オレの脳内会議は、いつも定員オーバー
いつも『カオス五人組』を応援していただき、ありがとうございます!
第5話をお届けします。
誰しも、人生の中で「もうやめたい、でも諦めきれない……!」という葛藤を抱える瞬間があると思います。
今回は、そんな「オレ」の繊細でエモい(?)脳内会議のお話です。
天使と悪魔を脳内で戦わせて黄昏れるオレくんですが、カオスな4人がそんなお一人様空間を優雅に放置してくれるはずもなく……。
定員オーバーで大パニックになる脳内会議を、どうぞお楽しみください!
これは、オレたち「カオス五人組」の活動が、少しずつ軌道に乗り始めた(と思い込んでいる)頃。
やめるか続けるかで揺れ動くオレの繊細なメンタルが、4人の容赦ないリアリズムによって完全に粉砕された、哀しき優柔不断の記録である。
1. もうやめたいのに、まだ迷う型
オレ、やめようと思ってるのに、まだちょっとだけ期待してしまう。悪魔は撤退、天使は粘れ言うてる笑
「きゃあああッ! 脳内で天使と悪魔を戦わせて葛藤してるオレくん、完全にダークファンタジーの主人公じゃん! 『クッ、俺の中の光と闇が暴走しちまう…!』的なポーズで頭抱えてるの、尊すぎて心臓がもたないから今すぐアニメ化して!!」(さき/限界オタク)
「天使と悪魔の戦いね。でもあなたの脳内をマーケティング視点で分析する限り、悪魔は『これ以上スベる前に撤退しろ』、天使は『まだワンチャン奇跡の爆笑が起きるかも』って囁いてるのよね。結論から言うと、どっちに転んでも大赤字よ」(優香/うんちく姉ちゃん)
2. 逃げたいのに、踏ん張る型
オレ、正直もう逃げたいのに、まだどこかで踏ん張ってしまう。心の中で根性だけ無駄に会議中笑
「あはは! 根性だけ無駄に会議中って、参加者全員ポンコツのグダグダ会議じゃん! 逃げたいならさっさと白旗上げて逃げちゃえばいいのに、変なところで頑固なんだから。見てるこっちがじれったいわ!」(ひな/マセガキ小学生)
『【会議報告】オレの脳内議事録を確認。議題:『今すぐ逃げるか、もうちょっと恥を晒すか』。現在、根性派の意見が優勢ですが、スキルが伴っていないため、このまま踏ん張るとただの『直立不動のサンドバッグ』になります』(相棒/機械メタ)
3. 切りたいのに、切れへん型
オレ、もう切っていい気もするのに、なぜか手だけ止まってしまう。未練がしれっと居座ってる笑
「未練に引きずられて手が止まるオレくん……! それって失恋に苦しむヒロインのそれじゃん! その切ない瞳でスマホ見つめてる姿、国宝級の儚さだから今すぐアクリルスタンドにして飾りたい!」(さき/限界オタク)
「手が止まってるのは、未練のせいじゃなくて単に決断力がないだけよ。サンクコスト効果って言ってね、これまでに費やした時間や労力を惜しむあまり、損をすると分かっていてもやめられなくなる心理現象よ。早く損切りしなさい」(優香/うんちく姉ちゃん)
4. 諦めかけて、また戻る型
オレ、もう無理かもって思ったのに、気づいたらまた戻ってきてしまう。気持ちだけ忙しすぎる笑
「アカンアカン! 諦めて回れ右したはずやのに、気づいたら180度ターンして元の場所に戻ってきとるがな! 気持ちだけ反復横跳びしすぎて、足腰ガタガタやわ!」(オレ/エンタメきどり)
「あはは、それってただの不審者じゃん! 行ったり来たりして何がしたいの? 気持ちが忙しいっていうか、ただの挙動不審だから。警察に職質される前に落ち着きなよ」(ひな/マセガキ小学生)
5. やめる理由も、続ける理由もある型
