ネットニュースにオレの社会的死が晒された件について(J-CAST風)
いつも「カオス五人組」を応援いただきありがとうございます!
おかげさまで、第41話に突入しました!
前回の「メタ構造ハック&担当シャッフル大戦」の裏で、実はネット上ではとんでもない騒ぎになっていた……!?
ということで今回は、趣向を変えて【J-CASTニュース風記事】と【なろ掲(コメント欄)】のパロディ形式でお送りします。
メディアの闇を詰め込まれて「歩くジャンク処分品」と化したオレに対する、ネット民たちの容赦ない反応とリビングのドタバタ掛け合いを合わせてお楽しみください!
【J-CASTニュース風記事】
「ブラウン管のアンテナを頭に…」令和の一般家庭で男性が“ジャンク処分品”に改造される猟奇的事件が発生 妹「私だけの美の女神のブラウン管に」
2026年10月、都内某所の一般家庭で、同居人の男性(オレ氏)が、昭和・平成・令和の歴代テレビ・動画メディア機器を全身に強制装備させられるという、世にも奇妙な「画質崩壊電波公害事件」が発生した。
事の発端は、同居する姉妹による「新旧・テレビ動画トーク」だった。いつもと違う「物語のメタ構造」を察知した姉の優香氏(仮名)と妹のさき氏(仮名)が、いつもの様式美を拒否して担当をシャッフル。令和の『TikTok・倍速視聴』を語る姉と、平成・昭和の『ビデオテープ爪折りデスマッチ』に五体投地する妹の熱量が暴走。
AI端末が両者の主張を合成して爆誕させた特級呪物『お姉ちゃん全部盛り・限界メディアアヴァンギャルド福袋セット』に狂喜乱舞した妹が、男性を「お姉ちゃんのメディア端末の実験体(依代)」に指名した。
男性は激しく抵抗したものの、姉妹によって「頭にブラウン管のアンテナ(ウィッグ代わり)」「首にはビデオテープを繋ぎ合わせたネックレス」「上半身は派手なトレンディジャケット」「ポケットには最新のスマホ画面」を無理やり装着させられた。さらに、痛バッグのスピーカーからは大音量で「ビデオテープ巻き戻しのウィーーーーンという爆音」が自動再生されるという精神的損壊も加わった。
この凄惨な姿に対し、小学生のひな氏(仮名)は*「歩く家電量販店のジャンク処分品ね。近づくだけで地デジの電波障害起きそうだから、そのまま外に出て近所の不法投棄美化委員に通報されてきて」*と極めて冷酷に言い放ったという。
ネット上では、男性の社会的死に対して「同情を禁じ得ない」「もはや地デジ化の被害者」「現代アートの最先端」といった声が寄せられている。
【カオス五人の掛け合い】
オレ:「……っていうニュース記事が、オレの全身タイツ姿ばりの黒歴史としてネットに刻まれてるんやけど。おいさき、今すぐこの頭のブラウン管アンテナを外せ。重くて首がアナログ放送並みにバキバキや」
さき:「嫌です!!! ネット記事に載ったことで、ビデオテープの巻き戻し音を大音量でスピーカーから響かせるオレくんの尊さが、ついに地デジの壁を越えて世界にハイビジョン放送されたんですよ!? ほら、早くそのビデオネックレスを鳴らして『W録画失敗の絶叫』のポーズを取ってください!!」
優香:「ちょっと待って、私の洗練された最先端タイパ動画が、なんでネットで『電波公害事件の主犯』扱いになってるわけ!? 私の女子力打率は万年ノーヒットノーランじゃないし、これでも動画配信の覇権を(以下略)」
ひな:「はいはい、白黒テレビの砂嵐お姉ちゃんは静かにして。それよりジャンク処分品くん、自分のスマホの通知見てみなよ。爆発の一歩手前だよ」
オレ:「(画面を見て)……うわ、J-CAST経由で近所の不法投棄美化委員から『不法投棄された謎の家電製品が歩いている』ってマジで通報されてるやんけ!!! なんで最後はいつもオレが社会的死を迎えるんや!!!」
相棒:『報告。オレ氏の現在地は、近隣住民により「動く粗大ゴミ(特級危険物)」としてマークされました。社会的死のカウントダウンを止めたい場合は、ただちに頭のアンテナを抜き、令和の現実へと帰還してください』
【なろ掲(コメント欄)】
1. 名無しの読者さん
「歩く家電量販店のジャンク処分品」は草。ひなちゃんのネーミングセンス、冷気とキレが限界突破しすぎだろwww
2. 名無しの読者さん
頭にブラウン管アンテナ、首にビデオテープ、ポケットにスマホ、スピーカーから巻き戻し音。これもう半分、平成のロードサイド型リサイクルショップから生まれた新型のサイボーグだろ。
3. 名無しの読者さん
サイボーグ(ただし戦闘力は皆無で、近づくだけで地デジの電波障害を起こし不法投棄美化委員に通報される模様)。
4. 名無しの読者さん
優香お姉ちゃんの「動画配信の覇権」の主張が、J-CASTの記事のせいで完全に「白黒テレビの砂嵐」として処理されてるの、打率ノーヒットノーランすぎて好き。
5. 名無しの読者さん
妹のさきちゃん、オレくんを「私だけの美の女神のブラウン管(依代)」って呼ぶの、限界オタクの語彙力が極まりすぎてて怖い。昭和・平成側に回っても熱量がバグり散らかしてて最高。
6. 名無しの読者さん
しかも最後はオレくんの生活費でそれを100巻分買い占めようとしてたからな。経済テロリストさき。
7. 名無しの読者さん
毎回オレくんが物理的にも社会的にもボコボコにされて終わるの、実質この小説の様式美になってるの安心感ある。今回はメタ構造を壊そうとして、結局いつものオチに収束してて芸術点高い。
8. 名無しの読者さん
近所の不法投棄美化委員に通報されたオレくん、粗大ゴミとして回収されないか心配だわ。次回、家電リサイクル工場から脱出編かな?
9. 名無しの読者さん
相棒(機械)の「ただちに頭のアンテナを抜き、令和の現実へと帰還してください」で耐えられなかった。相棒だけがこの家の良心。
(第41話・完)
第41話、最後までお読みいただきありがとうございました!
今回はJ-CAST風のニュース記事パロディでお届けしました。
さきちゃんがレトロ側に回った結果、ネット民から「経済テロリスト」呼ばわりされてるの最高に草ですね。そしてどれだけメタ構造を壊そうとしても、最終的にオレが美化委員に通報されて社会的死を迎える運命からは逃れられませんでした(笑)。
こうして41話まで書き続けられるのも、ひとえに皆様の応援のおかげです!
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次回もネットの海とリビングの片隅でお待ちしております!




