自分の身を守っていて下さい!」


 先生の魔法の威力、撃てる数にもよるが、ギリギリ間に合うだろう。


「とりあえず、【身体強化】と【制限崩壊】は必須かね……」


 この程度の敵ならそこまでしなくて良いはずだが、何しろ今回は制限時間ありだ。今は徐々に包囲網を詰められているだけだが、俺が動き出せば相手も動き出すだろう。


 とりあえず、包囲網が小さい方が纏めて殲滅しやすい。もう少ししたら【アイギスの盾】を先生の近くにでも展開して、魔法をぶっぱなしながら斬り込むか。


「先生、ちゃんと俺の実力見定めて下さいよ!」


「えぇ!?今それを言うのですか!わ、分かったので早く倒して欲しいのですよっ!」


 そんな話をしている間にも、ゴブリンとコボルト達は更に包囲網を狭めている。既に目の前のゴブリンとは3メートルと離れていない。


 万全を期すならあとちょっと、あと数歩だけ近づいて欲しい。

  

 ――だが、先に仕掛けられたらどうする?


 ふと、脳裏をよぎった考え。我ながら弱気な考えだが、仕方ない。


 ……ここは安全策だな


「先生っ!いきますよ!!」


「は、はいなのです!」


 まずは魔法で一気に5匹は倒す!


大爆発(エクスプローション)!!」


 俺の放った魔法が目の前で爆発する。


 敵が近いので、俺たちにも被害が出ない威力にしながらも十分ゴブリン程度なら致命傷を負わせられるように、威力を調整し、範囲も横に広くなるようにする。

 ……やっぱり、無理やり魔法を弄ると魔力の消費が凄いな。


 ただ、爆音に紛れて、ゴブリンやコボルトの断末魔は聞こえるものの、煙で姿が見えない。


「今のうちに!!」


 こっち側は相手も暫く煙で姿が見えていない。その間に反対側の先生が相手いる方を終わらす!!


「先生っ、大丈夫ですか!!」


「い、一応大丈夫なのです……」


「そうですか……なんだこれ!?」


 先生の具体的な安否を知ろうと目を向けると、さっきの俺の魔法でゴブリンやコボルトが殆ど倒れていた。

 残っている魔物も倒れそうになっているものがいる。これじゃあ既に俺たちと戦うどころじゃないだろう。

 事実、戦意を喪失しかけているのか一匹も襲ってこようとしない。



「これはどういう事ですか?」


 先生は自衛くらいはできると言っていたけど、まさかこの一瞬でこれだけの結果にできるとは……。


「先生、これは自衛なんてレベルじゃないと思いますけど……」


「わ、私じゃないのですよ!!これはたぶん、アルギウス君のせいなのですよ!!」


 ……ん?なんで俺のせいなんだ?


「アルギウス君の魔法の風圧だけで魔物たちが倒れてしまったのです!!」


 ―――そんなはずは無い。


「たしかに風圧は強かったですが、堪えられない威力じゃ……」


「この魔物たちをを見て欲しいのです」


 先生の言う通りにゴブリン達を見てみる。


 倒れたゴブリンやコボルト達が、辛うじて立ったままだった他の者たちに支えられて立ち上っているようだ。

 ……よく見るとどの魔物も顔がげっそりしているような気がするな。

 

「この魔物たち、どう言った事情かは分かりませんが、全員極度に痩せ細っているのです」


 なるほど、そりゃ立っているのもやっとだろう。

 改めて全体を見てみると、あばら骨が浮き出ていたり、足が棒のように細かったりと全員痩せ細っているのが分かる。


「じゃあなんでこんな所にいるんでしょうか……」


 この状態で人間の所に出てくるなんて、それこそ自殺行為じゃないか。


「そりゃ空腹で全滅しそうなところに、私達みたいなのがいたら誰でも襲うのですよ」


「……ですよね~」


 先生も俺も、精神年齢はともかく見た目はただの子供だ。

 まあ、たしかに俺たちが見た目通りの年齢なら倒せたかもな。


「で、この魔物たちはどうするのですか?」


「どうしましょうか……」


 俺としては!弱っている敵をいたぶる趣味は無いがそれでここで見逃したら、もしかしたら他の人が被害に会うかもしれない。


 そう思って改めて見ると、一匹だけ飛び抜けてガリガリのゴブリンがこちらに向かってきていた。

 他の奴はその場から動かないし、囮とかでは無いと思うが……。


「ニ、ニンゲ……ユルス……」


「「え?」」


 突如ゴブリンが倒れたと思ったら、なにやら言葉らしきものを発してきた。

 普段の『ぐギャアッ』や『ギギッ』みたいな鳴き声と違い、ガラガラ声だが意味のある言葉に聞こえた。

 だが、残念ながら突然の事で何と言ったのかは分からなかった。


「ニンゲ……オネグァ……シアス」


「何て言ってるんでしょうか?」


「人間、おねぐぁ?しあす?……んー、人族の言葉は話せるようなのですが、口の構造からか、独学だからか、一部分からない言葉があるのですよ」


 え、えっと……この場合はどうしたら良いんだ?

