表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
某年1月2日。晴。  作者: あみれん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
11/23

その11

高校時代の友人S、その友人で、今は私の飲み友でもあるK、そして私の三人で始めたバンドは、定期的な練習を重ね、やがて初ライブを敢行します。


自分達で三百人ほど収容できる会場を借り、機材を手配し、もちろん入場無料で、それぞれが知り合いを招きました。

満席とまではいきませんでしたが、そこそこの入りでした。


海外ロックのカバー七曲、オリジナル三曲、約一時間のライブ。

演奏の出来はというと、私の感覚では一〇点満点で六点。


減点要因は、主に私のギターでした。


ライブでは、買ったばかりのテレキャスターを弾いたんですね。

これがアカンかったのです。


特にロックのカバー曲では、テレキャスターの音は細すぎました。

私もそれは事前に分かっていましたし、他の二人も不満そうなのは感じていました。

でも、どうしても弾きたかった。

エフェクターで何とかなるだろう、と……。


ダメでした。


特に、BBAの《Superstition》のカバー。

他の二人の演奏は素晴らしかったです。

とりわけ、パワーヒッターであるKのドラミングは、本家カーマイン・アピスばりの圧巻の演奏でした。


それに比べ、私のギターは、ジェフ・ベックからチョーパンを食らいそうなくらい、か細い音になってしまったのです。

練習の時は、そこまで酷いとは思わなかったのですが。


とにかく、無事に初ライブも終わり、バンドの練習はしばらくお休みになりました。

私とKは相変わらずよく一緒に飲み、Sは彼女と蜜月の時間を過ごしていました。


そして、ある事件が起きます。


私の中で燻り続けていた、あの「いや~な感じ」が、ついに具現化されるのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