ARROW!! -11- 綺
マンガで 何度も読んだ
きすしーん には
程遠いけど、初めて
主人公の気持ちに共感できた。
ARROW!! −11− 綺
━━━━━ 〜〜♪〜♪〜〜♪
携帯のめざましアラームで 起きて
新しい 制服を着て 高校生を実感した。
今日の準備物は昨日のうちにカバンに入れたから
あとは、 サルの家に行くだけ。
『サルー おはよー!』
「ん、 おっそいねん お前は!」
なんや、昨日とは別に すっごい元気に
なってる^^
よかったー。
「ん、 行くでえ?」
『うんっっ』
友来のチャリの後ろに乗って
出発!
今日から こんな 日常が始まる。
『市立 小津高校 入学式 会場』
受付をさっさと済ませて クラス表を見る。
『うそやあっ サルと クラスちゃうやんけえ:』
「ほんまや、お前 1組で オレ2組や な。」
『帰り・・・ 迎えに来てくれへ・・・んよな 』
「・・・しゃーないなあ 行ったるわ!」
『ほんまにっ?!やった^^』
「んじゃ、3年間分の送り迎え代金で 帰りに肉まんおごって♪」
『3年か。。。 よっしゃ わかった!!!』
「んw んじゃな^^」
『ばいばーい*』
廊下からは ざわざわと騒ぎ声が聞こえる。
今日から ここが あたしの新しい居場所。
教室のドアを開けて、入り口でもらった
パンフをもとに 自分の席に着いた。
窓際の1番端っこの一番後ろ。
この時期には とっても嬉しい場所だ。
「どこ中っ?!」
『うわっっ!!』
急に前の子が後ろを振り返りあたしに
話しかけてきた。
髪の毛は黒と茶色がまじってて、
髪の毛 巻いてて、
「あ、ごめんごめんっ♪」
『あたし、引越してきてん^^』
「そうなんやー!! え、もしかして1人暮らし?!」
『うんっ^^』
「うわあ ええなあ♪ あ、あたし田中 紗那!
よろしくなあ」
『えっと、桜井 空奈 ですっ^^ 』
「何なにー♪あたしも入れてえ^^」
「ええでえ♪ 名前なんて言うん?」
あたしの隣の子がハイテンションで話しかけて
紗那ちゃんがそれを ハイテンションで返す。
「あたしは、高野 夏乃 って言うねんっ!
よろしくなあw」
「うんっ、あたしは田中紗那!よろしくw」
『あたしは桜井空奈です♪』
「知ってるー?2組にめっちゃかっこいい子いてるの!」
「あたしには彼氏おるもーん♪」
『あたしもw え、名前なんて言うん?』
「えーっとなあ、友来くん。中学校でも結構モテてたみたい
やでえ!」
おさるさんですか。
『あたし・・・その子と部屋隣やデ・・・』
「「ええええええええええええ?!?!」」
『うん。』
「紹介してっ!!」
『ええけど・・・』
なんだかんだで、入学式が始まった。
『━━━━━・・・えー、校長先生からの
あいさつです。 生徒 起立。』
やっぱり田舎も大阪も話のつまらなさは
かわらへんのやなあ って思った。
この校長鼻息がマイク通して響いてる (笑)
帆奈津さんたちどこやろー?
あ、おった!!
蛍さん 寝てるし
晴さん 頑張ってカメラ撮ってるし
帆奈津さん 晴さんのカメラ監督してる。
龍さんは、ネクタイをゆるめて
つまらなさそうに蛍さんのほっぺたをさわっている。
か━━━━━わ━━━━━い━━━━━★
『生徒、起立! 礼 着席!
これをもちまして、入学式を終わります。
1年生から順に教室に戻りましょう。』
入学式は終わり、帰りのSHRが終わった。
「空奈ッ!」
「あ、紗那ちゃん^^」
「紗那で ええよ♪ 今日、遊びに行ってもいい?」
「うんっwええよお★!」
『空奈━━━━━』
「ああっ・・・」
「あの子?」
「そうやねんけど・・・ あ、夜でもいい?」
「うん、ええでーw 7時ごろいくわ^^」
「ごめんなあ;」
「なぁ、サルー」
『なんね。』
「さっきからすっごい女の子の視線感じんねんけど。」
『気のせいやろ。』
「いや、絶対ちゃうで。ほんまに。」
『大丈夫、みんな周りの風景を感じてるだけやから。』
「なんやカッコいいけど、それたぶん ちゃうで。」
『とやかく言うな。帰り コンビニ寄ってくでー。』
「うーん」
━━━━━〜〜♪〜♪〜〜♪
コンビニ独特の入店時の音が不快に思えた。
あ、このヨーグルトおいしそう・・・
あ、このチョコ新製品や・・・
あ、この雑誌今日発売やった・・・
あ、いうえお。
コンビニが好きなあたしは
ついついいろいろ買い込んだら
サルは、雑誌とおにぎりしか持ってなかった。
「・・・なんや、エロ本ちゃんけ。」
『あほか! ちゃうわ!』
「やらしいなあ♪むっつりかよー。」
『うっせー。これは蛍さんに頼まれた
ふぁっしょん雑誌ですー。』
「ふぁっしょん雑誌って (笑)」
『だあ!もう早くお前はにくまん買うてこい!
特製のやつやでっ?!』
「ううううううううう」
『お手。』
「あほ」
コンビニを出て、またあの
不愉快な音が響く。
サルと何事もなかったように
帰宅して、部屋片付けて、着替えた。
━━━━━ピーンポーンっ♪
「はああいっ!」
『空奈ーっ♪』
「あがってー^^」
『ありがとおw』
部屋へ案内して、お茶を出そうと思った
瞬間・・・
『空奈ちゃんっっ!!!龍がなっ!!!!龍がっ!!』
『あほ!ちゃうねん!空奈ちゃん!オレちゃうっ!!』
勢いよく、あたしの部屋に入ってきた蛍さんと龍さん。
『こいつなあ!空奈ちゃんが・・・』
「あ、どーもw」
蛍さんが紗那ちゃんに声をかける。
続いて龍さんが声をかけた。
『どーも・・・てええええええええええええ?!?!?』
「なんでここにおんねん!!!」
紗那ちゃんと龍さんが、言葉を交わした。
何故か、昔から知ってるみたいな言い方で。
コノ2人は
いったい なに?
もしかして
元カノ?!
ARROW!! -12-に続く。




