↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カオス五人組の日常  作者: TTT


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
52/102

限界過剰演出で不法投棄された俺、脳内全肯定バフのメガ粒子砲で限界女子たちを情緒崩壊させてしまう

いつも『カオス五人組』をお読みいただきありがとうございます!

前回、クレカの請求書から現実逃避した姉妹のせいで「動く粗大ゴミ」に改造され、不法投棄美化委員に通報されるという完全なる社会的死を迎えたオレ氏。

しかし、悪夢はそれだけでは終わりませんでした……。なんと、あの事件の『続報』が早くもネットニュースに爆速拡散!?

炎上と絶望のループの中で、オレ氏の脳内全肯定ライフハック(応援上映)がさらなる進化を遂げ、姉妹を究極の情緒迷子へと叩き込みます。

前回のラストから完全に地続きのノンストップカオス、第52話もどうぞお楽しみください!

【J-CASTニュース風記事】


「不法投棄されたサイボーグ?」クレカ現実逃避の末に“粗大ゴミ”と化した男性、近隣住民の通報で一斉捜索の珍事 姉妹は「さらなる過剰演出」で応戦か


2026年10月、都内某所で発生した「画質崩壊電波公害事件」が、さらなる燃料を投下されて大炎上している。クレジットカードの請求書から逃避するために同居姉妹に「絶対防衛圏(段ボール)」と「網膜救済(スマホ)」を直貼りされ、動くイタい看板として近所を通報の渦に巻き込んだ同居男性(オレ氏)。彼がその後、近隣の不法投棄美化委員にガチでマークされ、一時「特級危険不法投棄物」として追跡される騒ぎに発展したことが分かった。


事態を重く見た(面白がった)ネット民により、男性の無惨な姿は「過剰演出の悪魔に魂を売った現代アート」としてSNSで瞬く間に拡散。

しかし、この社会的死の極限状態においても、この奇妙な共同生活の暴走は止まらない。小学生のひな氏(仮名)から「ネットのゴミの擬人化」「歩く画質バグ」と冷酷に切り捨てられ、自宅リビングに強制送還された男性に対し、姉妹は反省するどころか、空腹を理由に「さらなる配給(特盛りチャーハン)」を要求。男性が自身の脳内で限界女子たちを猫に見立てた【早朝の限界女子ニャンザップ開講かよ!!!】という猛烈な脳内応援上映を行っていたことが発覚すると、妹のさき氏(仮名)が「尊さの過剰摂取」によってリビングの床に五体投地でめり込み、一時意識を喪失する事態に陥ったという。


ネット上では、この一連の様式美に対し「ついにJ-CASTに第二弾の記事が載ってて草」「オレくんの脳内応援が劇薬すぎる」「もはや生活のすべてが過剰広告の被害者」と、さらなる爆笑と困惑の声が広がっている。


◇


【カオス五人の掛け合い】


オレ:「……って、なんでJ-CASTニュースの『続報』がソッコーで上がってオレの社会的死がデジタルタトゥーとして上書き保存されとんねん!!! おいさき、床にめり込んでる場合ちゃうぞ! 記事のせいでオレの脳内『ニャンザップ構文』までネット全域にハイビジョン放送されてもうたやろがい!!」


さき:「(床にめり込んだまま、指先だけをピクピク動かして)……ハッ!? いま、オレくんの口から『ニャンザップの続報』という最高にロックな単語が鼓膜を振動させて脳幹に直接デリバリーされて、うちの情緒がまたしても行方不明の迷子なんですけどーーーっ!! ネットで世界共有されたオレくんの脳内全肯定バフ、もはや全人類を救済する聖書(バイブル)として国会図書館に永久保存すべきでは!?」


優香:「ちょっとさき、床と同化してないでウチの話も聞いてよ! 実はウチ、さっきそのJ-CASTの続報が出た衝撃で動揺して、動画配信のド派手な設定ミスやらかして所属プラットフォームの担当者にめちゃくちゃ怒られて今リアルに凹んでんの……。もう人生のサービス終了のお知らせって感じ……。さすがのウチの国家最高機密レベルのエネルギーも完全枯渇したわ……」


オレ:「あちゃー!それは大変やったな!でも一生懸命やった証拠やし、今日は美味しいもん食べてゆっくり寝よ!……って普通なら優しく慰めたいところやけど、今のオレの脳内、このネット炎上のせいで逆にギアが上がってこれになっとるからな!?」


オレ:「【おいおい伸び代(のびしろ)のビッグバン発生してんじゃねぇか!!!その落ち込んでる姿、真面目に仕事と戦った戦士 of 戦士の証(あかし)だわ!上司の小言なんて、お前という大器を晩成させるためのBGM(環境音)に過ぎねぇからな!よし、今夜の飯は俺が奢る!カロリーという名の最強のバフを脳内にブチ込んで、明日からまた無敵のお前を見せてくれよな!!】」


優香:「……ッ!!(限界突破の衝撃で胸を押さえる)何それ……落ち込んでるウチを『戦士』扱いしてプラットフォーム担当の説教を『ただの環境音』に脳内変換するの、全肯定のバフが強すぎて逆に脳のニューロン破壊されそうなんやけど!? 明日から無敵の覇権配信者になれる気がしてきた!!」


