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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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流れる時間が遅く感じてやっと下校時間。

家に帰るだけなのに、このままあの家に戻る気にはならなかった。


だからといって何がしたいという訳でもない。

だから1番近所の大型の本屋さんに寄った。


田舎特有のなんでも揃う位大きい本屋さんで特に目的がある訳でもないが背表紙を見ているだけ。


そう言えば、岐阜さんはよく本を読んでいると思う。

教室でも、私の部屋でも。


特段読書が好きという訳では無いけど、全く興味がない訳でもない。

最近は読んでないなと思うけど。

漫画や雑誌を読む事の方が多い。


どんな本を読んでいたんだろう。

結局、何も買うことなく店を出る。


考える事に岐阜さんが結びついてきていて、そんなことは無いと戒めるように、思考を振り払うように頭を振る。

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