【第二章まとめ】登場人物の紹介と、これまでのあらすじ
第3章 異端尋問編は明日から開始します!
~登場人物~
【王立イスタルシア総合学院 自然哲理学部 セドリック特別研究会】
〇フランソワ・アリエル・ド・シャルロイド
本作品のヒロイン、シャルロイド公爵家長女。魔法は使えないが豊富な科学知識を持つ。
〇ニコラス
平民。技術と蒸気の街、ギルテニアの出身。工学分野が得意。
〇マルタ
平民。素朴な田舎娘で、実家は薬屋。数学は学院でもトップクラス。
〇エラリー・ド・シャトーブリアン
シャトーブリアン男爵家。実家は最大手の金融機関。コミュニケーションと交渉力の鬼。
〇ギリアム・ランス・ド・プロヴァンス
プロヴァンス侯爵家長男。魔導真理学部。学院最強の魔導士。学院評議会(生徒会)会長。
〇セドリック・ハクスリー
自然哲理学部教授、フランソワの担当講師。フランソワたちが研究に行き詰った時、さりげなくヒントを与えて解決を促す名教師。息子が一人いる。
【王立イスタルシア総合学院】
〇シオン
平民。魔導真理学部。漆黒のような黒髪が特徴。魔力9999のチートで、魔法特性は『消去』
〇アルフォンス
平民。統治法学部。実家は大手卸売業。情報網が広い。
〇ハンス・ベルク
ベルク郷紳家の息子、実際は半農貴族。魔導真理学部。フィヨルド王国からの留学生。
〇ヨハネス=クリストフ・フォン・ロッサム・グリムワルド
魔導真理学部教授。第二部のグランド・ディベートでフランソワに敗北した。敬虔なヤーヴェ教徒で、『ヨハネス』は洗礼名。
【アリア皇国】
〇ビアンカ・レジーナ・ド・アリエル・アリア
アリア皇国皇王。フランソワとは幼馴染。
〇アレフ・ド・ロックバード
ロックバード伯爵家(養子)、元平民。ビアンカの乳母兄弟。近衛騎士団所属。
〇セシル・アリエル・ド・シャルロイド
シャルロイド公爵家次男。アリア皇国特務艦『ノイエ・エーテル号』艦長。
〇バルトロメ
元海賊。ノイエ・エーテル号の副官。
〇ローラン・アリエル・ド・シャルロイド
シャルロイド公爵家長兄。アリア内務省法務卿補佐官。
【フィヨルド王国(アリア亡命政権)】
〇フロリーナ・フォン・フィヨルド
フィヨルド王国第一王女。最強の風魔導士。
〇エドワルド・フォン・フィヨルド
フィヨルド王国国王。
〇ヨハン・フォン・フェンリルベルク辺境伯
フィヨルド王国の重鎮で、別名『北の辺境伯』
【シルバ教国】
〇マクシミリアン・アルブレヒト・オットー
聖光燦然騎士団の元団長。グルンクルス会戦に大敗後、略奪を働きながらシルバへ逃亡した。
~国際関係~
〇ミルドガルド大陸
この世界の大陸名
〇アリア皇国
ミルドガルド大陸南部の島国。宗教的中立国だが西側諸国の一つ。
〇フィヨルド王国
ミルドガルド大陸北方の大国家。藩閥の力が強い。西側諸国の一つ。
〇シルバ教国
ミルドガルド大陸最西端の宗教国家。西側諸国の盟主。
~あらすじ~
※注意:この作品は転生ものではありません。
【第一部:魔法大会編】
魔法こそが至高、貴族の証とされるミルドガルド大陸。王立イスタルシア総合学院に入学した公爵令嬢フランソワは、一切の魔法が使えない『欠陥品』と蔑まれていた。
ある時、フランソワは『魔力9999』のチート、シオンと出会う。ありえない魔力の秘密を解明するために、『セドリック特別研究会』を設立し、シオンの研究を始めるフランソワ。そして、折よく開催される、学院主催の『魔法大会』でのデータ収集を思いつく。
決勝戦に進んだシオンを迎え撃ったのは学院最強の魔導士、ギリアム。だが、コロシアムの魔力を吸収することで魔法の威力を抑える『魔吸槽』が二人の衝突に耐えきれずに崩壊。たまり切った魔力が暴走し、一気に学院崩壊の危機が訪れる。
フランソワは自作の「接地槍」と、シオンの『消去魔法』を用いて魔力の分散と消滅に成功。魔力至上主義者らの度肝を抜き、一転して学院の英雄になったのである。
【第二部:グランド・ディベート編】
魔力無しが学院を救った---。
当然、その事実に反発する勢力があった。魔導真理学部の教授であるロッサムである。
ロッサムは一計を高じ、公開討論会での論破を画策する。
則ち、『グランド・ディベート』の開催であった。議題は『世界を満たすのは精霊か、或いは原子であるか』
フランソワらセドリック特別研究会が着目したのはミクロの世界、『顕微鏡』であった。
ニコラスの妹、コレットの力により、大冒険の末に高精度の顕微鏡『真・顕微鏡』を手に入れたフランソワ。
迎えたグランド・ディベートの当日、精霊論者でロッサム教授の教え子であるヴィクトールを早々に論破し、迎え撃つのは学院最強、則ちギリアムであった。ギリアムの鋭い理論に苦戦しつつも、『真・顕微鏡』を以て原子論の証明に成功。
フランソワは、グランド・ディベートで大いなる勝利を飾ったのだった…。
【第三部へ:フィヨルド動乱編】
久しぶりの平穏な日々で研究に勤しむフランソワ。ギリアムもセドリック研究会に合流し、いよいよ魔力の解明を、という矢先に悲報が届く。
同級生で友人の、ハンス・ベルクがフィヨルド王国軍に徴兵されたというのだ。
そのフィヨルドでは、飢饉を端とした政情不安から、『南の辺境伯』ガストーネが挙兵。隣国ビザンティオン王国から流入した、寒冷地でもよく育つ『白き芋』を武器に、周辺諸侯を次々と靡かせ、総勢五万を超える大兵力となったガストーネ軍。
対するは、フィヨルド王国とシルバ教国連合軍4万5千。
総勢10万に近い大軍団がグルンクルスにて激突した。
後の歴史に名を残した、近代ミルドガルド史でも最大級の戦い、グルンクルス会戦である。
ガストーネは新戦略を用いてシルバ教国軍を圧倒する。
一方、輜重隊として参戦していたハンスは『ある策』を用い、敵をかく乱する。
ハンスや『北の辺境伯』ヨハンの活躍により、奇跡的に軽微な損害に抑えることができたフィヨルド王国軍は、王都クルスクに立てこもり、最後の戦いを決意せんとしていた。
その頃、ハンスの支援を行うべく、フランソワは『瓶詰』を開発。
商人ベアトリスの力も借りて、王都クルスクへの支援に成功した。
そして、もう一つ。ビアンカ皇王の指示により、フィヨルド国王以下のアリア亡命を提言する。紛糾した会議はしかし、第一王女フロリーナの決断によりアリア亡命へと傾く。
追うガストーネ軍、そして逃げるフィヨルド王国軍。
最後の決戦は北の大地、フェンリル・ベルクであった。
第二部でフランソワが修復したフェニ灯台が唯一の光源となった極夜の中、フランソワやノイエ・エーテル号の活躍により、犠牲を出しつつも亡命に成功したのであった…。




