育成期間0年7ヵ月4週間
やっと全快した魔獣コッコを叱咤激励しつつ、今日も今日とて訓練に励む。
また倒れられるのは勘弁願いたいが、能力「発火」は、
捨て置いておくには些か勿体無い。
なので、頻度こそ減らすものの引き続きコッコには丸焼きになってもらう。
それが嫌ならさっさとコツを会得しろ、という話だ。
・・・・それはさて置き、現在コッコは獲物を求め平原を徘徊中だ。
最近のコッコは狩ってくる獲物がネズミなどの小動物に変わっている。
量にしても夕飯抜きで充分なくらいは腹に収められるようになった。
これも食い意地が為せる業なのか。
・・・まあ、実際のところは能力「疾走」の扱いが板についてきて、
より機敏な動きへの対応が可能になっただけだろうが。
何にせよ、生命の奪取が今より効率良くできるようになった。
劇的な変化でないにせよ、これで先へ進むための歩みが速くなったことは事実。
うん、実に良いことじゃないか。
それに、生命の奪取によるコッコの強化も着実に成果を上げている。
以前は1分程度だった能力「疾走」の発動継続時間が今では5分以上持つようになった。
もちろん能力の熟練による体力値の消費低減も要因の1つだろうが、
それが大部分を占めているわけではない。
蜥蜴でこれだけのステータス強化に繋がったのなら、
ネズミを食べることで更なる飛躍も望めるというものだ。
・・・・ただ問題なのは、これが最底辺での話ということ。
この程度のステータス強化、ゴブリン一匹喰らえば事足りるだろう。
それは、このニワトリモドキがどれだけ貧弱かを物語っている。
考え方を変えると、強大な魔物に対して生命の奪取を行うことができれば
大幅なステータス強化ができるということなんだが・・・。
そうそう旨い話は転がっていないよな。
コッコは能力【狩猟】を取得。
以降、特定の条件下にて補正が付与されます。




