向日葵、月の尋問
次は私たちの番。
何で、俺はこの2人に睨まれてるんだ?
とりあえず無視して学校に向かおう。
睨んでくる2人を無視して花乃ちゃんと学校へ向かう。
「ちょっと、何で無視なのかな?」
「何が?」
「何がじゃないでしょ?」
こいつは何なの?
吉野さんは吉野さんで氷の冷たさで俺を睨んでるし、、、
「副会長、新城君をお借りしますね。」
そう野川が言うと、花乃ちゃんが俺を見てニコッと笑う。
「ふふ、どうぞ、けどちゃんと返してね?」
「はい、善処します。」
何だ、この会話、、、
俺はまだ誰の物でもないぞ‼️
花乃ちゃんはそう言って、学校へと向かった。
「さて、新城君、昨日の話を聞かせて貰おうかな?」
「話す事は無い、以上。」
本当に面倒くさい、、、早く教室に行こう。
そう言って教室に向かおうとしたら、、
「新城君、昨日の事、聞かせて?ね。」
クールビューティー吉野さんが冷たい表情、声で言ってきた、、、
この娘、本当に俺と同じ歳か?
くそっ、何故か吉野さんには逆らえない、、、
「は、はい、、、話します。」
「じゃあ時間はまだあるから屋上で話しましょう。」
クールビューティー吉野さんがそう言って3人で屋上に向かう。
ただ、謎なのは何故、こんなにも昨日の事が気になるんだ?
だったら我妻さんに聞けば良いのに、、、
屋上に着いた俺はさっそく2人の尋問を受ける事になる。
「さてと、新城君、さっそくだけどさ、私の事は向日葵と呼んでください‼️」
本当にさっそくだな、、、
「何で?」
「アリサちゃん。」
「我妻さん?」
「アリサちゃんって呼んでるでしょ?」
「ああ、昨日、我妻さんに言われたからな。」
「じゃあ私の事も下の名前で呼ばないとおかしいでしょ?」
「何で?」
ピキッ‼️
その瞬間、野川と吉野さんの何かが切れたのが聞こえた気がした、、、
「「呼べ。」」
野川、吉野さんのその一言に抗える力は俺には無く、、、
「はい。」
「じゃあ呼んでみて?」
「ひ、向日葵、月。」
「もう一回。」
「向日葵、月。」
「もっと愛を込めて。」
な、何だ、この新手の拷問は、、、
くそっ、嫌なのに、、逆らえない、、、
ぐっ、ガッツが足りない、、、
「向日葵、月、、、」
「まっ、良いでしょ。」
「これからも呼ぶように‼️」
な、何て屈辱だ、、、
「光君、返事?」
吉野さんは特に怖すぎる、、、
妹の愛華や、日路の妹と同じ怖さを感じる、、、
「は、はい。」
「宜しい。」
俺はよろしくない、よろしくないぞぉーーー
「さて、こっからが本題ね。」
ぐふっ⁉️
本題にも入ってなかっただと⁉️
「ほ、本題は何?」
「アリサちゃんの家で何したのかな?」
デジャヴか?
昨日も同じ事を聞かれたが、、、
「昨日は我妻さんと色々話していただけだけど?」
「色々とは?」
「色々は色々だよ。」
「それを聞かせてって言ってるんだけど?」
何だ、この尋問は、、、
何でプライベートの事まで言わなきゃいけないんだ、、、
我妻さんも嫌だろうし、断固としてこの質問には答えないぞ‼️
俺は口が固いんだ‼️
「いや、プライベートな事だから、我妻さんの許可を得てないんだから話せない。」
よし、ちゃんと言ってやったぞ‼️
俺は間違ってない‼️
そう誇っていると、屋上のドアの方から微かに声が聞こえてきた。
「アリサ、アリサ、アリサ、アリサ、アリサ、、」
⁉️
何⁉️、こ、怖い、、、
声が聞こえる場所を見たら、我妻さんがアリサと俺に向かって言っている、、、
朝からホラーかよ、、、、
そう思っていると、クールビューティー吉野さんが俺に言ってくる。
「大丈夫、アリサちゃんには許可を貰っているから。」
「ね、アリサちゃん?」
「は、はい、、、大丈夫です、、、。」
そろ〜っとこちらに向かってきた。
我妻さん、それはもう貞子だよ、、、
「ひ、光君、、昨日の事を2人に話してあげて?」
「我妻さんが良いなら、、、」
そう俺が言ったら、貞子、もとい、我妻さんの目がギョロッと俺の方を向いて言ってきた。
「アリサだよ。」
「は、はい、、、アリサちゃんが良いなら話します、、、」
「「「宜しい。」」」
俺はこの時、強く思った、、、
転校したい、、、、と。




