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ARROW!!  作者: ま ゆ
12/15

ARROW!! -12- 花



花が一輪咲きました。


かわいいかわいい、チューリップです。


その花は、みんなに愛され、


耐えて、そして、生きてきたから


今、咲きました。





         ARROW −12− 花





「なんで・・・ お前ここにおんねん。」


『はぁ?!空奈はあたしの友達やもんっ!』


「はぁ?!うっせー、お前は家に帰れ!」





『なんで兄ちゃんにそこまで言われなあかんの?!』





兄 ち ゃ ん ?




「ええから、今日はもう遅いし!」


『もう。今日だけやで?!今度は絶対兄ちゃんの

 おらへん時に来て、いっぱい遊ぶからええもんっ』


「あほ、早ぉ 帰れ。」



「え・・・ 兄妹(キョウダイ)?」


『あ、うん。』


「んじゃ、空奈 ばいばーいっ♪また明日っw」


「うん^^ ばいばーいw」




「ゆーか聞いてっ!龍がな!こいつ・・・」


『だあ!もう、うっさい!』


「こいつ! えろ本 隠してたでええっ♪」


『なっ!』


(゜△゜;)


「ちゃうねんっ!!ほんまにっ!!!」


「んじゃあね♪おれはこれでばいばーいw」


蛍さんが去っていった。


『龍さん・・・』


「ほんまにごめんっ、でもオレのやないねん!!」


『・・・・・』


「ちゃうねんっ、ほんまに。。。」


『でもっ・・・』


「ごめん・・・でも、信じて?これオレのやないねんて!」


『いっ・・・』


「ほんまにちゃうねん」


龍さんが、あたしを抱き寄せようとした瞬間

龍さんを体が拒否した。


『いやっ!!触らんといてっ!!』


「ちょ、空奈ちゃんっ!!!」



あたしは階段を駆け下りて、

帆奈津さんの部屋に飛び込んだ。


『帆奈津さんっ・・・』


「ちょ、空奈ちゃんどーしたんっ?!とりあえず

 中入り?」


『ううっ・・・』



一部始終を話した。

そしたら帆奈津さんは蛍さんの部屋に行って

蛍さんを連れ出した。


「早く。」


「なんやねん!」


「うっさい、早く()え。」


「はあ?!」


「口答えするな。」


「龍のこと?!」


「わかってたんやったら、早く言おうネ。」


「あー、空奈ちゃん、あれ龍のやないねんw

 晴の^^; いやー、龍がさあ、オレと晴に

 空奈ちゃんほんまにオレのコト好きなんかなあって

 相談するもんやから。そんで、晴がしゃーないから 

 これで安心せえとか晴が渡してん、あ、せやけど

 最初は空奈ちゃんがおるからって。断ってたで?

 んで、それを忘れてたオレは龍の部屋行って

 えろ本見つけて、つい・・・ 笑

 ごめんなwでも、龍は空奈ちゃんのことめっちゃ

 好きやでっ♪」



『・・・』


「まぁ・・・ってか、なんで晴はあたしが居てるのに

 えろ本を?」


「帆奈津があんまりヤッてくれへんって言うてた^^」


「あほか!高校生の前でンなこと言うな!」


「・・・ えへ(´∀`*)」



無言で帆奈津さんの部屋を出た。

さっき、龍さんに最悪なことしたし

最悪なこと言うたから。



━━━━━ぴーんぽーん



「ん?」


『龍さんっ』


「うせやん!空奈?!ふえ?!えええ?!?!?!」


龍さんを抱きしめて


『ごめんなさい』


「ええねんっ、オレこそほんま、ごめんなっ!

 オレはあんなやらしい本の女の子より全然

 1番空奈ちゃんがええからっ!!! ほんまやで?!」


『んふふ(^^//)あたしもっ』


「もう、オレのコト嫌いになったかと思ったっ!! 

 よかったあ」


『龍さんちょっと下向いてっ』


「ん?」



背伸びをしないと届かない龍さんの顔に

そっと自分の顔を近づけて キスをした。

初めて、自分からでキスをした。



高校生1日目は


なんか、


楽しかったり


不安になったり


やきもちやいたり


嬉しかったり


初めてだったり。



ほんとによかった、


ARROWに来て。




ARROW!! -13-に続く。

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