96日目 雨の日の憂鬱と喪中ハガキ
10月5日(月)
午前6時50分
外は小雨が降る天気の中、昨日の雑草と家のゴミを集めゴミ置き場に置きに行く。
やはり雨と曇りの日は気分が滅入る。
昨日、司法書士さんが送って来た相続に関する書類をチェックする。
「遺産分割協議書」と「委任状」だ。
これは今週の水曜日に義父宅で義父、義兄、私で確認し納得した所で実印を押す。
これが済めばやっと妻の口座凍結も解除出来る書類が手に入る。
「遺産分割協議書」を元に司法書士さんの方で「法廷相続証明情報」を作成してもらえば口座凍結解除が出来る。
(遺産分割協議書でも口座凍結解除は可能)
これで生活費がやっと戻って来る運びだ。
結局、自分の手元に戻って来るのは半年近くは掛かるのかな?
ほんと気が遠くなる。
それにしても相続で動く司法書士、税理士と遺言で動く公証人で幾ら掛かるのか心配だ。
なのでAIに聞いてみた。
AI情報を見て驚いた。
・・・・マジか
愕然する。
こんなに掛かるものなの?
特に税理士が半端なく高かった。
これ妻の口座凍結が返って来ても意味なくね
憂鬱になる。
配偶者特別控除があっても税理士挟むと結局こんなに取られるのか
税理士報酬は控除の対象外なのが泣ける。
あまりに心配だったので司法書士さんにメールで見積もりを依頼した。
本来なら頼む前に見積もりするべき事だが、何も知らなかった上に当時の私には気を回す余裕すらもなかったので仕方がない。
妻ではなく私が死ねば何の問題もなかった。
売れない土地(義父宅)でこんなに困るとは妻も想定していなかったと思う。
この点は妻が生きている時にもっと真剣に考えるべきだった。
今更だけど凍結解除で戻るはずのウチの生活費は随分削られそうだ。
ムッチぃ~…
まぁ妻に言っても困るだけか
ごめんなムッチ、一瞬ムッチに泣き言を言いそうになった。
午前10時
思い出した様に喪中ハガキを刷った。
妻と私の数少ない友達、妻と出会った会社の上司と同僚に後輩達、妻関連の遠くの親戚、私家系唯一の親戚家族、その他数名で計20枚とあまりに少なかったので直ぐ終わった。
年賀状仕舞いや音信不通だった人もいる。
これで知人から妻へ一切の連絡が絶たれる事になる。
やはり悲しい…
妻も私と同じでそれ程友達がいた訳ではない。
結婚した当初はそれでもよくメールのやり取りはしていたと思うが、今となっては皆無だったはずだ。
それでも最後の報告は出してあげるべきだろう。
私が死んだら喪中ハガキは誰も出してくれないんだろうな
まぁいいよ…どうせこの世に未練は無い。