 そもそもゴブリンって人間の言葉を喋れるものだったのか?

 色んな疑問か頭に浮かんで集中できない。

 

 と、とりあえずコミュニケーション……だよな?


「えーと、ゴブリンて喋れるのか?」


「キギイッ!!シャベル、ウォレダケ!!」


「うおっ……!」


 突然ゴブリンが頭を上げたせいで、危うく後ろに転びそうになった。

 危ない危ない……。

 

「どうやら喋れるのはこのゴブリンだけらしいのです。高位の魔物は喋るのですが、ゴブリンが喋れると言うのは初めて聞いたのですよ!!」


 喋れるって言うとミューナもそうだ。ミューナの場合は普通のスライムとは違うが、もしかしたらこいつも同じ存在なのかも知れない。


「先生って魔力とか見えないですよね?」


「自分の魔力くらいなら……何か分かったのですか?」


「いえ、一応聞いただけです」


スキル無しで自分の魔力が見れると言うことは、相当魔法の技術が高いのだろう。魔法は殆ど撃てないようだが……。

 とにかく、これで俺のする事がバレる事は無い。


 久しぶりだが、【鑑定眼】オン!!




―――――――――――――

名前:ギグォウズォ

種族:ゴブリン

職業:廃村の村長

ジョブ:無し

レベル:6

――――――

HP 18/42

MP 0/0

力:18

体力:17

防御:6

魔力:0


状態:飢餓・疲労・恐怖

――――――

《ノーマルスキル》

・棍術:2

・統率 :1

・トートノス大陸公用語:1

《種族スキル》

・異種族間繁殖

――――――――


 ジョブと状態の欄は、俺が経験したから増えたとかだろうか?

 ……これの考察は置いといて、現在関係ありそうな所を見ていこう。


「廃村の村長……」


「何か言ったのですか?」


「ああ、いえ。何でもありません」


 【鑑定眼】を一応先生に秘密にしておくとなれば、今の情報を教えるわけにはいかないな。

 一人で解決するしかないか。


 ……とりあえず、言葉が喋れるのはスキルのおかげだろう。

 レベルが意外に高いが、ゴブリンだからかレベルのわりにステータスが低い事や、名前がよく分からない事は納得できる。


 問題は、状態っていうのと職業か。


 状態の飢餓、疲労は見た目と一致するから分かる。

 だが恐怖ってなんだ恐怖って。まるで俺が悪魔のようじゃないか。


 だが職業の【廃村の村長】って言うのは……。とりあえずこいつが代表者兼このグループ唯一の交渉役なのは分かった。廃村と言うことは何らかの原因で滅びた、または滅ぼされたと言うことだろうか?


「廃村の村長……なのですか」


「えっ……!?」


「このゴブリンは、今は廃村になっている所の村長だったようなのです」


なんで先生が鑑定結果を知っているんだ‼と思ったが、先生が自信満々に胸を反らしている事から、俺の思考を読まれたとかそう言うのでは無さそうだ。

 さしずめ、先生も鑑定系のスキルを持っているんだろう。


 それはともかく、俺は知らないふりをしておこう。


「なんでそんな事が分かるんですか?」


「先生は昔から魔物や植物の研究をしていたので魔物と植物専用の、鑑定眼と言うスキルが使えるのです!!」


「へぇ……」


 何にでも使えるってわけじゃ無いのか。


 まあ、どちらにせよ助かった。これで堂々とこのゴブリンの職業について話しあえる。


「廃村って事は、その集落で何かあったって事ですかね?」


「たぶん、何者かに襲われたのです。仮にも人語を理解するゴブリンが統率していたはずですが、それでも生きているのはこの数……かなり強力な敵だったはずなのです」


「アイツ、オレダチ、イショ。デモ、スコシ、チガタ……」


「と言うことは、同族だと思って油断したらやられてたと言うことなのですね?」


「変異種……」

 

「変異種なのですか?」


 今の話、間違いなく少し前の変異種討伐の件だろう。

 俺たちが行く前に、変異種のゴブリンがこいつらの集落を襲ったと言うことか。討伐後に残党がいないか、他の冒険者達が捜索したらしいが、討伐の前に襲われたこいつらは運良くその前にこっちに逃げて来たと。

