つなぎの対応策
話は戻ります。
その考えがあったのにも関わらず、私はそのいじめる人達に屈した。
余りにも執拗ないじめに、私の精神は憔悴しきっていた。
そして、私の中で、迷いが生じ始めた。
本当は、いじめている人達は普通で、私がおかしいのではないかと、思い出し始めた。
それならば、一旦、分かるまで、そのいじめている人達の考え方を真似してみようと思った。
だから、その日から私は、その人達の考えそうな事を考えた。
そして、その考え方が普通なのだと、自分に言い聞かせた。
そうして見る世界は、とても、闇だった。
何故かよく分からなかったけれども、目の上半分の視界が貧血を起こしたように青暗かった。
そうして、立っているのもやっとなくらい、脳の中がふらふらだった。
口の中の味は、とてつもなく、気持ち悪かった。
でも、本当は、その人達の考え方が分かったら、その人達が私をいじめる前に、対応策を考えて先手を打とうとしていた。
それまでの、繋の、対応策だった。
でも、そのその人達の考え方を真似して理解しようという考え方をする事は、私の結構な考え方がとても反発したから、私は精神がおかしくなり始めた。
精神のバランスを崩した。
そうしたら、全てに自信がなくなった。
すると、闇が襲ってきた。
あっという間に、飲み込まれていた。
その人達の、ある事ない事言う内容が、私を恐怖に陥れた。
私は、皆の前で、ある事ない事言うから、皆がそれを信じてしまい、それが、いつの間にか、事実となってしまい、私とその内容を結びつけて考える人だらけの世界になる事が怖かった。
その内容が事実と思っている人達が沢山いるという事は、それが多数決で普通の考え方なのだと思って、私を何も考えずに攻撃してくるかもしれない事を、怖がっていた。
私は、普通の考え方を重視している傾向があった。
平均的な考え方で、人生は良いのだと思っていた。
だから、私の周りの人達が、ある事ない事言う内容に洗脳されていくのが怖かった。
それが普通になってしまったら、私の世界の普通が崩れてしまう事だった。
だから、必死だった。
でも、多勢に無勢で、私は負けた。
私は、心を、彼等に合わせなければいけなくなった。
でも、心の底は、合わせられなかった。
楽しくない時期だった。
私を守る為に、彼等の考え方は、頭の中にいつも置いていた。
ここまでお読みいただき、有難うございました。
もし、よろしければ、次回作もお読みいただけると嬉しいです。




