第2話 迷い
「はぁ・・・・今日はキャンプかぁ。やだなぁ。」
私はキャンプの中のハイキングが一番嫌だった。
バスに乗り込み、私は実那と一緒に座った。
「ねぇねぇ。早くハイキングやりたいねぇ。」
実那がはしゃいで言った。
「そぅ?私はそんな楽しみじゃないけど・・・」
「なに言ってんの。絶対楽しいって。」
「そうかなぁ。」
そんなことを言っていることを気にもせずに実那が言った。
「ちょっと。季沙。あれって鈴山高山じゃない?」
鈴山高山は私たちが泊まるペンションがある山だった。
「うん。そうだね。」
私はなかなか気が乗らなかった。
「あとちょっとで着くね。」
「そうだね。」
そして2時間バスに揺られてやっと着いた。
「あー着いちゃった。」
私がそんなことを思っていると先生がみんなに声をかけた。
「じゃぁハイキングをやるので、12時にここに集合してください。」
「はーい。」
とみんなが返事をした。
12時になりみんなが集まり始めた。
全員が集まったとこで先生が注意点を言った。
「この山は道が複雑なので、しっかりと地図をみて動くこと。」
それではハイキング開始!」
ハイキング係の人が声をかけはじめた。
「じゃぁ一班の人たちから・・」
出発は五分おきだった。
五分後・・・・
「じゃぁ次2班の人たち・・・3班の人たち・・」
何分たったのだろう。
やっと私たちの班の番が回ってきた。
「じゃぁ次7班の人たち。」
「季沙行こ!!」
実那がうれしそうに手をひっぱてきた。
そして私たちはハイキングを開始した。
・・・・どのくらいあるいたのだろう。
実那は慶と一緒に歩いてるし。
と横を見ると信也がこっちを見ていた。
「なによ。」
「べつに。」
「あっ。季沙、見て。」
「なに。なんにもないじゃん。」
「よく見てよ。」
「あーリス。かわいい。」
「でしょ。」
と信也が自慢するように言ってきたので私は
「偶然見つけただけじゃん。」
と言い返した。
「早くしないと実那たちにおいてかれるよ。」
と私が前を見ると実那だちがいなかった。
「え・・・・実那・・・」
ちょっとどーなちゃうの?




