93日目 三ヶ月目の墓参り
10月2日(金)
午前4時頃
早朝、何か夢を見ていた気がする。
寝床で足攣り対処をしながらどんな夢だったか記憶を辿るも思い出せなかった。
でも妻は居なかった気がする。
妻が亡くなって今日で丁度三ヶ月になる。
妻の仏前に座り挨拶をする。
ムッチぃ、今日で丁度三ヶ月になるね
この三ヶ月、色々あったな…
その殆どが知らない事ばかりで大変だった
経験したくも無い事を一杯経験したし、毎日の様に沢山泣いたりもした
辛かった…ほんと辛かった
(目が潤みだす)
今日ねムッチぃのお墓に行こうと思う
どうか見守ってください
午前10時
霊園に行く前に昨日のバイク代金を下ろしに郵便局へ向かう。
白内障手術の為に取っておいたお金をバイクの頭金に使った為だ。
私のなけなしの貯金がまた薄くなる。
郵便局の用事を済ませ霊園へ向かう。
午前10時半
霊園到着。
蝋燭台と桶に水を入れブラシも借りる。
ここに来るのも納骨式以来だね
妻の墓石前に来た。
石を綺麗に洗ってあげ家から持って来た専用布巾で隅々まで拭いてあげた。
水を入れ替え線香を焚く。
両手を合わせる。
ムッチぃ今日で丁度三ヶ月経ちました
そちらはどうですか?
毎日楽しく過ごしていますか?
朝も言ったけどあれから色々大変だったんだよ
でもねムッチのお陰もあり私は何とか生きています。
ありがとうムッチぃ〜
ムッチぃが愛おしいしとても恋しい
それ故に悲しいし苦しいし孤独です
私がそっちに行ったら抱き合うよ
絶対だからね!
愛しているよムッチぃ〜
祈りが終わると空を仰ぐ、今日の天気は雨模様で雲が流れている。
肌に当たる雨粒はそれ程でも無い。
天に向けて声を発する。
「ムッチー愛してる」
何度も同じ文言を発するうちに涙目で雲が霞んできた。
片付け始める。
「ムッチぃまた来るね」
帰る動線に義姉の実の父母の墓がある。
汚れた生花用カップの水を入れ替え、コップの水も入れ替え周りに水を撒いた。
最後に線香を焚きお祈りをする。
ご近所なので寂しくない様にお付き合いくださいとお祈りをした。
天界では全てが自由だ。
妻の母を交え井戸端会議でもしているかもね
借りた物を返し霊園を後にする。
まだ穏やかな気持ちで故人に接する事が出来ないでいる。
どうしても感情が先に立ってしまう。
妻もそんな私を見て不安になっているかもしれない?
なっていたらごめんな
でもそれだけ愛が深いって事だよ
午後4時
妻の晩酌レシピ、「ベーコンチーズ乗せ」パンノッセアレンジを作った。
余計な物を乗せる私の野望は終わらない。
でも見事にパンが油を吸いすぎてベチゃベチゃになり失敗していた。
やはり妻は偉大だと改めて悟る。




