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勇者さま、仲間募集中です。

魔王さまが、帰った後の会議室


後藤さんはため息をついた。

課長は、後藤さんにどうでしたかと問う。


「課長…あの方はー」

「いい方でしょ」

「……はい。」


採用でいいですかねと優しい声で、後藤に話しかける。

拒否権はないようだ。


「とりあえず、試用期間雇ってみます。」

「ありがとうございます。」と課長は微笑む。


一方、勇者さまはーー


市役所の周りでは、「保証人になってくれ。」と

手当り次第に声をかける勇者の姿がある。


そこに、沙也加が通りかかった。


ひぃと声を上げ走る。

押せばなんとかなりそな沙也加を見て

しつこく追いかける。


「おい!待て。保証人にーー」

「いやぁぁぁ」と猛ダッシュで逃げる沙也加。

そして、勇者さまは市役所の入口で捕まった。

屈強な警備員達が、止めに入る。


「誰か…保証人になってくれー」


勇者の悲痛な叫びだけが、空に響いた。


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