 一切食料が取れなかったわけじゃ無いだろうし、衰弱具合もある程度つじつまが合う。


「この前、反対方向の森で変異種狩りがあったじゃないですか。こいつらは、その前に変異種たちにやられたんですよ」


「そう言う事なのですか……うぅ、これじゃあ私たちが悪役なのです」


 先生の言いたい事は分かる。


 せっかく大きな被害を出しながらも、残りの仲間と逃げ出せたのだ。それに終止符を打とうとする俺たちは酷い。

 

 だが、そもそも先に襲ってきたのは向こうだし、このまま逃がせばいつかこいつらが人間を襲うかもしれない。

 しかもゴブリン。種族スキルに【異種族間繁殖】なんて物があるんだから、女性にとっては天敵そのものだろう。


「先生、人を襲うかもしれないこいつらを逃がすのは危険です」


「……仕方ないのです」


 なんで年下で転生者の俺の方が命の価値観が低いのかは知らないが、俺だって自分たちと同じ言葉を話す奴を殺すのは気が咎める。

 盗賊なんかは根っからの悪だからかいけるが、こいつらの場合、まだ一度も悪さをしたのを見たことが無いしな……。


「せめて楽に終わらせてやる」


 時間があるなら、極大魔法で痛みも感じないまま殺してやれる。


 よし、出来る限りの魔力を込めて……。


「マ……マテ!!ウォレ、ニンゲ、コロスシナイ!!コレムラノキマリ!!」


「なんだって?」


 人間を殺さない?ゴブリンがそんな……いや、喋れるのは知らなかったんだ。なら人を襲わないゴブリンもいる……か?


「……人を襲わない理由は?」


 ゴブリンにとって、人間なんて余すところ無く使える上質な素材みたいな物だろう。

 人間が身につけていた物を装備したり、女性は繁殖用に、それ以外は食糧にされることもあるとか。

 ゴブリンからしたら理由も無いのに襲わない方がおかしい。


「魔王、様……ウォレタチ、タウケテクレタ……魔王様、ニンゲ、オソウナテ、イッタ」


 ……魔王様?がゴブリンを助けて人を襲わないように言っただと?魔王様の発音だけは良いから、本気で敬っているのかもしれないが、それだけじゃ信用できない。


 だって、現在進行形で人間の俺たちが襲われているしな。

 ……どっちが襲っているか分からない構図だが。


「私たちを襲ったのは何故なのですか?」


 良いところで先生が質問してくれる。俺の後ろから。


「魔王様、タスケテクレタ……デモ、ナカママモル、エラブ」



「えーっと、魔王様の命令を聞きたいけれど、それで仲間を失ったら本末転倒。だから人間を襲ったと言う事なのですか」


「んー……」


 自分で聞いといてなんだが、このゴブリンの言った事が嘘か本当が分からない。

 たぶん、神眼スキルを解放したら嘘発見器みたいなスキルも手に入れれそうたけど、世の中全てに疑心暗鬼になりそうだから欲しいとは思わないな。



 そもそも、そんな魔王が実在するのかって話だ。


 昔、レルガン王国は無関係だが他の国とどこかの魔王が戦争をしていたって聞いた事がある。

 小さい戦争だからか、直ぐにその噂も無くなったが少なくとも最近戦争があったのは事実だ。そんな自分の同族が人類と戦争していたのに、人間を襲うなって言う魔王が本当にいるのだろうか?


 よくラノベで人類共存派の魔王と勇者が手を組む話を見かけたが、残念ながらこの世界でそんな事をすれば他の魔王から袋叩きにあいそうだ。

 

「――結論としてはこんな感じなんですけど……」


 とりあえず、先生に俺の考えを共有しておく。勿論ラノベの話なんかは言わない。


「んー、ここはゴブリンとその魔王さんを信じても良いと思うのです」


「ええっ!?」


 ちょっと結論早すぎないか!?そんな簡単に許して、後でこのゴブリンが人を襲ったら寝覚めが悪いどころの話じゃないぞ!!


