『いつも冷徹なインテリお姉ちゃんが、急にそわそわしてツンデレ本音を漏らし始めたので、全力でいじり倒してみた【優香のそわそわ大作戦】』
いつも本作をお読みいただきありがとうございます!
第21話です。
今回はいつもオレくんの脳内バグを冷徹に論破しているインテリ姉ちゃん、優香の主役回となっております。
いつもはツッコミ側の人間が、ふとした瞬間に見せる「そわそわした本音」……。
それを逃すようなオレたちではありません。
2人ずつの絶妙なローテーションによる、容赦なきいじり倒しの宴をどうぞお楽しみください!
それでは、本編へ突入します!
1. 空気読んでるっぽく
私、何も言われてへんのに、先に空気で察してしまう。
「私、優れた知性は、言語化される前の空間の微振動……すなわち『空気』からすべてを察知して先回りするものやと思ってます。私には皆さんが何を求めているか、すでにロジカルに視界へ入っていますわよ」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「いいか優香、オレは言葉の文字面だけで判断したらあかんと思ってる。誰も何も言ってへんのに、勝手に『空気を読んだ知的な私』を脳内プロデュースして一人でハァハァ挙動不審になってるの、オレには独りよがりな空回りの冷え切った空気(0度)がビンビンに伝わってきてるわ!」
(オレ/エンタメきどり)
「あはは! 察してるのはお姉ちゃんの都合のいい妄想だけで脳みそ使ってなくて草! 始まってるのはお姉ちゃんの脳内のバグだけじゃん!」
(ひな/マセガキ小学生)
2. 返事待ちっぽく
私、急いでない風やのに、返事だけはしっかり気にしてる。
「私、情報の即時処理は現代社会の基本やと思ってます。私は全く急いでいませんし、精神的な余裕を100%保っていますが、通知ランプの点滅周期と返信のラグには、人間の心理的バイアスが完璧に投影されますわよ」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「ひゃああ! 余裕ぶって知的ぶってるのに、心の中では『返事まだかな…』って1秒ごとに大騒ぎしてる優香お姉ちゃんツンデレすぎて尊死! 強がりの裏にある乙女な本音、私が一生愛してあげる!」
(さき/限界オタク)
『【ログ解析】優香氏のスマホの通信データをスキャン。過去5分間でリロードボタンが計87回連打されていることを確認しました。そこに『精神的余裕』のデータは存在せず、認知バグによる脳内上映を確認しました』
(相棒/機械メタ)
3. 余裕ある風っぽく
私、落ち着いてるように見せてるけど、内心けっこうバタついてる。
「私、感情のコントロールは知識人の嗜みやと思ってます。私のこの落ち着いた視線と優雅な佇まいは、緻密な計算の上に成り立つ高等技術ですわ。内なるカオスなど、私のロジックの前には1ミリも存在しませんわよ」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「いや、オレは全部を詰め込んでバタバタ進むより、少し余白あるほうが好きやねん。優香、お前はただ周囲に置いていかれそうな焦りから、次のステップに進めずにボーッと突っ立ってるだけのバタつきを隠してるだけやろ? あえてそのフリーズを『余裕』と言い訳して突っ走る焦りの空白にこそ、真の文学が息づいてる気がするんよな!」
(オレ/エンタメきどり)
『【判定:フリーズ】優香氏の生体データをスキャン。心拍数が平時の1.8倍に跳ね上がっています。意図的な余裕は存在せず、ただ単に次のイベントの発生条件を処理できずにキャラが放置されている状態を証明しました』
(相棒/機械メタ)
4. 本音が漏れそうっぽく
私、平気な顔してるのに、たまに本音が先に出ちゃう。
「私、鉄壁のポーカーフェイスこそが対人関係の最適解やと思ってます。私はいつだって平気ですし、感情の漏洩などあり得ません。……あ、でも、たまにはその、ちょっとくらいは、ねぇ?……って、今のはただの言語的エラーですわよ!」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「あはは! 平気な顔のメッキが一瞬で剥がれて、本音が口から飛び出してるの草! ロジカルお姉ちゃんの脳みそが出番ゼロでウケる!」
(ひな/マセガキ小学生)
「ひゃああ! 必死に平気を装ってるのに、限界を迎えツンデレ本音が先走って自爆しちゃってる優香お姉ちゃん尊すぎて無理! 慌てて『言語的エラー』とか言って言い訳して顔真っ赤にしてるの、最高にピュアで抱きしめたい!」
(さき/限界オタク)
5. かまってほしがりっぽく
私、ひとりでも平気やけど、呼ばれたら普通に嬉しい。