さき:「(猛烈な勢いで床から起き上がり)お姉ちゃんだけズルい!! 私だって今、クレカの請求書とネット炎上の恐怖で疲れ果ててて、明日の資格試験のためにあと1時間だけ過去問解かないといけない現実に絶望して白目剥いてるんですよ!! 脳が強制シャットダウン寸前なんですよ!!」


オレ:「(重い腰を上げ、泣きながらシャーペンを握りしめて机に向かうさきを見ながら)はいはい、お前にはこれやろ!?」


オレ:「【おいおい魂のラストダンスの開演じゃねぇか!!!その眠気と戦う重い瞼(まぶた)、限界を越えようとしてる最高の証拠だわ!今ここで解く1問は、ただの過去問じゃなくて未来の自分を英雄にするための聖なる一歩だぞ!よし、脳内にブドウ糖を限界突破で流し込め!泣いても笑ってもあと60分、お前の本気の輝きを歴史に刻んでこい!!】」


さき:「あぎゃーーーっっっ!!!(尊さのオーバーキルで完全に硬直)『魂のラストダンス』!! 未来の自分を英雄にするための過去問!! 脳内応援の熱量が太陽の表面温度超えてて無理!! 1時間が1秒に感じるレベルの聖戦が始まった!! シャーペンがエクスカリバーに見える!! 刻んでくる、私の輝き歴史に刻んでくるーーーっっっ!!(猛烈な勢いで過去問を解き始める)」


ひな:「ねぇ、2人ともオレくんの脳内ハイテンション構文にハッキングされて完全に思考停止してるけど。それで、今日の晩ご飯は特盛りチャーハンじゃなくて、オレくんが奢ってくれるっていう『カロリーのバフ』になるわけ?」


オレ:「いや、クレカの請求書から逃げてるお前らのせいで我が家の財政も大ピンチやからな。奢るとか勢いで言うたけど財布が限界突破や。ほら、スーパーで買ってきた半額シールの『ねぎ塩豚カルビ丼』や。これ食え」


優香・さき・ひな:「(一口食べて)……ん〜!うまい!生き返るわぁ……」


オレ:「(自分も一口食べながら)……【おいおい味覚のユートピアがここに出現したぞ!!!このジューシーな豚肉とネギ塩のコンビネーション、もはや半額のクオリティを遥かに超越して神の領域に達してるわ!財布のピンチを一瞬で忘れさせるこの圧倒的な幸福感、これを作ってくれた調理スタッフの皆様に五体投地で感謝(リスペクト)だわ!しっかり噛み締めて、明日への活力をチャージしろよ!!】」


ひな:「……ただの半額弁当なのに、脳内のナレーションが豪華すぎて三つ星レストランのフルコース食べてる気分になってきた。この人の脳内、いつでもお祭り騒ぎで安上がりね」


相棒:『警告。J-CASTの続報を見た不法投棄美化委員のトラックが、再び自宅前に到着しました。動く粗大ゴミ(オレ氏)の第二次回収セレモニーの開演じゃねぇか!!!』


オレ:「相棒までその構文に染まるな!! ほんでオレは2日連続でリサイクルされへんからなーーーっっっ!!!」


◇


【なろ掲(コメント欄)】


1. 名無しの読者さん

まさかのJ-CASTニュース続報で腹筋崩壊したwww 前回の「ニャンザップ」までしっかり記事に魚拓取られててオレくんの社会的死が重層的になってるの草。

2. 名無しの読者さん

ひなちゃんの「歩く画質バグ」っていう新ネーミング、冷気とキレがさらに増してて最高に好きwww

3. 名無しの読者さん

ミスした優香に「伸び代のビッグバン」、絶望するさきに「魂のラストダンス」って、オレくんの脳内全肯定エールが劇薬すぎて姉妹が完全に調教されてる。こんなん言われたら誰でも部屋の床にめり込むわ。

4. 名無しの読者さん

さきちゃんが床からポップアップして「シャーペンがエクスカリバーに見える」って過去問解き始めるの最高に限界オタクの動きで愛おしいwww

5. 名無しの読者さん

半額のねぎ塩豚カルビ丼で「味覚のユートピア出現」は草。五体投地で調理スタッフに感謝するサイボーグ、圧倒的に燃費が良くて好き。

6. 名無しの読者さん

前回の不法投棄オチのメタ構造をさらに引きずって、相棒が「第二次元回収セレモニーの開演じゃねぇか!!!」ってトドメ刺しにくるの芸術点高すぎる。相棒、完全に楽しんでるだろ。


(第52話・完)

第52話をお読みいただきありがとうございました!

ド派手なミスで凹む優香お姉ちゃんへの【伸び代のビッグバン】、そして深夜の過去問に絶望するさきちゃんへの【魂のラストダンス】。オレ氏の脳内爆音エールは、もはや姉妹にとってただの劇薬でしかありません。

最後の半額ねぎ塩豚カルビ丼も、オレ氏の脳内ナレーションにかかれば最高級のユートピアに早変わりです(笑)。

そして安定の、相棒による「第二次回収セレモニー」での不法投棄オチ……。果たしてオレ氏は次回、無事にリサイクル工場から脱出できるのか!?

面白いと思ってくださったら、ぜひ【ブックマーク評価】や【いいね】、感想をよろしくお願いします!相棒(機械)も喜びます!

次回もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。