47/51
第四十六話 侵入
研究施設に侵入した蒼は、綺麗な白い廊下をバイクで走る。
走っている間、彼女はビー玉のような無数の小さな球をばらまく。
『侵入者が現れました。戦闘兵はただちに迎撃を』
天井から声が聞こえた直後、蒼の進路方向に完全武装した多くの兵士たちが現れる。
銃や剣を構えて突撃してくる戦闘兵。
だが蒼は恐れず、バイクを操作。
まるで猛獣が暴れているが如く、蒼のバイクは兵士たちを吹き飛ばす。
大胆で攻撃的、完全完璧なバイク操作術。
「どきなさい。死にたくなければね」
凍てつくような声でそう言った蒼は、ローブの内側から拳銃を取り出す。
そして拳銃を構え、五発の弾丸を放つ。
「ぐあ!?」
「ぐえ!?」
「クソッ!」
「ガッ!」
「アッ!」
高速に飛ぶ五発の弾丸は、五人の戦闘兵が持つ銃を弾き飛ばす。
「寝てなさい」
蒼は大型バイクをコマのように回転させて、五人の戦闘兵を次々と吹き飛ばす。
襲い掛かってきた戦闘兵を全て無力化。
残された蒼は、バイクを走らせながらアリスを探し続ける。




