↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想のカラディシア  作者: 空港ヨハンナ
外務大臣

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
47/84

9 外務大臣は歩きたい

カラディシアの日常を楽しんでいただけておりますか?

続きが気になったら、ぜひブックマークを! 評価や感想などで応援していただけると、今後の執筆の励みになります。

これからも、カラディシアでの日常をお楽しみください。

「ここは?」

「京都だねぇ」

「へえ、なんか良いですね」

 ヴィルテは京都エリアにいた。

 先ほどまで歩いていたヴィリニュスの街並みとは、まるで違う。

 古風で雅な町中を、小川が流れていた。

 木造の建物が軒を連ね、格子窓の向こうには柔らかな明かりが灯っている。店先には暖簾が掛かり、道端には竹垣が続いていた。

 北欧系の観光客たちは、みんな和服を着て、下駄を履いていた。

 かぱ、かぱ。

 硬い底が石畳を踏む音が、心地良い。

 静かなエリアだった。

 少し離れたところから、水の流れる音が聞こえてくる。

「京都はねぇ、風流を楽しみたいときに行くのさ」

「へえ、風流ってなんですか」

 哲学ヨハンナは、鼻で深く息を吸った。

「やってご覧、いい香りがするよ」

「……」

 ヴィルテも真似をした。

 冷たい空気を吸い込むと、どこからかお香の香りが漂ってきた。

 木の匂いも混じっている。

「良いですね」

「そうだろう」

「それで、風流ってなんですか」

「それでねぇ、あっちには某コンビニがあるのさ」

「風流ってなんですか」

 哲学ヨハンナは、通りの向こうを指さした。

 古い町家の並ぶ一角に、明るい店があった。

 ガラス張りの入口。

 色鮮やかな看板。

 店内には、見慣れたような、見慣れないような商品が並んでいる。

「ふっふっふ、行ってみようか」

「ええ」

 二人は店に入った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。