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八尾さん、休日です。
土曜日 6:30
やっと休みが来た。長い長い一週間だった。
しかし、習慣とは怖いものだ。いつもの時間に目が覚めてしまった。
ーー商店街 9:30
道のど真ん中を占領する2人が見えた。
「だーかーらー、魔王さま、自分の部屋貰ったんでしょ」
「まだ何も揃ってない。アシュベル…貴様冷たくないか」
この声は聞き覚えがある。
会ったら面倒だ。八尾はせっかく来た商店街だが、関わった方が終わると八尾は思った。
「待って…あれ、八尾ちゃんやろ」
おーーいと佐藤は大きく手を振る。
聞こえないふりで乗り切ろう。幸い八尾との距離が遠い。乗り切れるはずだ。
後ろから、聞こえへんのかなぁと佐藤の声がする。
すると、魔王さまは佐藤を俵のように持ち上げ
走り出す。ぎゃぁぁぁと佐藤の声がする。
目の前には、魔王さま。
「八尾、聞こえなかったのか」
めんどくさかっただけだ。だが、ここまで来て他人のふりも出来ない。私は仕方なく挨拶する。
そしてーーー
「あの…佐藤さん大丈夫ですか?」
佐藤さんを指さし、魔王さまに聞く。
「アシュベルなら大丈夫だ。」
佐藤は商店街のコンクリートで吐瀉物を撒き散らしていた。
「ふんだりけったりや〜」




