ARROW!! -12- 花
花が一輪咲きました。
かわいいかわいい、チューリップです。
その花は、みんなに愛され、
耐えて、そして、生きてきたから
今、咲きました。
ARROW −12− 花
「なんで・・・ お前ここにおんねん。」
『はぁ?!空奈はあたしの友達やもんっ!』
「はぁ?!うっせー、お前は家に帰れ!」
『なんで兄ちゃんにそこまで言われなあかんの?!』
兄 ち ゃ ん ?
「ええから、今日はもう遅いし!」
『もう。今日だけやで?!今度は絶対兄ちゃんの
おらへん時に来て、いっぱい遊ぶからええもんっ』
「あほ、早ぉ 帰れ。」
「え・・・ 兄妹?」
『あ、うん。』
「んじゃ、空奈 ばいばーいっ♪また明日っw」
「うん^^ ばいばーいw」
「ゆーか聞いてっ!龍がな!こいつ・・・」
『だあ!もう、うっさい!』
「こいつ! えろ本 隠してたでええっ♪」
『なっ!』
(゜△゜;)
「ちゃうねんっ!!ほんまにっ!!!」
「んじゃあね♪おれはこれでばいばーいw」
蛍さんが去っていった。
『龍さん・・・』
「ほんまにごめんっ、でもオレのやないねん!!」
『・・・・・』
「ちゃうねんっ、ほんまに。。。」
『でもっ・・・』
「ごめん・・・でも、信じて?これオレのやないねんて!」
『いっ・・・』
「ほんまにちゃうねん」
龍さんが、あたしを抱き寄せようとした瞬間
龍さんを体が拒否した。
『いやっ!!触らんといてっ!!』
「ちょ、空奈ちゃんっ!!!」
あたしは階段を駆け下りて、
帆奈津さんの部屋に飛び込んだ。
『帆奈津さんっ・・・』
「ちょ、空奈ちゃんどーしたんっ?!とりあえず
中入り?」
『ううっ・・・』
一部始終を話した。
そしたら帆奈津さんは蛍さんの部屋に行って
蛍さんを連れ出した。
「早く。」
「なんやねん!」
「うっさい、早く言え。」
「はあ?!」
「口答えするな。」
「龍のこと?!」
「わかってたんやったら、早く言おうネ。」
「あー、空奈ちゃん、あれ龍のやないねんw
晴の^^; いやー、龍がさあ、オレと晴に
空奈ちゃんほんまにオレのコト好きなんかなあって
相談するもんやから。そんで、晴がしゃーないから
これで安心せえとか晴が渡してん、あ、せやけど
最初は空奈ちゃんがおるからって。断ってたで?
んで、それを忘れてたオレは龍の部屋行って
えろ本見つけて、つい・・・ 笑
ごめんなwでも、龍は空奈ちゃんのことめっちゃ
好きやでっ♪」
『・・・』
「まぁ・・・ってか、なんで晴はあたしが居てるのに
えろ本を?」
「帆奈津があんまりヤッてくれへんって言うてた^^」
「あほか!高校生の前でンなこと言うな!」
「・・・ えへ(´∀`*)」
無言で帆奈津さんの部屋を出た。
さっき、龍さんに最悪なことしたし
最悪なこと言うたから。
━━━━━ぴーんぽーん
「ん?」
『龍さんっ』
「うせやん!空奈?!ふえ?!えええ?!?!?!」
龍さんを抱きしめて
『ごめんなさい』
「ええねんっ、オレこそほんま、ごめんなっ!
オレはあんなやらしい本の女の子より全然
1番空奈ちゃんがええからっ!!! ほんまやで?!」
『んふふ(^^//)あたしもっ』
「もう、オレのコト嫌いになったかと思ったっ!!
よかったあ」
『龍さんちょっと下向いてっ』
「ん?」
背伸びをしないと届かない龍さんの顔に
そっと自分の顔を近づけて キスをした。
初めて、自分からでキスをした。
高校生1日目は
なんか、
楽しかったり
不安になったり
やきもちやいたり
嬉しかったり
初めてだったり。
ほんとによかった、
ARROWに来て。
ARROW!! -13-に続く。




