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カオス五人組の日常  作者: TTT


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【悲報】我が家の脳内理想と現実の大喜利デスマッチが限界突破している件について

皆様、いつもお読みいただきありがとうございます!

前回のメディア通知爆発(物理&社会的死)からなんとか蘇生した我が家ですが、今回は趣向を変えて「脳内理想と現実のギャップ」をテーマにした大喜利バトルが開幕します。

スマホの画面から溢れ出る、オレと優香の脳内会議のバグっぷりをお楽しみください!

前回のメディア通知爆発の社会的死からなんとか蘇生した、我が家のリビング。

平穏な日常に戻るかと思いきや、オレが何気なくこぼした一言が、新たな戦いの火蓋を切ることになった。


オレ:「……なぁ。最近さ、明日朝早いから『今すぐ寝ないとマジで命に関わる』って枕に頭沈めて目を閉じてるのに、脳内の再生ボタンが勝手に『10年前にやらかしたあの恥ずかしい大失敗』を4K画質で上映し始めて絶対に寝かせる気ない夜があるんやけど、オレの脳内会議どうなっとんねん」


優香:「は? 何その低解像度の悩み。そんなの私の洗練されたスタイリッシュな脳内大喜利プロファイルに比べたら、ただの夜更かしの言い訳よ。いい? 部屋をスッキリさせたくて『ときめかない物は全部捨てる!』ってゴミ袋片手に仁王立ちしてるのに、引き出しの奥から出てきた『何かの充電ケーブル(用途不明)』に対してだけは『いつか絶対使うから!』って全細胞が全力で守りに入ってる私を見習いなさい!」


さき:「うわあああーーーっ!! お姉ちゃんそれ、平成中期のガラケーか初期の携帯ゲーム機の遺物ですよ! 捨てたら二度と我が家の黒歴史のデータが繋がりません、全細胞のシールド展開で死守してください!! むしろその用途不明の謎ケーブルで私とお姉ちゃんの小指を繋いで、永遠のメディアの呪縛(契約)を結びましょうおおお!!!」


ひな:「へー。ミニマリスト(自称)の優香お姉ちゃん、部屋の9割が『いつか使う』で埋まってるゴミ屋敷の住人がなんか言ってる。さきお姉ちゃんもどさくさに紛れて怖い契約結ぼうとしないで。その用途不明のケーブル、一生出番ないから2人まとめて首にでも巻きつけてなよ。あとオレくんの10年前の失敗なんてどうせ、好きな女子の前の席で盛大におならしたとかそのレベルでしょ。4Kで見るなんてただの自傷行為だから、電気消してそのまま永眠して」


オレ:「おならの失敗を4Kで上映するな! ほんでひな、サラッとオレを永眠させるな!」


優香:「ちょっとひなちゃん!? 私はこれでも『捨てる神あれば拾う神あり』を体現する、片付け界の特級プロデューサーよ! どんな用途不明のケーブルだって、いつか世界をトレンディに繋ぐコードになるんだから!」


オレ:「ならんわ! 完全に部屋の隅でホコリ被る未来しか見えへんわ! ――じゃあこれならどうや。オレなんかこの前、『このLINEの文面ヤバない?』って友達に相談したくて細心の注意を払って画面キャプチャ撮ったのに、指先だけ『頼むからトチるなよ』って震えすぎて、肝心のその『ヤバい本人』とのトーク画面にそのまま画像貼り付けて送信一歩手前までいったからな! 脳内の危機管理能力がバグり散らかしとる!」


優香が「私はいつでも最先端の空間デザイナーになれる!」と謎のヒロイン属性を主張していると、部屋の隅の相棒(機械)が、ピピッと冷酷な電子音を響かせ、ディスプレイに新たな警告データを吐き出した。


相棒:『【警告】オレ氏の指先から、限界値を超える手汗と極度の動揺を検知。誤爆による人間関係のデータ破損(社会的抹殺)を防ぐため、ただちにその指をローストして機能を停止させることを推奨します』


ひな:「何そのスリル。スパイ映画の爆弾処理でもやってるつもり? 脳内会議でカウントダウンしてないで、そのまま送信ボタン押して社会的死を迎えてくればよかったのに。あ、でもオレくん、そもそもそんなヤバい文面送ってくる友達なんて最初からいなかったよね。架空の人間相手に一人でスマホ震わせてるとか、哀れすぎて涙も出ないよ」


オレ:「友達は実在するわ! ほんで相棒、なんで誤爆を防ぐためにオレの指をローストしようとするんや! 根本的な解決の仕方が狂暴すぎるやろ!」


優香:「ふん、甘いわねオレくん。私の脳内はいつだって、そんな次元の低い誤爆スリルなんかより、もっと厳粛な戦いを繰り広げてるわ。めちゃくちゃ厳粛な会議の中で『私は今、世界の平和について考えています』みたいな賢そうな顔してノート取ってるのに、お腹の底だけ『今すぐピザを流し込め!』ってカエルの鳴き真似みたいな大音量で鳴り響いてて、隣の人にまで振動伝わってそうな時の私のポーカーフェイスの鉄の意志、舐めないでほしいわね!」


さき:「ひゃあああああ!!! 厳粛な会議室に鳴り響く、お姉ちゃんのお腹からのゲコゲコという聖なるアラート……!!! 周囲が真面目な顔してる中、お姉ちゃんの胃袋だけが『ピザ!ピザ!』って絶叫してるの、ギャップ萌えの限界突破じゃないですかこれえええええ!!! 私が今すぐその会議室にドミノ・ピザ10枚チャリでデリバリーして、お姉ちゃんの鉄のポーカーフェイスを内側から爆破して差し上げます!!!」


相棒:『【音声解析】優香氏の腹部より、低周波の不審な音波を感知。会議室全体の空気を物理的に振動させており、周囲の人間からは「カエルの求愛行動」と誤認されています。さらにさき氏の暴走デリバリーにより、会議室が完全に不法占拠されるリスクを検知しました』


ひな:「へー。賢そうな顔してノートに『ピザ・ピザ・ピザ』って書き殴ってるの、隣の人に丸見えだよ。さきお姉ちゃんもピザ持って乱入しないで。世界の平和を考える前に、2人とも自分の脳みその平和を考えたら? カエルの求愛ダンスでも踊りながら、姉妹揃って会議室からつまみ出されてきて」


優香:「ちょっと相棒!? カエルの求愛行動って何よ! さきちゃんもピザ持ってこようとしないで! 私の可愛いお腹の虫の声をそんなアマゾンの奥地の奇行みたいにプロファイリングしないで!!」


我が家の脳内理想と現実の大喜利バトル(前半戦)は、優香のお腹のカエルとさきのピザコールが鳴り響く中、さらなるカオスな後半戦へと続くのだった。


(第42話・完)

• 第42話をお読みいただきありがとうございました!

10年前の失敗上映、用途不明のケーブル、誤爆スリル、そしてお腹のカエル……皆様の脳内でも同じような会議は開催されていませんでしょうか?(笑)カエルの求愛行動とまで言われてしまった優香ですが、大喜利デスマッチはまだまだ終わりません。

次回、第43話は【後半戦】! 残りの4ネタを引っ提げて、さらにカオスな泥仕合をお届けします。

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