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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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見つめられている。その視線に耐えられなくて窓のその先へ視線を移す。


雲が多い。鮮やかな青のキャンバスに雑に付け足したような白が華やかだと思う。


生まれてからずっとずっとみてきた空に対してこんな風に思ったことは無い。


目を向けてきてない当たり前だったから。

今じゃなければもっといいものに思えたかもしれないけど、今じゃなければこんな事も思わなかった。


「ねぇ」

「なに」

「……散歩、しようか」

「それが……」

「そう、命令」

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