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過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する  作者: ひなた


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143/145

137、 踏み出すタイミングなのかもしれない

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されております。


本編の更新は毎週日曜のAM8:00ごろです。

「と1/2」シリーズは不定期です。

連司たちが結婚してから7年が経った。

Runeはドームだけでなく、スタジアムや海外公演もさせてもらえるようになった。

個々の仕事も順調で休みが無いのが当たり前になりすぎてる節がある。

仕事があることは本当にありがたいけど、休みが無いのが普通と思うのは良くない。

連司たちは結婚から2年後に男女の双子が生まれて5歳児のパパとママだ。

裕也くんも3年前に結婚して、去年女の子が生まれた。

そして俺と蓮華は変わらず、一緒にいる。


俺たちだけが何も変わらずに、ずっと一緒にいる。


ツアーの北海道公演。

今日は前日入りの日なのでリハが終わってご飯を食べたらホテルに移動。

メンバーでちょっと飲もうとなったので俺の部屋で飲むことに。

「智くーん」

善ちゃんの声に顔を上げる。

「どうしたの?」

「んふふー♪呼んだだけ♪」

「善、酔ってる」

そう言う瑛太もほろ酔いだ。

ハルくんが苦笑する。

「みんな忙しいもんな」

「ありがたいことですよ」

瑛太がハイボールを飲みながら言う。

「そうだなー」

みんなでこうしているのが楽しいし、安心する。

何年経っても変わらない。

「あ、そういえば俺、家族に北海道土産のリスト送られてきてたんだった」

ハルくんが思い出したように携帯を確認する。

「ハルくんの家族、もやはハルくんを通販サイトと思ってない?」

「さすがにそれは…ないと思う」

瑛太の言葉に言葉を濁すハルくん。

ハルくんの家族はいつも地方でのライブがあるとお土産リストを送ってくるらしい。

仲良し家族だからハルくんもすんなり受け入れて買ってるけど、いつも嬉しそうだ。

「でも移動時間的に俺が買うのは難しそうだなー」

「マネージャーにお願いするしかないねぇ」

善ちゃんがチーズを食べながら言う。

「だなー。明日、お願いしよ」

その様子をスルメを食べながら見てると瑛太が聞いてきた。

「智くんはお土産リストは無いの?」

「んー?無いけど」

「お花さんからの希望無いの?」

瑛太に言われて思い返す。

蓮華は特にリクエストをしてきたことがない。

「いつも無いなー。俺が買ってきたのを嬉しそうに食べてくれる」

「へー、そうなんだ」

俺が頷くとハルくんが真顔になる。

「ねぇ、智くんはいつ…とかあるの?」

その言葉に俺は視線を下げる。


”いつか絶対に”

それを思い続けているのにまだ踏み切れない

それは俺の覚悟しきれない弱虫だから


「…」

黙った俺に3人は察した。

「ね、智くん」

ハルくんが優しいけど、どこか怒った声で言う。

「まだ、俺たちは頼りにならない?」

「え…?」

顔を上げると3人は真剣な顔。

「俺たち、あの時よりは力ついてるよ」

「メンバーを守ることはもうできますよ」

善ちゃんと瑛太の言葉に目頭が熱くなる。

「…うん、ありがとう。でも今はまだ」

「人気が落ちるとか思ってる?」

ハルくんに言われて頷く。

「俺のせいでグループに迷惑は「勘違いすんな」

瑛太の低い声に驚く。

「いつまでも俺たちを年下弟みたいに見てるなよ」

「瑛太」

ハルくんが止めようとするけど瑛太は止まらない。

「俺たちだって力つけてメンバーに何かあっても対応できるようにしてんだよ!!」

「瑛太!!落ち着け!!」

ハルくんが瑛太の肩を掴む。

「…いつまでも俺たちの幸せを優先しないでよ。もう自分の幸せを優先してよ」

泣きそうな瑛太を善ちゃんが抱きしめて頭を撫でる。

「…」

俺が何も言えないでいるとハルくんが小さく笑う。

「智くん、もう自分に正直になっても大丈夫だよ」

「でも…もう正直になって今だし」

そう言うとハルくんは首を横に振った。

「もっと素直になって欲しい。これは俺たちの願いなんだ」

「…」

「智くんはさ、俺たちの幸せとか安定を考えてくれるでしょ?」

善ちゃんの言葉に頷く。

俺はメンバーが本当に大事だ。

「それはね、俺たちも同じなんだよ」

「え…?」

「俺たちも智くんの幸せを考えてるんだよ」

善ちゃんの言葉に固まってるとハルくんが肩に手を置いた。

「俺たち3人は智くんの幸せを誰よりも願ってるんだよ」

「…でも」

「もう、大丈夫だから」


”もう俺たちは自分でグループも自分を守れるから”

そう言われた気がした


「…ありがとう」

お礼を言うと3人に抱きしめられた。


もう、あの言葉を伝えてもいいのかな?

時間軸がギュンッと進みました。

瑛太の気持ちが爆発しました。

Runeのメンバーは智くんの幸せを願ってるんです。

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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

感想もお待ちしております(^ ^)

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