「オオッ!!アリガトゥ、ウォザイマス。メアミ様、魔王様……」


「そんな、私は女神様なんかじゃ無いですよ‼」


「嬉しそうに言うな!」


 むしろ俺的には、先生のイメージに女神様はそぐわないから、目ヤニ様って言ったのかと思ったぞ。


「って、勝手に交渉成立してるし……まあ良いや、でも人間襲ったら俺が殺しに行くからな」


「アルギウス君!!子供がそんな事を言っちゃいけないのですよぅ!!」


 ……子供って、もう前世も合わせたら立派な大人だけどな。

 見た目が6歳なんだから、さっきの魔法の恐怖が消えない内に強い口調で脅した方が効果的だとおもったんだよ。


「あー、分かったじゃあゴブリン、そろそろ行って良いよ。……さっきは仲間を殺してしまってすまなかった」


「ギギッ……マダ、シンデナイ。ソレニ、コレオソタノ、オレ、キメタ。オレノセイ」


「……本当か?」


 今まで気にしていなかった後ろを見ると、だいぶ離れた位置にゴブリンが気絶して倒れていた。


 ……もしかして、攻撃が当たる前に爆風で吹っ飛んだ?

 そう言えば、生き残っても直ぐにこっちに来れないよう、手前の方で爆発させたんだった。まさかそれで助かるとはな。


 ……運が良いなぁ。


「じゃあそいつらを回復すんのと、暫く生きていける分の食糧は渡す」


 これぐらいなら良いだろう。気絶した奴をこのガリガリのゴブリン達が運ぶのは無理があるし、ここで食糧を与えないと直ぐに死ぬだろうから、許した意味がない。


「このアイテムポーチに食糧入ってるから、食糧が自力で取れるようになるまではこれ食っとけ」


「あ、アイテムポーチごと渡すのですか!?」


 先生が驚いているが、今考えたらこれを言及されると面倒くさいので無視する。

 ちなみに、先生に見えないようにアイテムボックスから適当にアイテムポーチに食糧を流し込んだ。少し高級なケーキなんかや、食糧じゃないものが混ざってるかもしれないが、先生の目もあるし仕方ない。


「アリガトゥゴサイマス……ウォレ、ゲボゥ、シテクレ」


「ん?げぼにする?俺にそんな力ねえよ……」


 なんだその要求は……。


「違うのですよ。下僕にして欲しいって事なのですよ」


「ソレ、ソレダ!!サスガ、メアミ様!」


「て、照れるのですよぅ……」


 ゴブリンに誉められて照れるとか、先生の順応性高過ぎだろ!!

 あ、ゴブリンくらいにしか誉めてくれる人がいな…………これからはもう少し誉めてあげよう。


「あー、お前がいなくなると仲間のゴブリンやコボルトが路頭に迷うだろ。少なくとも、村が安定して言葉も流暢に話せるようになってからな」


「ハハッ!!オオセノ、ママニ……」


「どこでそんな言葉覚えた……?」


 なにやらすっかり俺の従者気取りだが、まあそれも悪くない。

 真っ先に殺すとか言ったせいで周りには言えないが、本当の危機的状況で仲間を守ろうとする姿勢や、素直に自分の過ちを認めるという、人間でも難しい事を当たり前のようにできてしまうこのゴブリンを少し気に入ってしまった。

 勿論、人に仇なすゴブリンはこれからも狩るだろうが、これからは対話を試みるのもありかもしれないな。


「じゃ、気を付けてな」


「アリガトゥ、ゴサイマス!!」


「アリギャトゥ、ゴザゥイ、マズ!!」


「おお!!知性ある同族の影響に感化された他の個体の知能向上!!これは歴史的発見なのですよ!!」


「あんなにゴブリンに甘かった先生が、最後の最後に雰囲気ぶち壊しな科学者みたいな事言ってるよ……」


 一通りの事を済ませた後、気絶から目を覚ました者達を伴って、茂みの奥に行ってしまったゴブリン達。

 まあ、願う事ならまた会って話をしてみたいと思った。


「さて、そろそろ行くのです。大分時間がたってしまったのですよ」


 当初の予定から2時間ほど遅れた俺たちは、目的の村までの道を早足で進むのだった。























《眷族》

・ヘリス

・ミューナ

・ギグォウズォ


「なんでだよ!?」


 あの村長ゴブリン、眷族になってるやんけぇぇぇぇっ!!


「どうしたのですか!?」


「いえ、ギャルゲ的なフラグが知らない間に立っていたもので……」


「あっ、その“ふらぐ”ってのを教えてくれる約束だったのですよ!!」


「分かりました。では最も危険度の高い“死亡フラグ”と言うものの説明から始めましょうか」


「死亡……腐羅愚!!」


「なんかニュアンスが違うねそれ」


 ……結局フラグの話をしている間に、村長ゴブリンが眷族になった件はすっかり頭の中から消えてしまっていた。

 村長はまた出てくる予定ですが、どんなキャラになるんでしょうか。

 カルロス君を不憫キャラにしようと思ったら、何故か普通にイケメンになっちゃったしこいつを後釜に……。

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