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異世界ローカル路線バス  作者: 横浜あおば
第二期中期経営計画

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90/202

異78系統 イヴヤ劇場〜ミエージ神宮前〜シャンジーク三丁目〜イーケヴォック楼

2024年8月21日にカクヨムで公開したものです。

『次は東シャンジーク。ミアキエ坂方面とウォーレド線はお乗り換えです。……次、停まります。バスが完全に停車するまで、席を立たないで下さい』


 次の停留所が近づいてくると、待っているお客さんの姿が見えた。

 ブレーキを踏んでゆっくりと停車させ、前扉を開く。


 乗り込んできたのは、制服姿の可愛らしい少女四人組。

 清楚系に元気っ子、人見知りに妹系とタイプはバラバラだが、みんな仲は良さそう。


「お願いします」

「おなしゃっす!」

「…………」

「よろしくお願いします」


 順番に運賃箱の硬貨投入口にコインを入れると、奥の座席へと向かっていく。

 前扉を閉めつつ、全員が着席するのをミラー越しに確認してからバスを発進させた。


「発車します」

『次は西ワシェーダ。バスのすぐ前や後ろの横断は非常に危険です。バスの発車後、左右をよく見て横断しましょう』


 走行中、後ろからは少女たちが談笑する声が聞こえてくる。

 私はハンドルを握りながら、こっちの世界に来てからずっと思っていたことを脳内で呟いた。


 この世界の女の子、みんな可愛すぎませんか?

 ヒロインが多すぎる。

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