↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大好きな妻と歩む道  作者: ゆき


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
6/37

73日目 火災、地震保険の契約


9月12日(土)

午前4時半頃

目が覚めて直ぐにがっかりした。

昨晩の夢の続きは無く妻に会えない事に気落ちする。

それでも妻が亡くなった当初は夢を全く見れなかった事を思えば良い流れだ。

最近ストレッチを念入りにしたり用事とは言え無理にでも歩いたせいか足のつりが大分収まった気がする。

足を引きずってでもリハビリ散歩をと思い始めたぐらいだ。

とても良い傾向だ。


ムッチ、ありがとう!


暗がりの寝床で呟きながら1階に降りて行く。


午前10時頃

運が悪い事に今年の10月に家の火災、地震保険が切れる。

妻が亡くなってからと言うもの不運が舞い込んでばかりである。

30年掛けていた火災保険がもう直ぐ満期を迎える。

当初は30年で40数万円と大金が掛かっていたが、現在は5年でほぼこの金額になる。

しかも自然災害に対応する物は5年以上は保険が組めないそうだ。

5年毎か…きついな

なので保険屋から更新通知が来た際、目が飛び出る程驚いた。

電話で姉さんに相談する。

姉さん直系の弟さんの所もこのぐらいの金額だったそうだ。

物凄い物価の上がり様だ。

然しよく考えればこの20年は震災続きだった。

その事を考えれば仕方ないのか…


この三ヶ月でどんどんお金が削られてゆく。

食費やインフラでどんなに節約しても追いつかない。

この一週間、食費は千円でも他でうん十万円も吹っ飛んだ。

妻が亡くなってからと言うもの不運が舞い込む。


姉さんの話しで他の保険屋も見てみれば?との意見をもらった。

確かにその手があったか、ありがとう姉さん!

名前の知れた保険会社を何件か探し其々に見積もりを出した。

現在の保険会社と同じ内容の所は一つも無いが保険内容はそう悪くも無い。

どれも一長一短だが一つだけこれなら納得のシステムで料金も安い所を見つけた。


これだ!


早速ネットで契約を開始する。

更新と違って新規は必要な書類が多い。

特に家の登記簿謄本が見つからない。

其れらを集めた書類は見つけたがあまりに書類が多く中々見つからなかった。

妻なら「これよ!」と一発で出そうものだが私は初めて見る書類(当時妻がまとめたもの)を目にし何処に何が入っているかも分からずにガサガサとページを開いてはため息ばかりで見つけられない。

やっとの事で見つけ出し写真を撮ってネット契約の欄に添付した。


現在の保険会社より気持ち内容は劣るが基本問題ないと思われる。

それで金額は現在の保険会社の半分程度で収まる。

それでも高額だが安心には代えられない。

後は契約成立と共に現在の保険会社は満期で終了としよう。


探すのに時間は掛かったとは言え妻が書類をきちんとまとめてくれていたから発見出来た。


ありがとうムッチ!

ほんと助かったよ


やはり妻は偉大だった。

彼女がいい加減な性格だったなら私はもっと途方に暮れていたと思う。

妻には感謝しかない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。