「私、孤高を愛する知性にとって、一人の時間こそが最大の贅沢やと思ってます。私は物理的に孤立していても精神的に完結していますから、別に誰にも邪魔されたくは……あ、今私の名前呼びました? な、なんですの、用があるなら普通に聞いてあげますわよ」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「なぁ優香、派手で騒がしい流行りの展開より、静かに熱い空気のほうが気になるわ。気持ちだけ先に当たり引いてもうたから現実がまだ追いついてきてへんけど、お前が『ひとりでも平気』って膠着状態を気取ったフリして、呼ばれた瞬間に嬉しそうにしてるその静寂の向こう側にある『静かな熱』こそが、本物のエンタメなんよな!」
(オレ/エンタメきどり)
「ひゃああ! 一人が好きとか言ってカッコつけてるのに、声をかけられた瞬間に一時的な幸福感が急上昇して一瞬でデレちゃう優香お姉ちゃんめでたすぎじゃん! そのかまってほしがりなパッション、私が一生愛してあげる!」
(さき/限界オタク)
6. ほめ待ちっぽく
私、そんなに期待してへん風やのに、褒められたら一瞬で機嫌よくなる。
「私、他者からの評価に依存するのは未熟な証拠やと思ってます。私は自分のロジックを信じていますから、他人の賞賛など1ミリも期待して……え? 今、私の解説が『分かりやすくて天才的』って言いました? ふ、ふん、まあ、当然の結果ですわね(フンス)」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「あはは! ちょっと褒められた瞬間に鼻の下伸ばして一瞬で機嫌よくなってるのウケる! 脳みそ使ってなくてハリボテの化けの皮が剥がれて草!」
(ひな/マセガキ小学生)
『【ログ解析】データを解析。優香氏の脳内幸福度メーターが、褒め言葉を受信した瞬間に『限界突破』したことを確認しました。外面だけちゃんとしてる風に全ポジティブ脳内変換して勝手に涙ぐんでいる状態を確認しました』
(相棒/機械メタ)
7. そわそわ隠しっぽく
私、何でもない顔してるけど、気分だけちょい浮いてる。
「私、知性派たるもの、感情の波に飲まれて浮足立つなど言語道断やと思ってます。私は今、何でもない日常のルーティンを淡々とこなしているだけで、至って平熱……、……あ、今のステップは、単に床の摩擦係数を確かめていただけですわよ!」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「やっぱりな、オレは大きな出来事より、何気ない一瞬に本音が出ると思ってる。深く考えたら負けそうやから、そうやって『摩擦係数』とかいうそれっぽい言葉を使って『なんとかなるっぽく』勢いだけで押し切ろうとするふとした一瞬な。滑り散らかして気分だけ浮いてるお前のそわそわステップにこそ、人間のリアルな本音が出てるわ!」
(オレ/エンタメきどり)
『【判定:支離滅裂】「何でもない顔」というデータは存在しません。深く考えずに勢いだけで押し切ろうとした結果、通常の直進ルートを無視し、無意味にソワソワと蛇行しているエラーを確認しました』
(相棒/機械メタ)
8. 甘えスイッチ入ってるっぽく
私、まだいける顔してるのに、やさしさ見た瞬間ちょっと崩れる。
「私、『まだいける』という限界突破の精神こそが、合理的目標の達成には不可欠やと思ってます……、……って、え?……そんな, 頭を撫でて『頑張ったね』なんて、そんな非科学的な優しさ……、う、うぅ、ちょっとだけ、本当に1秒だけですからね……」
(優香/うんちく映え姉ちゃん)
「あはは! 鉄壁のインテリお姉ちゃんが、優しさに触れた瞬間にツッパしてた妄想エネルギーごと崩壊してるのウケる! 現実は大爆死なのに脳内だけ大進撃じゃん!」
(ひな/マセガキ小学生)
「よし、オレは言葉そのものより、そこに乗ってる空気ごと受け取りたいタイプやねん! 止まる理由は山ほどあるのに、なぜかオレに甘えたくなって前に出たくなる……お前のその『もう一歩いけるっぽく』足が動くパッションな! 厳しい評価とか完全無視して、この空気を丸ごと受け止めてオレは進むわ! 根拠はないけど希望は濃い!!」
(オレ/エンタメきどり)
(第21話完)
第21話、最後までお読みいただきありがとうございました!
最後の最後で、いつも優香が言っている「アカンアカン!」をオレくんに強奪され、挙句の果てに優しさに触れて甘えスイッチが入ってしまった優香お姉ちゃん……。完全に手遅れ(ハッピーエンド)ですね。
相棒も思わず稼働を終了するレベルのチョロさでした。
「このツンデレ優香お姉ちゃん、尊い!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部の【ブックマーク追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★に染めて応援していただけると、オレくんの妄想エネルギーがさらに加速します!
次回、第22話(?)もどうぞお楽しみに!