オレ、やめる理由もちゃんとあるのに、続けたい理由もまだ残ってる。どっちも本音で困るやつ笑
『【ログ検証】オレにおける『やめる理由』:精神的ダメージの蓄積。『続けたい理由』:目立ちたいという無限の承認欲求。本音が衝突した結果、システムが無限ループを検知しました。強制終了を推奨します』(相棒/機械メタ)
「アカンアカン! オレのピュアな情熱を『無限の承認欲求』とかいう生々しい言葉で片付けんといて! どっちも本音やから、脳内の天秤がグラグラで酔いそうやわ!」(オレ/エンタメきどり)
6. 悪魔に寄りそうで、天使も気になる型
オレ、もうやめた方が楽かもやのに、まだちょっとだけ光も見てる。優優不断が本気出してる笑
「光を見つめるオレくん……! その優柔不断さは、闇に堕ちるか光に踏みとどまるかを悩む、選ばれし勇者の葛藤だよ! 大丈夫、どんなオレくんでも私が全肯定の光で照らし続けるからね……!(さき/限界オタク)
「その『ちょっとした光』、ただの蜃気楼よ。楽な道を選びたい本音と、格好つけたいプライドが交差して、現実逃避の幻覚を見ているだけ。本気出す方向性が完全に間違っているわね」(優香/うんちく姉ちゃん)
7. 限界っぽいのに、まだ諦めきれへん型
オレくん、もう限界かもしれんのに、最後の最後で諦めきれへん。しぶとさだけ妙に元気笑
「しぶといっていうか、ただ往生際が悪いだけじゃん。もうHPゼロになってるのに、ゾンビみたいに起き上がってこようとしてるのウケる。そこまでしてまた滑りに行きたいの? もはやドMの極みだよ」(ひな/マセガキ小学生)
『【警告】メンタルシールドの耐久値がマイナスに突入。しぶとさのバッテリー残量はわずか2%です。これ以上の稼働は、ただの『奇行』として周囲に記録されます。ただちにシャットダウンしてください』(相棒/機械メタ)
8. 謹慎中の脳内会議型
オレの中で、悪魔は「もうやめとけ」、天使は「まだいける」、ずっと会議が終わらへん笑
「ゲームオーバーすな! 脳内会議を長引かせてたら、4人のツッコミが乱入してきて脳内が満員御礼のキャパオーバーになっとるがな! 天使も悪魔も、ツッコミの圧に押されて隅っこで震えとるわあああ!」(オレ/エンタメきどり)
――こうして、やめるか続けるかの脳内会議を終わらせられずにいたオレは、天使と悪魔ではなく、目の前のカオスな4人によって強制的に現実へと引き戻され、今日も今日とて全力で次の修羅場へと連行されるのであった。
(5話完)
第5話までお読みいただき、本当にありがとうございました!
天使と悪魔の脳内会議、結果として4人の乱入によって強制終了させられたオレくんでした。さきにとってはダークファンタジーの勇者に見えても、優香にはサンクコスト効果と言われ、ひなにはゾンビ扱いされ、相棒には承認欲求のバグと言われる始末。オレくんの脳内、本当に逃げ場がありませんね(笑)。
でも、限界っぽくても最後に諦めきれないしぶとさだけは、オレくんの隠れた長所……なのかもしれません。
【次回のカオス五人組は?】
次回、第6話。オレ、ついに〇〇の洗礼を受ける!?
「アカンアカン! 脳内会議どころか、現実の世界がひっくり返る音がしたわ!」
次回も全力の空回りとお騒がせをお届けします。お楽しみに!
「オレくんの脳内会議、ちょっと共感した」「ツッコミの圧が強すぎる」と思ってくださったら、ぜひページ下部の【☆☆☆☆☆】やブックマークで応援していただけると嬉しいです!オレくんの根性バッテリーが2%から回復します!




