古代遺跡
レイアがパーティに加わって数日がたった。その間にレイアの服を買ったりしていたのだが、今は町の近くにある古代遺跡に来ていた。
「ここが古代遺跡か」
「うむ、今から3000年ほど前にあったレシティア文明の遺産だな」
「ふん、古代文明ね」
「我の名前も古代語だ。灰氷の女王という意味がある。父上が名付けてくださった」
「へぇ、そうだったのか」
「いいから行くわよ」
遺跡内部にはいると中にはゴーレムがうようよしていた。片っ端から破壊していく俺たち。
「下らない兵器だこと」
セティが言った。
「魔剣殿は古代文明の遺産ではないのかの?その赤い文字は古代語とも違うように見える」
「どうだっていいわ」
俺たちはさくさく進んで大きな扉の前にでた。
「どうやらここが最終フロアっぽいな」
「そうみたいね」
「何がいるのだろうな」
扉を開くとひと際大きなゴーレムがいた。
「またゴーレムか」
「芸がないわね」
俺たちは一斉にゴーレムに襲い掛かった。レイアが冷気で足止めをしたところに俺たちが切り込む。
「もろいわね」
数分後、巨大ゴーレムは見る影もなく破壊されていた。
「あれは?」
中から赤い宝玉が出てきた。
「魔核ね。あれがこのゴーレムの心臓部よ」
「そういえばセティにも似たようなものが付いているな」
「こんなガラクタと一緒にしないで、さぁ切りなさい」
俺は魔剣で魔核を切った。
「ふん、ガラクタにしてはまぁまぁの魔力ね」
さらに奥に部屋があった。
「どうやらここが制御ルームらしいわね」
「ふむ、ここが遺跡の中心部というわけか」
「ふーん、でどうするんだ」
「特にここに要はないわ、帰るわよ」
帰り道はここまでくるまでに倒した残骸を横目に見ながら帰った。
「この遺跡はダンジョン化してなかったみたいだな:
「そうね」
「貴重な文化遺産を破壊してしまった……」
こうして俺たちの遺跡探索は幕を閉じたのだった。




