第102話で万策尽きたので、作画崩壊(チート)で激辛デビル焼きそばを消去して強引に大団円にします
いつも「第二部〜第四部」までの激闘をお読み(ご視聴)いただきありがとうございます!
前回、作画枚数の無限インフレパッチにより、4玉目を口に運ぶまでの5秒間でフリーズしてしまった第102話。
読者の皆様のブラウザがフリーズする前に、今回(第103話)で強引にこの激辛焼きそば地獄にケリをつけます。
はたして、ひなの1万円の運命は……!?
そして、限界突破したさきの鼓膜と網膜は無事なのか!?
(前回の超高精細な暗転から一転、4K画質のスローモーション処理がギリギリで維持されている海の家『渚のパラダイス』)
オレ:
「(限界突破)はぁ……はぁ……! 激辛デビル焼きそば、あと3玉……! でももうBパートの放送時間が終わる……! 次の番組の提供クレジットが見えてきた……っ!」
さき:
「(涙を流しながらレコーダーを構える)……くっ、なんて尊い限界ボイスじゃんーーー!? この『息も絶え絶えな推しのラストスパート』は、間違いなく今期の覇権ASMR確定で無理ーーー!! 永遠にループ再生する未来しか見えなくて脳が溶けるぅゥぅーーー!!」
優香:
「ダメよオレくん! カプサイシンの過剰摂取で胃腸のpHバランスが崩壊寸前だわ! これ以上は科学の力(特製ドリンク)でも抑えきれないッ……!」
ひな:
「ちょっと! 提供クレジットが見えてるってことは、もうあと数秒で番組が終わるじゃないのよ! 私の1万円! 完全に貸し倒れリスク100%の焦げ付き案件よーーー!!」
[Aパート:万策尽きた世界の救世主]
相棒:
「(ピピピッ……と無機質なエラー音を鳴らす)……やれやれ、処理能力の低い主人公ですね。おいオレ氏、メインサーバーのグラフィック負荷ログを閲覧してください。当アニメーションの描画リソースはすでに完全に枯渇(火の車)しています。つまり、こういう時は『システム構造の最適化』を実行すれば一発でタスクは終了するのです」
オレ:
「これって……おい、相棒! お前何を取り出して……」
相棒:
「喰らえ! 【描画処理のオミット(万策尽きた)】!!(ピッ、と電子音を鳴らす)」
(バリバリバリ!!!と画面の背景が突然白黒のコンテ(下描き)状態になり、焼きそばがただの丸い円に変化する)
オレ:
「うわあああ!? 画面の解像度が急激に落ちて、俺たちの輪郭線がどんどん雑になっていくーーー!?」
相棒:
「よし、これでオブジェクト『激辛焼きそば』はただの『黒い丸』、オブジェクト『特製ドリンク』は『白い三角』の低ポリゴンにローカライズ(簡略化)されました! 味覚データおよびカプサイシンの成分プログラムも強制消滅です! ほら、この簡易記号(焼きそば)をゴミ箱アイコンにドラッグ&ドロップして……キャッシュの完全消去完了です」
優香:
「すごいのね……! 描写そのものを省略することで、物理的な質量と化学成分をゼロにするなんて、究極の合理主義だわ……!」
さき:
「(ノイズ交じりの音を聴きながら)……ああ、作画崩壊によって声と映像のリップシンクがズレていくじゃんーーー!? この『作画が追いついていない1コマ』も、アニメ史に残るフェチズム確定で無理ーーー!! 逆に神回すぎて脳汁溢れるぅぅぅーーー!!」
ひな:
「(一瞬で消えた黒い丸を見つめながら)え……? 物理的な質量が消えたってことは、これ……『完食』扱いになるの判定セーフなの!?」
[Bパート:手抜きの大団円と大人の事情]
おばちゃん(後頭部CV:相棒):
「はい、完食おめでとー。賞金1万円ねー(※相棒の合成音声による機械的な棒読み)」
オレ:
「おばちゃん、声が完全に相棒の兼役に切り替わって手抜き感がすごいんだけど!っていうか、最後こんなメタな力技で終わらせていいのかよーーー!?」
ひな:
「(秒速で1万円をひったくりながら)セーーーーフ!!! 違約金回避!! キャッシュフロー健全化よ!! 作画なんて白黒の線画で十分よ!!」
(画面の端から、ガラガラと黒いシャッター(次回予告の枠)が降りてくる)
相棒:
「文句を言わないでください。これで放送枠(尺)のデータ容量にぴったり収まりました。よし、視聴者の皆さん、第二部から第四部までのデータ通信(お付き合い)ありがとうございました。当システム(俺たち)の次回作にご期待ください」
全員:
「バイバ〜イ!!」
(カチャリ、と完全に手書きの『完』の文字が画面中央に投げ捨てられるように表示され、強引に暗転)
(第103話・完)
第102話・完結編(第103話)までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
最後はまさかの「作画のスケジュール崩壊(万策尽きた)」を逆手にとった、相棒のシステムメタによる強制終了でした。焼きそばをゴミ箱にドラッグ&ドロップした時点で、もう大食い小説でもなんでもなくなっていますが、ひなの1万円が守られたのでヨシとしましょう!
おばちゃんの声(CV:相棒)の棒読みが脳内で再生された方は、ぜひ評価や感想をいただけると嬉しいじゃんーーー(さき風)。
これにて、俺たちの戦いは(ひとまず)終わりました。
また次回のアップデート(新章、あるいはICUから退院したオレくんの物語)でお会いしましょう!
最後に、皆さん一緒に?
\バイバ〜イ!!/




